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NGO福祉団体施設に行ってきました!@演楽胡同の四合院

2011-06-15 01:29:52 | 独り言
先日、日本人のお知り合いのご紹介で、「北京慧灵」というNGO福祉団体の施設を訪問させて頂きました。

「慧灵(huiling)」とは、中国国内において最初に設立された非営利・非政府のNGO福祉団体の一つで、20数年にわたる運営を経て、広東を皮切りに北京市、陝西省、青海省、天津市、重慶市、湖南省、甘粛省、香港それぞれに施設を設立し、中国全国で1000名もの16歳以上の障害者たちが慧灵で活動しているとのことです。
多くの理解者や企業の方々と手を取り合って、障害者たちが自然に社会にとけこめるようにしたり、これまで社会の片隅に閉じ込められていた障害者たちが笑顔を取り戻せるように支援したりしているとのことです。

ご紹介頂きました日本人の方は中国に留学時代の約10年前からこちらのボランティアを続けられているということで、本当にビックリしました。

場所は東2環内の王府井の近くで、東四南大街の「演楽胡同」にあります。


まっすぐ歩いていきます。


右手に見えてきました。


はーい、入口です。


門をくぐるとここは「四合院」の造りになっていて、中国に来て昔ながらの四合院を見学できて少し感動でした。

私が行くと、すでに下は20歳代から上は60歳代までの10名以上の方々が朝のミーティングを行っていました。


皆様すごく温かい心で迎えて下さりましたよ~。

皆さん、何らかの障害があり、普通には仕事ができない方々が集まって、先生方の指導のもと、いろいろな自分に合った作業をして一日をここで過ごしているとのことでした。

シュレッダーの紙くずを一本ずつ丸めて・・・それでレターセットをつくっている方々もいました。


かわいいレターセットの出来上がりです。


紐や石でブレスレットを作っている方もいました。


絵を描いて、それを掛け軸にして作っている方もいました。


そういう作ったものを観光客の皆様に販売して、ここの運営資金を稼いでいるのですが、家賃も高くて継続は本当に大変とのことでした。


お昼ごはんは役割が決まっていて、その仕事をすることによって少しのお給料がもらえる仕組みにもしているとのことでした。


最後は、皆さんで一緒に写真も撮りました。


キッチンもあるので、皆さんでここの施設を使ってイベントなどもしてくださいとのことでした。


私は、「四合院で餃子パーティ」などの企画がいいかな~ぁとも思いました。

お互いがプラスになる関係が作れたらいいと思いますし、自分自身がパイプ役になって関係をつなげられたらいいなぁと思いました。

まずは、北京在住の日本人の方にも接して頂きたいと思い、
6月19日(13~17時)の笑み屋さんのイベント「エコキャンドルづくり」にも、ブースを出して頂き、皆さんが作られた作品も販売して頂こうと思っています。

ご興味のある方は是非見学に訪れてください。

≪NGO福祉団体 北京慧灵≫
北京市東城区東四南大街演楽胡同110号院内
→最寄駅は地下鉄5号線東四站または灯市口站
電話:(010)6404-6631/8402-9532/6525-4398 英語・中国語
日本語でのお問い合わせ:13691012054(大木)
メールアドレス:info@huiling-bj.org
ホームページ:www.huiling.org.cn


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