京のにちじょうさはん ごこう

京都在住19年目の浜っ子の日記。其の弐。

きょうのお稽古

2007年10月10日 | ミーハーがつくる喫茶文化史
きょうも前回同様、中置での薄茶点前と更好棚での薄茶点前のお稽古でした。
いつものごとく、お床拝見から。
そして、中置での薄茶点前から。








まず最初に、お菓子を運びます。
きょうは、鞍馬口の幸楽屋さんの「虫の音」。
ちょんと黒胡麻で表現された虫の様子がとっても楽しいですね。
上用饅頭なので、手で割っていただきます。
京都のあんこ好きならば、幸楽屋さんは、夏のあんこ入りのわらび餅や、金魚鉢でご存じですよね。

そして、足の運び、細水差しの置く位置、蓋置きの置く位置など、いつもとは違うところを確認しながら進めます。
きょうは、いつもの半分の人数でしたので、少し寂しかったかな。
でも、先生方にゆっくり御稽古をしていただけたので、とても贅沢でした。
さらには、御客になったり、
更好棚でのお稽古をみていただいたり。
きょうもたくさんご指導いただきました。
要所要所をもっとゆったりとしたお点前ができるように、心がけたいと思います。


そして、きょうはお稽古を終えたあと、四条河原町に出て、「伊と忠」さんを覘いたり(覘くだけでは終わらなかった(汗)、高島屋さんに汗取りを頼んであった単衣を取りに行ったり。
そしてその間には、高島屋さんに入ってる東洋亭さんで、シーフードのサラダ(S)と(画像を撮り忘れました)、








焼きりんごをいただきました。(秋だわ)
この不思議な取り合わせは、去年お友達と参りましたときにオーダーした取り合わせ。
でもこれが、私のお腹にはちょうどよかったもので。

やっぱり年のせいらしく、
だんだん量がいただけなくなってきたことを自覚しはじめた、
そしてだんだん新陳代謝が悪くなってきたことを自覚しはじめた、
秋のもちやでございました(汗)。