京のにちじょうさはん ごこう

京都在住19年目の浜っ子の日記。其の弐。

涼をいただく

2006年07月18日 | 京のつれづれ


ほうせん」さんでは、こちらもいただきました。
寒天に小豆と白小豆の京しぐれがかけられています。
とても涼しげな一品でしょ。
ご主人いわく、「石清水」をイメージされてたものだそうです。

下鴨の静寂

2006年07月18日 | 京のおさんぽ


きのうからの雨が止まず、出町の賀茂川の流量も大変なものでございました。

きょうは、お友達と一緒に、下鴨の閑静な住宅街の中にある宝泉堂さんの和菓子処「ほうせん」さんに参りました。
涼しげな夏用のしつらえも見事な数奇屋作りのお屋敷で、木々の緑がしっとりとぬれて輝きを増している手入れのいきとどいたお庭を眺めながら、おいしい和菓子とお茶をいただくことができます。ここはとても静かでおだやかな時間が流れています。
わたくしはきのうの祇園祭の余韻にひたるために、「稚児」と名づけられた上生菓子をお願いしました。お稚児さんのお袖をうつしていて、中はこれもお稚児さんが直会でいただく御餅にちなんだ上品な白味噌あんでした。
これはきめ細かく点てられた美味しいお抹茶とともにいただきました。