京のにちじょうさはん ごこう

京都在住19年目の浜っ子の日記。其の弐。

さらに宵山へ

2006年07月16日 | 京のつれづれ


さらに別口の約束で、宵山に戻りました。
どこも大変な人ごみで、いくつか北のほうにある山を見たのち、途中で諦めて帰りました。(余りの人で、鯉山や橋弁慶山にいけませんでした。涙)
それにどこもぽのこちゃんがおっしゃるように、ゴミが多くて興ざめですわ。
この人ごみの中で、歩きながらものを食べていらっしゃるかたも多いし(しかもソースたっぷりの粉もん)、歩きタバコも多いし。危なくてしかたありません。
もう少しマナーを考えてほしいわ。

祇園祭は鱧祭

2006年07月16日 | 京のつれづれ


少しだけ飲み会に顔を出しました。(餃子少年お元気でね)
画像は鱧の香梅揚げです。一応祇園祭なので。(笑)
きょうは生ビールが美味しかったです。

夷川麩屋町の燕楽さんにて。

祇園祭と荷茶屋 ~追加調査その1~

2006年07月16日 | ミーハーがつくる喫茶文化史


きょうの午後は瓜生山の京都造形芸術大学で「喫茶文化史研究会」の日でした。
話のついでに、きのうの祇園祭と荷茶屋の一件をかくかくしかじかと話したところ、
「実はな」とYさんがあることを話し始めたのです。
(この内容は、あしたお伝えします)

それをきっかけに、研究会を切り上げて、タクシーを飛ばして祇園祭にいくことになりました。
まずはお茶席をしているはずの保昌山さんへ。すると、お茶席は今年からなくなったとおっしゃいます。(涙)
せっかくみなさんをお連れしたのにこのままでは帰れないと思い、町のかた何人かに、荷茶屋をご存知かどうかお伺いしました。
すると、保昌山さんでは、いまでも荷茶屋をお持ちなのでそうです。しかし現在ではそれを半分づつに分解して、片方は蔵にしまい、片方は車輪をつけて巡行でつかう荷物入れにしているそうです。
この荷茶屋は、巡行に参加される町の方が巡行の途中でお茶を飲むためにあったそうです。

さらに、杉本家の一部を会所になさっている伯牙山さんにも参りました。ちょうど杉本家の方がいらしたので、荷茶屋について伺ってみました。
すると伯牙山さんにも昔荷茶屋があって、町の裃を着て巡行に参加されている方だけが、山の巡行の合間にお茶を飲むことができたのだそうです。

このように、少し前の祇園祭では、巡行の折にどこの山鉾町でも荷茶屋を出していたようです。

この話は明日も続く予定ですのでお楽しみに(笑)。

画像は伯牙山さんの会所(杉本家)の提灯飾りです。