到着の遅れていたジャイ子さんも、巡行の最初の頃にはめでたく合流できまして、その後恙無く(といいつつ、警官の制止を無視して河原町通りを横断する観光客に腹を立てつつ)、土砂降りの中の、32基の巡行を見届けました。
今回は、荷茶屋の転用が考えられる「御供車」に注目して、すべて画像におさめてみました。でも荷茶屋のそれとわかるものは、太子山と保昌山のふたつだけでした。
もしかしたら、ほかの山鉾でも、布の下に荷茶屋がかくれているものがあるかもしれません。
さて肝心のYさんのおっしゃっていた荷茶屋の茶振る舞いですが、結局わからずじまいでした。恐らく、大雨のため中止になったものとみられます。次回は確実な情報をお願いしますね、Yさん。
そうそう、河原町商店街の法被を着て短パン・ヒールの高いサンダルといういでたちのお嬢さんがたが、紙コップ入りのお茶を巡行のかたや永楽屋のまえを通る人に配っていましたよ。(もちろん これではないそうです。)
さらにジャイ子さん情報では、数年前の『淡交』か『なごみ』で祇園祭の屏風祭の特集をしていて、その中に「製茶図屏風」があったそうです。でもそれがどこの家のものかまでは記憶してらっしゃらないそうです。この情報も『淡交』などのバックナンバーで検索しておいてくださいね、ジャイ子さん。
という具合に、今回の調査は、ふたつの宿題を残す結果となりました。
ということは、わたくしは、来年の巡行も、ここでみなあかんということ?!!!
う、つらい(涙)。
とにかく、4時間半もの間、立ち続けたおかげで、すっかり足の感覚がおかしくなっていました。それにこの人ごみ、めちゃめちゃ疲れました。
よろよろになったわたくしたちは、永楽屋さんのお二階の喫茶室へと直行しました。
(来年に続く?)