育児日記

主に聞きつつ、主にあってこの子たちを育てて行くのは、私の使命です。

良き物を与える主 4

2007-02-17 16:02:22 | Weblog
あれほどまでに望んでいた新しいパソコンとプリンターだったはずが
いざ目の前にすると「買うタイミングを間違ったのでは」
という不安が襲ってきたのだった

もしかしたら来月の生活費に不足が出るかもしれない…などなど
しかし、もう購入してしまったパソコンたち

金曜の夜から早速インターネット接続を試みた
お父さんが、夜中留守だったということもあって
その間にすべてセットアップしてしまう予定だった
彼女には、もちろん「これは大事大事だからね、触っちゃだめよ」
と言い聞かせつつ

説明書を読みつつ、そしてお父さんが帰宅する前にすべて終えられるように
と祈りつつ作業は進んだ
以外に簡単にインターネットは接続でき、プリンター接続も終了
最後はメール開通のみ

しかし、何度かトライするもののうまくいかない
既存のデータをもとにしているのになぜかどこかがおかしいようだ
仕方ない、古いパソコンからデータを拾ってこようと
古いパソコンを立ち上げることに

なるほどこのデータが不足していたのかと気づき
無事にメールも開通
すべてが終了したときになんと
古いパソコンが音を立てて、画面には波が走り、シャットダウン
そう、こと切れてしまったのだった

すべて新しいものに切り替わった時点で、まるでもう自分の
仕事を終えたかのように古いパソコンは動かなくなった

本当に、このタイミングで購入してよかったのだと
ここで確認することができたのだった

もちろん、翌月の生活費もすべて満たされ生活に支障なく終えるのだった

主の最善のときに主が与えてくださったこのパソコンたち
主の働きにどのように活躍してくれるだろうか
主に期待する

良き物を与える主 3

2007-02-16 10:35:47 | Weblog
み言葉が与えられて以来、主への期待が高まった
たとえ、その経済が満たされていたなかったとしても
それほどにまで与えられた神の言葉には力があった

それから、また1ヶ月か過ぎる
いよいよ購入の時期か!と期待するときが来る
まとまった経済が入る予定の日、
○万円以上入ったらすぐに購入しに行こうと決めていた
その足で新宿に向かう予定だったので
彼女も着替えさせて出発

しかし、ふたを開けるとその○万円には届かなかったのだ
またまたがっかり
もう、よくわからなくなってしまっていた
確かに今現在ある経済でパソコンは購入できる
しかし、生活費に多少食い込む可能性があった

決定できないときは一度家に戻って祈ってみよう
と彼女と戻った
来た道を戻っていくときに
「パソコンを買うつもりで出たのに」
という思いがふつふつとこみ上げてくる

帰宅して、とにかく与えられた経済をその月に必要な用途別に
袋に分ける作業をしていた
確かに、パソコンは購入できるけど、もうちょっと生活費のために
残しておきたい
これが正直なところ

その間、彼女はというと
「外に行く~外に行く~!!部屋には入らないの!」
といつになくごねている
知らん振りして作業を進めるも一向に部屋に戻る気配なし

何分もそういう彼女を見ていたが、ふと
「あれ、これは新宿にパソコンを買いに行くようにってことかしら」
と思ったのだった
ただ、単に彼女は外で遊びたかっただけかもしれない
しかし、そのときはなぜかそういう風に思ったのだった

必要なお金だけ握り締めて新宿へ
もちろんお父さんの確認ももらって

その日の夜新しいパソコンと新しいプリンターが
我が家に鎮座していた

しかし、ふと「時期を早まったのではないだろうか」
と不安が襲ってきたのだった
つづく

良き物を与える主 2

2007-02-14 22:22:59 | Weblog
パソコンとプリンターを求める祈りをすると共に
具体的にどの機種がいいのかをリサーチした
いろいろな条件を挙げて販売員の方に相談
そして、決定
その時の価格も見てきた

そのパソコンとプリンターを具体的に祈り求め始めた
しかしなかなか、経済が満たされない

その金額が満たされたときにパソコン以外にもうひとつ
我が家にとって必要なことがあった
これで、パソコンを購入したほうがいいのではと
祈ってみると主はパソコンではなく
もうひとつの方にその経済を使うように導かれた

あと一歩というところから進展しない私たちは
諦めかけていた
それでも、数ヶ月経ってもう一度店頭に並ぶお目当ての
パソコンを見に行った
以前より少し価格は値下げされていた
その時に店員に「あとは買う時を待つのみですね」
と言われた
その言葉がやけに心に残った
そして、一言
「主の時にパソコンが買えるように」
と祈って店を出た

それでも購入の道が開かれない
パソコンが必要なときになぜ与えられない!
こんな状況を主は知っておられるはずなのに!
中古にしたほうがいいのだろうか
もっと安い機種に変えたほうがいいのだろうか
と私はその日落胆どころか怒る思いで教会に向かった

その日、教会で語られた聖書からの言葉
 「どうして求める者たちに良いものを
     与えてくださらないことがありましょう」

その言葉が心に飛び込んできた
そうだ、主はよきパソコンを私たちに与えようとしておられる
中古でもない、新品の私たちの願うパソコンを!

再び私たちはパソコンのために熱く祈り始めるのだった
つづく

良き物を与える主 1

2007-02-13 23:15:38 | Weblog
彼女が歩き始めたころ、とにかくたくさんの物を壊した
手に届くものなら何でも触り、試し、
そしてしまいには壊すというパターン
その中のひとつ、パソコンは私達にとって大きな痛手となった

ある日、冷蔵庫をのぞくとチョコレートらしきものが
しかも、包み紙に包まれていないチョコレートの破片に見えた
誰だーこのまま入れるなんて
と思って手にすると、なんとそれはパソコンのキーボードの一片だった
彼女はそれを剥がしただけでなく
なぜかわざわざ冷蔵庫の中に…

飛んでパソコンを見に行くと確かにキーボードが
見事に剥がされていた
それだけで終わらない
一枚剥がすと簡単に次のキーボードも剥がれるという仕組み
その結果何枚か剥がされることになる

それゆえ、その部分の文字を押す場合一本打ちとなり
時間はかかる
面倒になり我が家のパソコンで書類作成はほとんど
しなくなった

しかし、いつまでもそのような訳にいかない
メールも必要だし、提出しなければならない書類もたまる一方

パソコンだけでなくあらゆる機器類が立て続けに故障していった
独身時代に購入したものはもう買い替えの時期だったのだろう

祈り求めた
とにかく新しいパソコンとプリンター

新しいものが与えられるまで約2年
それは、忍耐のときであった      (つづく)

弱い私

2007-02-12 18:00:15 | Weblog
その日はおなかがすいている状態だった
私の頭の中ではいろいろ帰宅してからの計画を立てていた
すぐに夕飯準備
とにかく簡単にできるものを
麺をゆで、白菜ときのこ類を炒めて、からめる
さらに残っているご飯で…

さっそく部屋に入りキッチンをのぞくと…
ご飯はお父さんが朝、すべて食べて尽くしており
麺はいつの間にか切らしていたようで
すぐにご飯を食べる計画はいとも簡単に崩れ去った
その時点で、私はいらいらモード

そう言えば、冷凍ご飯があったはず!
と冷凍庫を開いて見るも、私と彼女ではちょっと足りない
仕方ない、これで我慢するかと仕切りなおし

ようやく、出来上がって、さあ食べよう!とそのとき
「こぼしちゃった…」
と彼女の声
見ると、ご飯の入ったお茶碗が足もとに見事にひっくり返っている

えーこれしかないんだよ!
どうするの!
だからいつも前きちんと向いてといってるでしょう!!!

私の怒りはピークに達していた
そのとき、私の腕がお味噌汁のお椀に当たって
見事にこぼれてしまった

彼女が「こぼしちゃったの?」
私「…」

そう、人のことなんて言える立場でない私だった
でも母親になって言わなきゃいけない立場でもある
でも、でも本当にそのたびにたくさん自分の弱さを見てきた
しかも、つまらないところで、自分の小ささ、
そして、どうしようもない自分の姿にぶつかるのだった

主は、こうして日常生活の中でたくさんたくさん私を整えてくださる
この弱い私を主は、さらに御心の姿に変えてくださる
その主に期待し、感謝する

具体的な祈りの答え

2007-02-02 23:27:35 | Weblog
彼女はとにかく12月は絶不調だった
一週目高熱から副鼻腔炎
2週目ノロウイルス
4週目中耳炎

その2週目
発端は金曜の夜だった
新学校のクラスを終えて祈祷会に出ていたときに
お父さんから珍しく電話が
祈祷会と知っているはずなのに…と思いつつ出ると
「すでに4回吐いてるんだけど」

祈祷会を終え帰宅して目にしたのは彼女が洗面台で吐く姿だった
実は昨年も彼女はノロウイルスに罹っていた
もしかしてと疑った
もうすでに10回以上吐き続けていて胃液しか出ない状態
彼女の顔は夕方のときと一変して青白く目にクマがあった

水を飲ましてもすべて吐いてしまうため、いよいよ救急受診へ
そして、すぐに祈った
すぐに診てもらえるように
タクシーの運転手の方が良心的な方であるように

行き道はかろうじて動いていた電車で
金曜の夜ということで電車は混雑していた
たった数駅が長く感じた
お父さんに抱っこされた彼女は思い出したように突然吐いた
私の隣にいたおじさんは、それを見て舌打ちしていた

電車から降りてタクシーで病院へ
救急外来に着いてすぐに見たものは怒鳴る男の人だった
その横には小学生ぐらいの女の子が横たわっていた
「何度もはく子供が要るって言うのに
1時間も待たせるって言うのはどういうことなんだ!」
ロビーに響き渡っていた

どうやらちょうど他の急患の方が立て続けに来たようで
その親子はそのまま待ち続けていたようだった

私たちはその光景を目の当たりにして
「当分待たなきゃいけないみたい 感謝だね」
と覚悟した

ところがだ
急患の手続きをして5分後私と彼女は先生から問診を受けていた
名前を呼ばれたとき私たちはちょっと信じられなかった
よくわからないまま部屋に入るとやっぱり私たちの順番だった

そしてなんと15分もしないうちに病院を出ることとなる
こんなに早く終わっていいのだろうかと思うほど

とはいっても終電は過ぎタクシーを見つけることに
大きな道路に出てもなぜかどんどんタクシーは走り去っていく
やっと乗り込んで帰宅
話を聞くとこの辺で乗るお客さんは最寄り駅まで距離がないので
乗せてもお金にならないから乗せないとのこと

私たちは最寄り駅ではなく自宅までだったため少し距離があった
その運転手さんは
「まあ、こうやって他のタクシーの方が通り過ぎてくださったおかげで私があなたたちを乗せることができて助かりましたよ
ちょうど、そっち方面に戻るつもりでしたから」と
逆に喜ばれた
我が家までの道も近道を知っていたようで細い道をすいすいと通り抜けてあっという間に到着

家に無事着いてから気づくのだった
あの二つの祈りは確かに聞かれたと
主はこの許された状況の中で本当に守ってくださっていた

そして、何より金曜日の夜はいつもお父さんはいない
1ヶ月に1回だけはいる
その日に彼女は体調を崩し、家族で病院に行くことができた
もし、お父さんがいない状態で吐き続ける彼女を
うまく病院まで連れて行けたかと考えると
この許された時さえも主の御手を深く感じる

この主に感謝する