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アルプスの少女ハイジ取材記その2

2007年07月02日 06時52分59秒 | 育児
涙を美しい花に
 「子どもと子どもを愛する人たちのための物語」 作者シュピーリはハイジのメルヘンの扉にこう書いた。この児童文学が世に出てからもう一世紀以上の歳月が流れる。これほど世界中の人々に読みつがれている名作も少ない。シュピーリは、いつも、悲しい涙を美しい花で描く。ハイジはメルヘンの中で、人を慰め助ける。人は、いつも、やさしさや慰めを求めて生きていくほど、心は弱いものであろうか。
 シュピーリの言葉に、一しずく、また、二しずくの涙がそなたの目から落ちようと、忘れたもうな、あすは日曜日、となれば、何ごとも忘れられるものを。(日曜日に、高橋健二訳)ある。彼女は念願どおり、その日曜日に神のもとに永眠した。七十四歳。
 確かにハイジのメルヘンは、人の心を温める。それは、作者のシュピーリが、だれよりも、さびしがり屋でやさしさを求めたからかもしれない。

※ Blog画像は「物語に登場するデリフリ村の水のみ場・作者のシュピーリ」、そして授業の教材になっている絵本「毎月のお話・パピーちゃん絵本」のキャラクター、主人公の「パピーちゃん」です。

(以下、いつものように元気CMです)
※「毎月のおはなし・パピーちゃん絵本12巻」(作絵:五十野ファミリー/発行:株式会社メイト)は各冊776円。1~12月の全12冊で9,312円。お申込みは、お電話にてTel / 048-250-1501 株式会社メイト『パピーちゃん係』へ。書店やWEBではお求めになれません。

※ パピーちゃん絵本は出版から19年目。特色は「声に出して読みたい!」それから「美しい日本の四季と美しい日本語」絵本で、読み聞かせにふさわしい絵本です。どんな内容の絵本か?全12冊・全ぺージにわたってホームページ「パピーちゃん!五十野惇フォーラム」に紹介されています。動画(ムービー)でもご覧いただけます。また、西本鶏介先生(児童文学評論家・作家)が書かれた詳しい解説、それから購入方法などもお知らせしております。


※なお、名作童話のふるさとを訪ねる旅は、ホームページ「パピーちゃん!五十野惇フォーラム」の「NHK海外取材番組・童話の国々・取材記」でもご覧いただけます。

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4 コメント

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授業の課題 (さる)
2007-07-03 01:24:11
 私は本を読んだことはありましたが、作者のことは初めて知りました。なので、子どもたちには、ただ内容を読んでるのではなく、子どもたちに語り手や登場人物になって読んでもっらたり、その後に登場人物の気持ちを聞いてみたりしたいです。そして、最後に作者についてどういう人だったのか、どういう考えを持っていた人なのかなども教えてあげたいです。
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Unknown (わい)
2007-07-04 01:32:21
アルプスの少女ハイジは誰もが知っていて、すごく心が温まる作品ですよね。今日たまたまCATVでアニメがやっていたので見てしまいました。ハイジの純粋さや健気さ、優しさには癒されます。この作品は作者のそういう気持ちが込められてるからこそいつまでも輝き続けるんだろうなと感じました。
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ハイジ (キャロット)
2007-07-10 22:40:50
私の家には「アルプスの少女ハイジ」のビデオがあり、小さい頃はセリフを全て覚えてしまうほど何回も繰り返しみました!
ハイジは目の見えないおばあさんのために壊れていた窓を直してあげたり、足の病気を患っていたクララが歩けるようになるまで励まし続けるとても優しい心を持っています。
この物語を子どもたちに読むことで、"人に優しくすることの大切さ"を伝えられたらいいなと思います。
また、ハイジの物語に出てくるように、子どもたちと自然の中を散歩して花飾りをいっしょに作ったり、小鳥や動物を見つけたりしてみたいです!!
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ハイジ (1PE55)
2008-07-02 10:53:21
アルプスのハイジは本当に有名で、とても心温まる作品ですね。
これから生まれてくる子ども達にも見せてあげたら良いと思います。
そしたら、ハイジみたいな優しい子に育つと思いました。
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