「栓抜きない?」
ふだん家では缶ビールな人である私は、栓抜きのありかをよく知らなかったりするのだ。
と、無言でガサゴソと何やら探す妻。
「返事ぐらいすりゃええやろが」と思いつつも、ぐっと抑えて待つ私。
と、これまた無言のまま(だがニコニコ笑いながら)差し出された栓抜き。
十数年前、長女が村の教育事業でオーストラリアに行かせてもらったとき、私に買ってきてくれ、しばらく愛用していたものである。
こんなものを親父への土産にしようと思う中2(当時)の少女も少女だが、思わせる父も父。
そして、またぞろそれを持ちだして、ニコニコ笑う妻も妻なのだ。
(ちなみにお尻が微妙にこすれているのは、けして私が撫ですぎたからではありません。念のため)
有限会社礒部組が現場情報を発信中
発注者(行政)と受注者(企業)がチームワークで、住民のために工事を行う。
三方良しの公共事業実践中!