カユミン軟膏をご存知だろうか。
じつは私、虫さされに弱い体質で(しかもそれは加齢とともにひどくなる)、キンカンとカユミン軟膏を弁当袋に常備しているのだ。
先日のこと、昼飯を食い、やりかけていた調べ物をしながら歯を磨こうと弁当袋をガサゴソと探り、おもむろに歯を磨いていると、
(この時、意識は完全にネットのほうに)
なんだかやたらメンソレータムな味がするではないか。
「あれ?あいつ歯磨きチューブ変えたんかなあ」と思いながら、また磨く。
「ん?そういえば」
むむっ、泡立っていないではないか。
(ここでやっと気づく)
「ンゲォー」と、声にならない声を上げながら洗面台に直行する私。
その夜、家に帰るなりこれを報告する私に、
「胃痛が治るかもね」
と冷たく言い放つ妻。
その答えに感心し、
「うん、案外あるかもしれんな」
とうなずく私なのだった。
じつはこれ。
ブログのネタにするにはあまりに哀しすぎる実話ですので、
事件当初は妻にだけ言って葬り去るつもりでした。
ところがよく考えてみると(ってそれほど考えてないが)、こうやって晒しの世界に自らを置いている身としては、こんな絶好のネタは、やはり滅多にないのでございます。
ということで、葛藤を乗りこえ公開の運びとなりました。
どうぞ遠慮なしに、笑ってやってくださいな ^^;
しかし、ふつう間違うか?