『愛は性別や条件のカタチを超えた｢神聖の中庸バランス｣』だと識る道が、愛の錬金術！！

　質問・長年付き合っていた彼氏が
実はバイセクシャルだと知りました。

　私と平行して同性とも交際してい
たんです。それなのにこの春、家の
両親に挨拶に来たんですから。

　大学時代の友人に聞いて彼を問い
詰めたら、｢どちらも好きだから別れ
るつもりないし、同性なら浮気じゃな
い｣と開きなおられました。

　頭にきたからこちらから三行半を
突きつけてキッパリと別れました。

　携帯もすべて変えて無視していま
す。でも毎日情けなく、やるせない
気持ちでお酒を飲まないとやってら
れなくなりました。

　こんな私は今後どうしたらいいで
しょうか、教えてください。




　叡空・恋愛の形や感じ方は人それ
ぞれで異なるもの。

　恐らく｢彼にとっての自然な恋愛｣
はバイセクシャルなのだろう。

　ただ、二人の恋人を同時に持つこ
とを『例え同性恋愛であっても』あ
なたが違和感を感じることは理解で
きる。

　彼の｢同性なら浮気じゃない｣とい
う言葉の端々から都合がいいマイン
ドの波動を感じるから。

　戦国時代の愛のカタチは、妻と側室
の他に同性の小姓を愛でることは武士
の嗜みとされていたようだが。

　恋愛とは時代や地域で『性別常識や
条件形が変わる』もの。

　だが、愛する人への想いは『条件
にもカタチにも左右されることはない』。

　例え相手に裏切られても『相手の歓び
があなたの歓び』と感じられるはず。

　なぜなら『想いのなかで自分の存在が
消えているのが愛』だから。

　｢それ｣は母親が子供に『見返りを考え
ずに注ぎ続けることで無為の歓びを感じ
る』ものに似ている。

　だから、あなたは『彼のことが好きだ
ったが愛していなかった』。

　愛に昇れず、ただ恋に堕ちただけ。

　『人生には過ちは存在しない』。
『どんなに問題と感じた事柄でも学び
の翼に変えて飛翔すればいい』から。

　今のあなたは『怒りや痛み、混乱を
避けたい一心』でお酒を飲み続けてい
る。

　ハートの痛みを感じたくない思いだ
けで。

　それが『今は日課となり｢無意識
のマインドの呪縛、習慣化｣』して
きている。

　無意識の行動はやがて、あなたの
『マインドマップとなりハートを破
壊する』破滅の道へと繋がるだろう。

　あなたのハートの煌めきにフィル
ターをかけるものは『痛みを感じる
ことを避けるお酒やドラッグ快楽』
だ。

　だが、自分のハートを信頼すれば、
｢それ｣の愛の深さは、人生に『同じ
愛の波動を持つ相手との相互遭遇』
を生むことになる。

　『類は友を呼ぶ』のが古今東西の
『宗教理学の波動原理』だから。

　やるせない痛みのなかに在る
『今だからこそ』感謝内観と
『それでも、私達は愛そのものだ』
の言霊を唱えてみなさい。

　『愛の言霊錬金術』は決して信じ
る必要はない。ただ自分で笑いなが
ら｢試せばいい｣。

　それが『宗教でない｢理学｣』だか
ら。

　やがて潜在意識に浸透して生じる
『神聖の中庸バランス』があなたの
ハートを曇らせ、闇を呼び込むフィ
ルターを消し去ることになる。

　あなたも『最初から永遠の魂を識
っている』愛の錬金術師なのだから。
合掌