自分を愛し『抜く』ことで人に役立つ!!

質問・私は介護施設に勤めています。彼はケアマネージャーをしています。

利用者様や彼のために、喜ばれるようにしてるんですが、いつも空回りで辛いです。どうしたらいいですか。

叡空・あなたは、人の為に「なろう」と「努力している真面目」な方だ。

それが不自然な葛藤を生んでいる！

「人」の「為」になるとは、まさに『偽り』。それは、「無意識の思考束縛」。あなたのハートを縛る鎖。

真面目さはハートの翼を奪う教えであり、道徳の罠だ。

『真剣さ』は真面目さとは違う。それは、誰かに教えられた『受動的思考行動』ではない。

ハートの『極で感じる能動的行動』湧き起こる行為だからだ。

叡空が恋愛瞑想を一つの道に提案する理由は、まさに『そこに在る』。

知性、思考では抑え切れない想い。ハートから湧きあがる恋心は自然な魂の流れ、意識の大河に繋がる道になりうるものだから。

しかし、それは大我にも繋がる危険な道だ。なぜなら、愛に昇れず恋に墜ちることの方が多い「道なき道」だからだ。

あなたは、自分を愛し『抜き』なさい。自分を「愛し抜くこと」はナルシズムではない。

ナルシズムとは「自己愛に『留まる』。ハートから愛が「溢れることがない」限定された思いだ。

自分を愛し『抜く』とは、『覚悟が在る思考を超えた極限の行為』。

まず、誰かの為になることを『考える前に』、あなたが『今ここ』で、できること「楽しめる行為」を『突き詰め』なさい。

それは、施設利用者のおむつを替えることかもしれない。食事介助かもしれない。

あなたが『無我』夢中になれる行為を探し、行動することだ。

『考えることなく行為していることを』探して観なさい。

アートを極めた人達からは、なぜか伝わる『想い』がある。

それは、周囲の「評価や眼を気にせず『ただ好きだから、その道を極めたいから、ハートから湧き上がった行動を突き詰めた』だけ。

そのアートは『結果的』に人々への「魂の響き」になって感動として伝わった『無我の行為』だ。

だから、自己に愛を感じる『行動を突き詰める』ことは、「結果へのこだわりと自分の「思いの枠」を超える。

気がついた時『溢れ出る愛の道』に、あなたをいざなっているだろう。

愛する人への『極限で生じた無我の祈り』で、恋が愛に変容する『愛の錬金術』のように。合掌