へそ曲がりの真っ直ぐ日記

反日の韓国と中国、国内の反日マスコミを斬る

防空識別圏・・・中国にナメられる日本

2013年11月24日 | 日記
中国が尖閣諸島上空を含む東シナ海に、防空識別圏を設定したという。

昨夜、TBSの「情報7days ニュースキャスター」を見ていて初めて知った。

「これは大事(おおごと)ではないか?」と思ったが、番組では防空識別圏の意味も伝えず、その影響にも触れず、短く扱っただけ。共同通信の配信ニュースをそのまま簡単に伝えただけなのだろう。やはりテレビニュースは底が浅く、とりわけ「 ニュースキャスター」は、ビートたけしのつまらぬおふざけを、みんなで笑い合う娯楽番組なのだと思わざるを得なかった。(最近のたけしのやることはつまらなくないか?番組はいっぱい持っていて、稼いでいるようだが・・・。)

WIKIによると、

防空識別圏(ぼうくうしきべつけん、Air Defense Identification Zone、ADIZ)とは、国などの防空上の理由から設定された空域のことである。英称の頭文字から「アディズ」や「エイディズ」と呼ばれることがある。大半はアメリカ軍によって設定されているが、アメリカ軍の被占領国や保護国が慣例として使用し続ける場合もある。日本国の防空識別圏は1945年にGHQが制定した空域をほぼそのまま使用しており、航空自衛隊の対領空侵犯措置の実施空域に指定している。

他国との中間線付近には防空識別圏外側線(アウターアディズ)が設けられ、国外からの航空機の侵入を警戒するほか、領海線付近にも防空識別圏内側線(インナーアディズ)が設けられ、国外への不法渡航が監視されている。防空識別圏内を飛行する際は、飛行計画を航空管制機関に提出することが義務づけられており、 止むを得ず事前に提出された飛行計画と異なる飛行を行う場合は、航空交通業務機関及び自衛隊レーダーサイトに通報しなければならない。また、防空識別圏内で飛行する場合は常時レーダーサイトに監視されており、121.5MHzまたは243MHzの航空無線に応答できるよう取り決められている。

けさの読売新聞は、1面でこう報じていた。

【北京=五十嵐文】中国国防省は23日、東シナ海に防空識別圏を設定したと発表した。
沖縄県・尖閣諸島の上空を含んでおり、日本が既に設定している防空識別圏と大きく重なる。同省は、防空識別圏に入った航空機には軍用機で対応する方針も示しており、尖閣諸島上空で日中間の緊張が一層高まるのは必至だ。

 中国が防空識別圏の設定を発表するのは初めて。国防省が公表した声明や公告によると、防空識別圏を飛行する航空機が中国側の指令に従わない場合、「中国の武装力が防御的な緊急措置を講じる」と明記。事前通報のない航空機などが入ってきた場合、軍用機が緊急発進して対応する方針を示した。


尖閣を奪い取るため、度重なる領海侵犯に加えて、空でも威嚇、脅しをかけようとの腹なのだ。海上自衛隊護衛艦へのレーダー照射事件の例でも分かるように、憲法9条の制約で先制攻撃ができず、やられた場合の反撃しかできない日本の足元を見透かしているのだ(攻撃されたら、もうそれで終わりなのだが・・・)

いくら自衛隊機がスクランブル(緊急発進)で飛んできても、(中国側が)先に手を出さなければ、攻撃して来ることはない。相手が先に手を出してこないと分かれば、恐れるに足らず。どんな挑発でもできる。あざけり、せせら笑っているのだ。

早速?中国は23日、東シナ海上空の情報収集機2機を飛ばしてきて、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進した。今回は領空侵犯はなかったが、いつか領空も侵犯に及んでくるだろう。その時、日本はどうするのか?

読売は、<習政権、危機感あおり譲歩迫る?防空識別圏設定>と、中国側の狙いを解説する。
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20131124-OYT1T00184.htm?from=popin

 【北京=五十嵐文】中国国防省が23日、沖縄県・尖閣諸島を含む東シナ海に防空識別圏を設定したことで、尖閣諸島上空で自衛隊機と中国機による不測の衝突の危険が高まり、対立が続く日中関係にさらなる緊張をもたらした。
 習近平シージンピン政権は、尖閣諸島の主権を主張するため一方的に危機感をあおり、安倍政権に譲歩を迫る構えとみられる。


産経は、<日本政府が中国に厳重抗議 防空識別圏設定で 防衛相「大変危険な行為」>と報じた上で、いち早く社説でも取り上げた。

<【主張】防空識別圏 中国は挑発の責任負うか>
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20131124-OYT1T00184.htm?from=popin

中国は、空の守りを固めてきた日本の実効支配を突き崩したいのだろう。識別圏が重なることで、両国のスクランブル機が接近しかねない。不測の事態が起きた場合の責任は、すべて中国が負わなければならない。

尖閣奪取を図ろうとする中国の意図は露骨だ。自衛隊や海上保安庁をはじめ政府一体で、領土や領海、領空を守り抜く態勢の整備と覚悟が求められている。

社説で、中国の無謀を非難するのは、日本の新聞として当然である。産経に続いて、他の新聞も今後、社説で取り上げていくことだろう。

領土問題では、竹島の日の政府式典や首相の出席を非難・けん制したり、尖閣の国有化が中国を刺激したと難じる朝日、毎日、北海道新聞(地元沖縄の2紙も)などのサヨク反日新聞が、この問題をどう論じるのか見ものだ。まさか、また「日本に非あり」と主張するのではあるまいな。

●きょうのおすすめ

産経の<「中国に親しみ感じない」8割超で過去最高 外交世論調査 日韓関係「良好でない」も高水準>
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131123/plc13112317010008-n1.htm

内閣府が23日に発表した「外交に関する世論調査」で、中国に「親しみを感じない」と回答した人が80.7%(前年比0.1ポイント増)となり、昭和53年の調査開始以来、過去最高となったことが分かった。韓国への親近感も低く、日本と両国との最近の関係冷え込みを反映した結果となった。

 日中関係について「良好だと思わない」は91.0%だった。中国で反日デモが相次いだ昨年の調査(92.8%)に次ぐ過去2番目の高さだった。
 韓国に対しては58.0%が「親しみを感じない」と回答した。昨年の調査から1.0ポイント減ったものの、過去3番目に高い結果となった。日韓関係が「良好だと思わない」は76.0%。昨年(78.8%)に次ぎ過去2番目の高さだった。


中国嫌いが80.7%というのは分かるが、韓国嫌いがわずか58.0%というのは、腑に落ちない。韓流スターに現を抜かす、現実知らずのオバタリアン(古い?)どもの仕業か?

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