facebook友(丸10年)~佐藤喜美子(Vo)所属・モガレトロジー(モガレト)
第2回 モガレトチャンネル トーク&ライブ生配信
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便利な果物レモン ~ JW.ORG
医薬品,汚れ落とし,殺菌剤,化粧品にもなる産物をイメージできますか。
食べることも,果汁を飲むことも,オイルを抽出することもできます。きれいな色の皮で包まれ,世界各地で手に入り,値段も高くありません。
皆さんの家のキッチンにもたぶんあるでしょう。それはレモンのことです。
レモンは東南アジアが原産地であると考えられています。そこから徐々に西方に,地中海方面に伝わりました。レモンの果樹は温暖な気候でよく育ちます。
アルゼンチン,イタリア,スペイン,メキシコで,さらにはアフリカやアジアの一部でよく育つのはそのためです。
品種や場所にもよりますが,1本の木で1年に200個から1,500個ものレモンが取れることもあります。栽培種はさまざまな時期に開花するため,1年を通じて実を収穫することが可能です。
イタリアに根づく
古代のローマ人がレモンを栽培していたかどうかは,意見が大きく分かれています。同じ柑橘類であるシトロンがローマ人に知られていたことを示す,文献の記録はあります。
シトロンは,大きなレモンによく似ています。ローマの歴史家である大プリニウスは,著書の「博物誌」の中で,シトロンの木とその果実を詳しく取り上げています。
とはいえ,著名な専門家たちは,レモンもローマ人に知られていたと見ています。数多くのフレスコ画やモザイク画に描かれているのは,シトロンではなくレモンのようだからです。
そのよい例は,ポンペイで発掘された邸宅です。適切にも“果樹園の家”と呼ばれるその家にはさまざまな植物が描かれており,その中にレモンの木もあったのです。
もっとも,当時のレモンは外来の果樹とみなされ,もっぱら薬用に用いられていたと思われます。レモンの栽培が容易だったのか,また広く行なわれていたのかどうかは,知りようがありません。
夏が長く続き冬も温暖なシチリア島は,レモンを含む柑橘類の主要な産地です。レモンは他の地方でも,主に海岸沿いで栽培され,質の良い果実が育てられています。
ナポリの南に,美しい町ソレントがあります。 そこからさらに南にアマルフィ海岸があり,40㌔に及ぶ見事な海岸線が続いています。
海岸沿いの入り江には,アマルフィ,ポジターノ,ビエトリ・スル・マーレなどの町があり,絵になる光景です。ソレントとアマルフィ海岸で取れるレモンには,この一帯で生産されたことを証明する表示が付けられます。
地元の人々がレモンの木を保護しようとしているのも,うなずけます。それらは山の斜面の段丘を生かして植えられるので,たっぷりの日ざしを浴び,果汁を豊富に含む香り豊かな実を生み出します。
レモンは狭い場所でも育てられます。日の当たるベランダで鉢植えで育てることができ,観賞用にもなります。レモンは,日当たりのよい,風の来ない環境を好みます。暖かい所で壁沿いに置くのが理想的です。
冬に気温が大きく下がるようなら,ビニールで覆ったり屋内に入れたりする必要があります。
用途は広い
レモンをどれほどよく使いますか。スライスしたレモンを紅茶に添えたり,ケーキを作る時に皮や果汁を使うこともあるでしょう。搾ってレモネードにすることもできます。
世界じゅうの料理人がレモンを切らさず,さまざまなレシピに使います。ところで,レモンの汁を殺菌剤として,あるいは染みを抜くために使ったことがありますか。
まな板をきれいにし殺菌するため,レモンを半分に切ってこすりつける人もいます。染みを抜いたりシンクを洗ったりする時に,漂白剤の代わりに,レモン汁と重曹を混ぜたものを使う人もいます。
さらに,半分に切ったレモンを冷蔵庫や食器洗浄機に入れておくなら消臭効果があると言われています。
レモンからはクエン酸も得られます。天然の保存料として,また食品や飲料に酸味を加えるために使われます。レモンの皮の黄色い部分と白い部分から得られるペクチンは,
食品を加工する際に,とろみをつけたりゼリー状にしたりするために用いられます。加えて,皮から抽出されるオイルは,食品や医薬品や化粧品に使われます。ほかにもたくさんの用途があります。色鮮やかで香り豊かなレモンは確かに,便利な果物です。
ビタミンC
ビタミンCは体の成長と維持に欠かせません。幸い,緑の葉菜類,トマト,ピーマンやパプリカ,クロフサスグリ,イチゴなど多くの食品に含まれています。
ビタミンCは柑橘類に豊富に含まれ,レモンはもちろんその代表格です。レモンに含まれるビタミンCの量は,さまざまな要素に左右されます。果樹の生育環境,果実の熟れ具合,また木のどの部分に付いていた実か,ということにも影響されます。
健康な成人の場合,ビタミンCを毎日約100㍉㌘摂取するように勧められています。普通の大きさのレモン1個で,1日に摂取するよう勧められているビタミンCの約半分を補給できます。
世の多くの人たちは、
自分たちの知能だけで宇宙のなぞをすべて解明できるとする、
自分たちで何でもできる、傲慢・高慢な人が多く見受けられます。
人間がすべてを理解し、すべてを知っていると信じ、自らを自然と世界を支配する者と呼ぶ現代人のごう慢さ。
「誇るのは間違いですか」
誇りは七つの大罪の第一のものである、という昔ながらの格言があります。とはいえ今日、そんな考えはあまりにも時代後れだとする人が大勢います。
21世紀を迎えようとしている今、誇りは罪ではなく価値あるものとみなされているのです。
しかし、聖書の中で言及されている場合、誇りは大抵、好ましくない意味合いを持っています。
聖書の「箴言」の中だけでも、誇りを非とする箇所が幾つかあります。例えば,箴言 8章13節は、「自分を高めること、誇り、悪い道、ゆがんだ口をわたしは憎んだ」と述べています。
箴言 16章5節には、「すべて心の高慢な者は神にとって忌むべきもの」とあり、18節では、「誇りは崩壊に先立ち、ごう慢な霊はつまずきに先立つ」と警告されています。
害となる誇り
聖書の中で非とされている誇りは、過度のうぬぼれ、自分の才能や美しさ、富、教育、地位などについての常軌を逸した優越感と定義できます。
それは、侮べつ的な振る舞い、自慢すること、不遜またはごう慢な態度に表われるかもしれません。自分を重要視し過ぎると、必要な矯正を受け入れることができなかったり、
過ちを認めることや謝罪すること、譲歩すること、面子を失うことを嫌がったり、だれかの言動にむやみに腹を立てたりするかもしれません。
高慢な人は、いつでも物事が自分のやり方でなされるように、さもなければ何もなされないようにと言い張るかもしれません。
そのような態度がしばしば何らかの個人的な対立を引き起こすことは容易に理解できます。人種的、あるいは国家的誇りによって数え切れないほどの戦争や流血が生じてきました。
聖書によると、誇りという問題のために、神の霊の子の一人は反逆し、自らサタン悪魔となってしまいました。クリスチャンの長老の資格に関してパウロはこう助言しています。
「また、新しく転向した人であってはなりません。誇りのために思い上がり、悪魔に下された裁きに陥るようなことがあってはいけないからです」。
(テモテ第一 3:6)
「あなたは神の園であるエデンにいた。あなたはあらゆる宝石で飾られていた。ルビー、トパーズ、碧玉、かんらん石、しまめのう、ひすい、サファイア、トルコ石、エメラルド。石を留める枠や台座は金でできていた。それらはあなたが創造された日に用意された。私はあなたを任命し、保護を与える選ばれたケルブとした。あなたは神の聖なる山にいて、燃える石の間を歩き回った。創造された日から、あなたの歩みには非の打ちどころがなかった。あなたの中に不正が見いだされるまでは。交易が盛んになると、あなたは暴力に満ち、罪を犯すようになった。そのため、保護を与えるケルブよ、私はあなたを汚れた者として神の山から追い出し、燃える石から遠ざけて滅ぼす。あなたの心は、自分の美しさのゆえに傲慢になった。あなたの知恵は、輝かしい栄光のゆえに腐敗した。私はあなたを地上に投げ落とし、王たちの前で見せ物にする」。
(エゼキエル 28:13~17)
誇りがこうした結果になるのであれば,神が誇りを非としておられるのも当然です。