ゾッと～なる話？

今日も相変わらず暑いこう暑いと何か涼しくなるような話をしよう～。
昔・私が子供の頃、母が夏になると部屋を暗くして話してくれた話。
母の親戚のおばさんが、山道を荷物を背負い上がっていくと、
傍らで何か「ガサガサ」と笹を掻き分ける様な音がした。
おばさんは、野放しにしてある鶏がエサでも探しているのだろうと思って、
あまり気にしていなかったが、だんだん音が近付いてきたので、
振り向いた。すると「白い着物を着た若い女」が笹を掻き分けながら、
山の上にある一軒の家の勝手口に入っていったととたん「消えた」・・・・
おばさんは、驚いて！腰を抜かしそのまま家に這って帰ったそうです。
その後その家では生まれたばかりの乳飲み子が急にひきつけをおこし「死んだ」と
大騒ぎしていたそうだ。後で事情を聞くとその家は先日嫁さんが子どもを生んで
すぐに亡くなり、子どもがお乳を飲みたがって鳴いているのを墓場の影から
聞き、子どにお乳を飲ませたくって連れに来たのだろう。そして連れて行くよと
丁度そこに通りかかったおばさんに姿を見せたのだろうと人々は行っている。
その後子どもの埋葬にお墓に行くとお墓の真ん中が割れていたそうだ。
子どもの頃この話を聞くと、怖くて「トイレ」いけなかった。