縁起が悪い黒い蝶

昨日の朝洗濯物を干しに庭に出ると・・・
曇り空の中真っ黒な蝶・・・クロアゲハ、オナガアゲハ、ジャコウアゲハ？
名前は分からないが飛んで来て、庭の生垣の貝塚伊吹に止まった。

黒い蝶が、曇り空の中に飛んでくると何か異様な雰囲気がしてくる。

そう言えばその色から黒色は縁起の悪い蝶とされているが、
私はシックで好きな色だと思っている。

近づいて取ろうとした瞬間・・・
私の気配を感じたのか真っ黒なアゲハチョウは飛び去った。

まるで私をあざ笑うかのように・・・。

朝からエロさんと食事の事で言い合いになり、
ばかだの、ちょんだの、野呂間だのと言われ、ムカついていてのに・・・
今度は蝶まで、あざ笑うとは・・！
ムカつく

黒のアゲハを見てからはやる事なすことついていない。

私は信じたくないが・・・
やっぱり黒い色の蝶が飛んでくると縁起が悪いのかな？

何だか当たっている様な感じもするが

アッ！ご隠居が・・・

歯を磨きながら外の景色を眺めていると！

道を挟んだ向かい側の家の植木の傍に、
着物を着たお年寄と犬が散歩の途中道を
横断しようとしているように見えるが

今はあまり見かけなくなった着物姿で・・・

何だか昔のご隠居さんと言った風貌だ。

何か気になって眺めていたが！
私も物好というか・・・暇人というか？暫く眺めてた。

なかなかご隠居さんも犬も動こうとはしないで、
車の行き来を眺めているだけだ。

何で？道の傍に犬を連れて立っているのだろう・・・
犬もご隠居さんの横で静に寝そべっているだけ。

なんか気になり、原因の追究に外に飛び出した。

すると今まで向かい側にいたはずのご隠居と犬の姿が消えている。

周りを見渡してもどこにもいない。

ただ道を挟んだ向かい側の庭には植木と石があるだけだ。

なんか狐に化かされているような気分で・・・
もう一度、窓越しから眺めると・・・・

やっぱり！ご隠居の傍で犬が寝そべっている。

これって私の目の錯覚だろうか？

それとも私の思い過ごしと言う能力が働き、
ありえない物を可能にしたんだろうか

道を挟んだ向かい側の家の庭の植木は・・・
今でも私には「ご隠居と犬に見えるが！」

駄菓子屋

最近殆どみかけなくなった、駄菓子屋。

昔は、小さな町に１つ２つあった。
私の家も道を挟んでむかい側にありました。

親から貰った１０円玉を握り締めて通ったものです。
フーセンガム、飴玉、ラムネ、せんべい・・・なんか～。

先日スーパーモールの一角にある駄菓子屋を覗くと・・・・

変わらぬ温かさ、素朴さー。

駄菓子屋はいくつになっても、
立ち寄りたくなる魅力があるものです。

空しい

先日汗や蚊と戦いながら何とか無事終った草取り。

雑草達も観念したのか、庭の片隅で萎れている。
いつもはこのまま片隅にほって置くのだが・・・

でも待てよ！

このままにしておくと、また雨の助を受けて、
再び元気を取り戻すのではと不安が生じた。
先ずは・・・
庭に穴をほって萎れた雑草を埋めたり・・・（エコ？）
残りの小さな物はゴミ袋に入れてゴミとして出すことにした。

これで、我が家の庭も少しの間は、雑草から解放された。
ハッピーエンドの一瞬だった。

ところが夕方になって急に・・ザー、ザー、ザー・・・・雨が降り出してきた。
この何日か夕立も雨も降らなかったので安心していたが・・・

我が家は道より土地が低いため大雨になると側溝から溢れ出した水が、
逃げ場を失って・・・我が家の庭に集まってしまい沼のようになってしまいます。
少しの間孤立状態が続きます・・・。

何だか胸騒ぎがして来た。
先日のような大雨にならないように祈っていた。

ところが祈りのかいもなく・・・大雨になってきた（先日ほどではないが）。
でも雨は程なく止み少し安堵した。

次の朝起きてみると・・・
昨夜の雨で我が家の庭は見る影もない有様になっていた。

側溝や近くの店、裏の畑から流れてきた、麦わらや雑草、
ジュースやビールの空き缶、ゴミ、旗の台までもが散乱していた。

どうせ置き土産していくなら札束でも置いていって、くれればいいのに・・・
やっぱり金に縁のない家は札束は流れてこないものだ。

込み上げてくる空しさで心がパンパンに膨れ上がり・・・
もう片付ける勇気も湧かない有様です。

おはじき

昔懐かしい伝承の遊び「おはじき」。
ガラスで出来た平たい玉、１㌢～１、５㌢程度。透明なものや、
その中に小さな模様が入ったものもある。

私が子供の頃は女の子がよく遊んでいました。
また大切な「宝物」でした。

おはじきは1人でも遊べますが、
みんなで、おはじきを出し合って遊びます。

あてようと思うおはじきの間に人差し指（又は小指）を通す。
おはじきを指で弾いてぶつけたら両方もらえる。

何時もおはじきの宝石箱を持っては取り合って遊びました。

でも私は子供の頃から要領が悪くて・・・
友達に負けてばかりいましたが、
友達は要領が良くていつも勝っていました。

いつも負けたあとは悔しくて仕方がなかったのですが、
大人の勝負事と同じで明日こそ友達から「おはじき」を取り戻そうと、

負けても負けても続けましたが、やっぱり帰りは・・・

たくさん宝石箱に「おはじき」を詰めていったのですが・・・・
何時もからっぽになっていました。

今でも時々あの悔しかった事が夢に出てきますが！！！！
やっぱり負けて悔しい夢です。

せめて夢の中だけでも「大勝利」の夢を見たいものです。

痒いよ～！

どこからか雑草の種は飛んでくるのだろうか？
抜いても抜いてもまた出てくる。
もうお手上げ状態です。

我が家の庭は雑草に占領されたままです。

でも、このまま雑草に占領されていては、
私の沽券に関わるとばかりに、雑草取りを始めた。

先ずは、草むらに潜んでいる蚊の忍者対策をしなければならない。

頭は頬被り、その上に麦わら帽子、長袖のシャツ、長ズボン、
それから虫除けスプレーを身体中に・・・シュー、シュー、シュー・・・

これで準備が整った。

いざ！雑草の中に斬り込みだ！
腰を屈めながら雑草と戦っていると・・・

どこで嗅ぎつけたのか蚊の忍者が忍び寄っていた。
ブーン、ブーン、ブーン・・・痛い！

気づいた時は時遅し・・・で、顔を何箇所か刺されていた。

その時は痛い！で済んだのですが・・・
暫く雑草取りをしていくうちに・・・痒くて！痒くて！・・・

もうたまらないどうにかしてこの痒さ！痒い！痒い！痒い!痒い！痒い！

でも何で蚊の忍者対策は完璧だったのに？
と思ったが・・・敵も去るもの引っ掻くもの・・・

私のやり残しを見抜いていた。
重要な顔のケアを忘れていた。
（やっぱりどこか抜けている小町である。）

あ～鏡に映った戦いの後が赤く腫上がっている。
今でも痒い！痒い！痒い！・・・・・です。

暦の上では秋

暑い暑いといいながら夏は駆け足で過ぎていくようです。

立秋もお盆も過ぎて・・・暦の上ではすでに秋です。

今年の夏は異常気象のせいで、ジメジメした蒸し暑い日が続きました。

ようやく待ち望んだ真夏の日差しがやって来たら・・・もうお盆になっていた。

お盆は本当に暑かったです。
何だかこれから夏がやってくるような錯覚さえ覚えました。

でも、暑いことは暑くても、やっぱり秋なのですね。

最近感じるのは・・・いつの間にか朝の日の出が遅く、
日の入りが早くなってきた事。

朝晩は多少涼しさを感じるようになり、虫の音も聞こえるようになってきた。

庭では過ぎ去る夏を惜しむかのように、
アブラゼミが、ジージジジー・・・と鳴いている。

何となく忙しいアブラゼミのなぎ声と共に、

生き物や植物達も徐々に様変わりするのでしょう。

楽しい事、悲しい事、悔しい事、辛い事・・・
今年もたくさんの想い出を残して、
過ぎ去っていく夏！が惜しまれます。

茹だるような暑さの中で・・・

いやはや、暑いのなんのって、
外に出た途端・・・体中から汗が湧き出てきます。
このままだと茹で蛸になりそうな１日でした。

そんな暑さの中！
ご御先祖に供える「ぼた餅」作りをしました。

先ずは餡子作り・・・小豆を煮て漉してと手間のかかる漉し餡作りですが、
エロさんの好みで我が家は漉し餡の「ぼた餅」です。

エッ・・・主役は御先祖様ではないのか？
我が家は御先祖様より、エゴイストのエロさんが主役です。
ご先祖様も仏壇の中で面食っているのでは？

部屋の中は餡子の煮詰める蒸気で蒸し風呂状態です。
エアコンもあまり効き目が無く・・・

ぼた餅のような大粒の汗（少しオーバーかな？）
せめて！玉のような汗が顔から背筋背中と流れ、
ズボンのベルトの所で汗が止っている状態のところに・・・

時々エアコンからの冷たい風が、汗でびしょ濡れになっている、衣服の上を撫でて行く。

な～んとも気持ちの悪い事。

そんな思いをしながら何とか「ぼた餅」が完成した。
先ずは我が家の生き仏のエロさんへ供えて見たが・・・

美味でも、不味いでもなく、何の反応もない。
仏壇のご先祖様なら分かるが！

何だか急に気が抜けてしまい・・・
暑さだけが私の体に残った。

暑いよ！暑いよ！暑いよ・・・・。

正夢

昼食をしていると、リーン、リーン、りーン・・・と携帯がなった。
誰だろうと携帯を確かめると娘からである。

今頃何の用事なのだろうか？
普段はお勤めをしている関係でこの時間帯は、
急用がある以外は掛けてこないのに？
何か胸騒ぎがする。
悪いことでなければと思いながら・・・

もしもし・・・何か用事？
すると電話の向こうから・・・お盆になったら行くからね！
孫も連れて来るの？
娘達は・・・・×□＃＆＄～・・・切れた。

瞬間目が覚めた！
寝ぼけ眼の頭では・・・夢か誠か幻か分からない様な朝方の夢であった。

でも夢とは言え何か娘は孫達の事で気になる事があるのではと
少し心配になってきたが時間が経つにつれ忘れていった。

昼食をしていると、リーン、りーン、リーン・・・携帯がなった。
誰だろう携帯を見ると娘からである。

その時朝見た夢を思い出した。

もしもし・・・お母さんお盆には１人で行くね！
孫達は連れて来るの？
娘達はそれぞれ忙しいらしくこられないそうなので。

あ～良かった今朝の正夢は・・・よい知らせで！

異常現象

毎日雨続きでうんざりしている。
この時期この天気、あまり経験し無い事だけど、
やはりー地球温暖化による「異常現象」なのでしょうか？

今日も朝からムシムシ・・・・気だるい天気。
何時もはぴんと張っている障子や唐紙が、
この気だるい天気のせいで・・・よたよたになっている。
鏡に映った自分の姿もよたよたになっている。

とその時！
鏡に映った自分の姿がなぜか母とだぶる。
なぜか？年を取るにしたがって親に似てくるものだ。

気を取り戻して・・・
傍らの桐ダンスの引き出しから母が作ってくれた、
浴衣を出そうと思い、桐ダンスの引き出しを引っ張った。
ところが、ここも気だるい天気のせいで開かない。

そこで力いっぱい引っ張ったら・・・・取っ手が取れてしまった。
引き出しはグウともスーとも言わない。
これには参った。

我が家にもとんだ「異常現象の影響が出た！」