奄美自然観察記

高のフィールドより

石原農道ウォーキング観察会  シマセンブリなど

2019-05-19 19:06:57 | 植物






今月の14日、令和一番乗りで梅雨入りに入った奄美ですが、今日は運のいいことに、少し蒸し暑いものの雨はほとんど降らず、「石原農道ウォーキング観察会」を予定通り実施しました。午前8時30分マグローブパーク駐車場に集合し、コース説明やストレッチの後、早速出発しました(写真1枚目)。しばらく行くと私有地に植栽されたアマミアセビには実が付いていました(写真2枚目)。野生絶滅とされているアマミアセビですが、こうした形で植栽されたものがみられるのには、ちょっと複雑な気持ちになります。やがて石原集落近く(写真3枚目)に来ると、ぎっしり咲いたアレチノギク(写真4枚目)やリュウキュウテイカカズラ(写真5枚目)などが観られました。








道端のガジュマルの枝先に付いていたのは、ホシベニカミキリ(写真1枚目)です。ホシベニカミキリと言えば、ちょうど5年前の「フォレスポリス・ウォーキング観察会」を思い出します。赤く美しいカミキリムシでした。早くもサクララン(写真2枚目)も咲いていて、ちょっとびっくり。やがて石原集落を過ぎて、石原農道を歩きました(写真3枚目)。ギョクシンカ(写真4目)やコウシュウウヤク(写真5枚目)などの花のほかに、甲殻類のハマガニ(写真6枚目)や脱皮直後のクロベンケイガニ(写真7枚目)の姿なども目撃することが出来ました。






午前11時30分頃、マングローブの東側海岸(宮崎)に出ました(写真1枚目)。ハマゴウの青色の美しい花(写真2枚目)などを観ながら海岸を少しばかり歩き、日陰に入ってお昼となりました(写真3枚目)。やがて帰り道、これまで半開きの花しか見られなかったシマセンブリの花が、天気が良かったせいで案の定開いていたのは、うれしい誤算でした(写真5枚目)。

5年前の今日  10年前の今日

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