奄美自然観察記

高のフィールドより

海岸の絶壁に咲く  ボウラン

2024-05-30 17:46:04 | 植物

再び梅雨空に戻りましたが、雨はそれほど降りませんでした。北部海岸の切り立った岸壁に数株のボウランがあり、花も咲いていました。ボウランは、昔は集落の海岸近くの墓のそばにあるリュウキュウマツに群落をつくっていて、よく写真を撮ったりしたものでした。その後に観た森の中で咲いているボウランには、ちょっと違和感を覚えました。まぁそんなものかと思っていたら、今度はもろ海風の当たる海岸の絶壁にあることも分かりました。ちょっと過酷にも思える環境で生きていけるのは、水分を保つことのできるあの棒のような葉に秘密がありそうです。

 

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【島口バージョン】(キシゆむた)

また、ながし(梅雨)空ち戻りょうたんじゃが、あむぃやうがしがれぃや降りょうらんたっと。にし方ぬうんぬ切り立ちゅん岸壁じ、いくちかぬボウランぬあてぃ、花だか咲しゅりょうたっと。ボウランや、昔や集落ぬうん近さぬ墓ぬぶちじあんマチギィじまぐんしゅてぃ、ひった写真ば写しゃりしょうたんむんだりょっと。うん後じにしゃん山ぬ中じ咲しゅんボウランにや、なありしゅうだかんや~ち思たりしょうたっと。あげぇ~がしゃんむんんかいや~ち思てぃうたっとぅ、今度やむるうんぬかじぬ当たりゅん浜ぬぶちぬ絶壁じあんくぅとぅも分かりょうたっと。なありむちかしゃんち思われぃんどろじも生きちいかれぃんや、むじばたむぃてぃうかれぃんあん棒にししゅん葉じ隠さっとぅんかも分らんど。

 

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