奄美自然観察記

高のフィールドより

須野ダム周廻道ウォーキング観察会  アイナエなど

2024-06-23 17:48:03 | 植物

朝からよく晴れ、青空が広がった天気のもと、「須野ダム周廻道ウォーキング観察会」を行いました。折しも今日は、奄美地方の平年より6日早く去年より2日早い梅雨明けとなりました。駐車場に集合してコース説明やストレッチのあと、さっそく散策開始となりました。近くの草地では、ヨツバムグラの花や実(写真2枚目)や傍にあったモチノキには大きな実が付いていました(写真3枚目)。また林道脇にはキンゴジカ(写真4枚目)やハイキンゴジカの花、ヤンバルハッカの花(写真5枚目)なども咲いていました。

植物以外でもいろいろな生物が観察されました。散策を始めてすぐに、近くをひらひらと飛んでいたのは、大きな蝶・オオゴマダラ(写真2枚目)でした。林道脇の側溝にはガラスヒバ(写真3枚目)の姿も観られ、林道脇にはバーバートカゲが歩き回っていました(写真4枚目)。また側溝の水溜りの近くには、オタマジャクシから幼体になったばかりのオットンガエル(写真5枚目)の姿も。そして、植えられたヒカンザクラの木の近くには、にょろにょろと伸びたシロソウメンタケの群落(写真6枚目)も観られました。

 

約2kmほど散策したのち。木陰の涼しい場所でお昼のお弁当を開き、休憩したりしました。再び散策していくと、青空にそびえたつホルトノキにはたくさんの白い花が咲いていました(写真2枚目)。また、少し湿った林道脇で、小さなコモウセンゴケの花が咲いています(写真3枚目)。それから、ダムを一周してきた緑地には、一見ツユクサに似たシマイボクサの花(写真4枚目)や、とても小さくかわいらしい花・アイナエの花(写真5枚目)なども観察することが出来ました。

 

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