奄美自然観察記

高のフィールドより

白い粉を付けたキノコ?  ハナサナギタケ

2024-05-26 17:08:50 | 菌類

午前中は雨模様でしたが、午後からそれほどは降りませんでした。この間(5/21)のことですが、森の中で落ち葉の上に、高さ約1cmほどの小さなキノコのようなもの観ました。オチバタケの仲間など、落ち葉の上に生えるキノコは、ほとんど傘状の子実体を作るのですが、これは粉状の菌糸のようなものを付けていて、冬虫夏草のハナサナギタケと思われます。よく観ると、落ち葉の上に蛾の蛹の一部と思われるものが残っていました(写真2枚目)。ハナサナギタケは、蛾の幼虫、蛹に発生する虫寄生菌です。

 

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【島口バージョン】(キシゆむた)

ひかんまやあむぃ模様だりょうたんじゃが、ひんまらやうがしがれぃや降りょうらんたっと。こねだ(5/21)ぬくぅとぅだりょんば、山ぬの中じうてぃとぅん葉ぬうーじ、たあさやて~げ1cmべりぬ、いなさんっくゎしゅんナバにししゅんむんば、にょうたっと。オチバタケぬしじょんきゃ、うてぃとぅん葉ぬうーじむぇーとぅんナバや、て~げ傘にししゅんむん(子実体)ばちくりゅんじゃが、くぅれぃや粉ぬ菌糸にししゅんむんば、ちきとぅてぃ、冬虫夏草ぬハナサナギタケち思われぃっと。ゆんまにいば、うてぃとぅん葉ぬうーじ、ハブルぬ蛹ぬむんち思われぃんむんぬ残とぅりょうたが(写真2枚目)。ハナサナギタケや、ハブルぬくゎっくゎ虫、蛹らいじてぃきゅん虫寄生菌だりょっと。

 

 

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