小説多聞小唄 13 新多聞団地500番台住宅解体 その1 解体工事始まる(2023..9..20)
小説多聞小唄 14 新多聞団地500番台住宅解体 その2 解体急ピッチ(2023.11.10)
に続いて3回目となります。
前回に続いてUR賃貸ショップ学園都市にある不思議な地図です。黒紐の右側が今回売却され解体工事が進んでいます。
前回に続いて団地内の案内板です。521棟・523棟・524棟が未着手になっています。
前回終わりに解体された手前522棟・奥左525棟・奥右526棟の状態です。
写真 左 522棟の基礎の掘り出しが行われています。
写真 右 前回に解体された531棟付近では排水管の掘り出しが行われています。
521棟
予想に反して一番南の521棟が先に解体されます。写真は撮りにくいですがプレイロット(遊び場)の直近の工事です。
写真が前後します。
階段壊し
階段室型住宅は階段を挟んで4階建てなら8戸、5階建てなら1の住宅が並びます。廊下式に比べて両面が解放された戸建に近
い良好な住環境が確保でき公団住宅の代名詞のような住宅でした。
半面エレベーターの設置には不向きでのちに敬遠される原因となります。その踊り場が二咬みでなくなります。
浴室壊し
三つ窓が並んでいますが、左の下の穴が風呂釜の給排気口で浴室、次の窓が洗面所、次の窓がトイレになります。
水回を外気に面して配置しやすいことも階段室型住宅の利点の一つでした。
ドアと明取窓の部分がDK、手すりの有る窓がDK横の6帖(和室又は洋室)、掃き出し窓の部分が4.5帖和室になります。階
段室を挟んで左右対称の間取りになります。
524号棟
524号棟をアップにすると大きな穴が開いています。
3日後になります。
さらに3日後になります。
523号棟
13棟の解体を見届けた最後の棟になります。
工事の都合でしょうが幕の一部が外されて南から光が入って最後を飾るすごい迫力の写真となりました。
夕日の対決
秋の日はつるべ落とし、太陽の光も赤みが増します。5階部分の西の妻側の最後の壁に挑んでいます。
豪快な壁倒しを期待していたのですが、かみ砕いてしまいました。
今日の戦いを終えた首長竜はキリンのようにかわいらしく首を曲げて眠りにつきます。
パノラマ写真になってなくて申し訳ありません。12月の初旬です。地上部はほぼなくなりました。
さてここは何になるのでしょうか。落札した創建は宅地分譲や住宅建設の会社ですので戸建住宅団地の話の一方で、隣が野球の
名門、神戸国際大学付属高校であることから学校のグランドという話もあります。
森の上、高台のネットは野球部の三塁側のネットになります。そして団地内の4本の柱は
ファールボールを受けるためのネットの柱になります。ゴルフ場の近くの道で似たようなものをたまに見ることがあります。
解体工事は令和5年6月15日から令和6年3月31日までですのでもう少しすればわかると思います。
工事写真は令和5年10月21日から12月4日のものです。
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