小説キャナルタウン 134 小型タンカーの接岸 神戸港兵庫埠頭(2024.6.14)のシリーズ?になります。
小型タンカーは新雄丸 総トン数499トン・菱心丸 総トン数599トン 全長47mですがさらに小型の貨物船になります。
加茂丸 総トン数 109トン 積載重量トン 300トン 全長 40m 橿原海運
赤いマルキン醤油・加茂丸がやってきました。
以前は、兵庫埠頭の北側、川崎重工神戸工場の向かいで積み込みをしていましたがこちらに移りました。
小説キャナルタウン 20 兵庫突堤 40トンクレーン キリンの親子の物語(2018.3.16)をご覧ください。
半円を描いて岸壁に回り込むと係留ロープを手渡します。小型タンカーでは沖合で停止、サンドレッロを投げて係留ロープ渡します。小型船だから出来
ることでしょうか、積荷の種類も関係しているのでしょうか。加茂丸には船首側にサイドスラスター(横向きの小さなスクリュウー)があります。
ここで舵を真横にして船尾を岸に寄せます。
船尾側も2本の係留ロープで固定します。船首側も2本です。
船倉の蓋を開けます。
喫水はこのあたりです。コンテナで運ばれてきた大豆の搾りかすがベルトコンベヤーで積み込みます。
大豆のから油を搾った大豆の搾りかすは醤油の原料となります。油を搾った後の大豆から、醤油が出来るのは不思議ですが、醤油の油は搾った液体の意
味でアブラではありません。醤油には発酵時のアルコール分が残ることはありますが油分は必要な成分ではありません。大豆を使った醤油は丸大豆醤油と
呼ばれて少し高くなります。高級品の中でも油が残らないようにあえて大豆の搾りかすを使う場合もあるそうです。
積込み開始から約4時間係留ロープを外します。
船倉を蓋を閉めなす。船首側にはサイドスラスターがありますので離岸させます。小型タンカーの場合は接岸時に沖側に錨を降ろして、錨を巻き上げる
ことによって船首の方向を沖側に変えますが小型船ですのでどの必要はないようです。舵をほぼ真横にしてすっくりスクリュウを回して船尾も離岸しま
す。
岸壁から平行移動で離れました。
前進をかけて小豆島に帰ります。
マルキン丸 総トン数 103トン 積載重量トン 250トン 全長 34m 内海港運
青いマルキン醤油・マルキン丸がやってきました。
マルキン醤油は香川県の小豆島の小豆町にあります〇に金は金毘羅さんのマークです。
豪快に半円を描いて岸壁に寄せます。モーターボートの感覚です。
ギリギリませ寄せて係留ロープを渡します。
係留ロープをピット(係留柱)に繋ぎます。船長さんが操舵室から急いで降りてきて船尾側の係留ロープを渡します。
船首側、船尾側とも2本の係留ロープで固定します。
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