和田神社 春の大祭
5月2・3日が和田神社の春の大祭でだんじりが巡行します。和田神社は兵庫津南浜の総鎮守で南浜の旦那衆の贅を凝らしただんじりは10台あったと
記録されていますが空襲で1台を残して消失、現在のだんじりは昭和55年に復活したものです。提灯には各町の名前が書いてあります。3日の祭日には
もう一台子供だんじりが一緒に巡行します。賑やかなだんじり囃しとともに出発です。
だんじりは市道高松線を北上します。
兵庫運河(新川運河)の新川橋を渡ります。欄干は耐震改修時に平家色の鮮やかな赤になりました。木造橋の時代の新川橋はひっぱり橋と呼ばれる開閉
橋でした。
イオンモール神戸南で回転、市道会下山線に入り西行します。
新川運河、入江橋を渡ります。
さらに威勢よく踊ります。
走ります。2日は子供だんじりが同行しませんのでチャンスがあれば走ります。
ここで90度回転、市道小湊線に入ります。
能福寺の大仏様にお参りします。
大仏様にさらに威勢よく踊りを見ていただきます。和田宮のだんじりの装束は浴衣に赤の絵柄の長じゅばん。粋を競います。
大仏様目線では
このようになります。
清盛塚を通て
新川運河大和田橋です。後ろに見えるタワーマンションは左から、UR賃貸キャナルタウンウエスト7号棟、旧神戸市住宅供給公社キャナルタウン中央
(分譲)、神戸市特別市営住宅キャナルタウンイーストになります。小説キャナルタウンのブログになりますのでお付き合いください。
能福寺 大仏尊大法会
鉦の音とともにたくさんのお坊様が現れました。5月9日は神戸市兵庫区の能福寺の大仏尊大法会になります。
能福寺は延暦24年(805年)伝教大師(最澄)開基の古刹ですが平清盛の墓所と伝えられ昭和55年2月4日、平清盛公800回忌大遠忌を記念し
て境内に平相国廟が再建されました。
明治24年5月、キリスト教の急激な拡大に危機感を持った人々は仏教徒の心の拠り所として巨大な仏様を造ります。三菱重工神戸造船所から新開地に
かけて日本一長い商店街が形成され、大仏前商店街は南の清盛塚商店街とともに特に繁盛し兵庫大仏は観光バスのルートにもなります。昭和19年5月、
大仏様は御身をもって皇国の盾にならんと出征されます(金属回収)。平成3年5月9日、人々の熱い思いによって大仏様は再建されます。毎年5月9日
11時から大仏尊大法会が行われます。
兵庫観光ボランティアによる兵庫歴史散歩の皆さまです。ちょうど良い日に来られました。看板は神戸事件の瀧善三郎正信の碑です。境内には他にも
伊藤博文による兵庫津の勤王の大商人北風正造君碑、日本初の新聞を発行したジョゼフヒロの英文碑(英語の観光案内)など見所がいっぱいです。
小説キャナルタウン 90 七宮神社節分会 能福寺平清盛公842回忌 瀧善三郎正信碑参拝(2022.2.25)
小説キャナルタウン 35 能福寺 北風正造君碑 平清盛公839回忌追善法要(2019.2.15)
小説キャナルタウン 67 も能福寺ジョセフ・ヒロの英文碑 平清盛公841回忌追善法要(2021.2.12)
見えにくいですが、蓮の花びらがまかれます。散華です。
お札が下りてきます。ご住職が一枚ずつ心をこめれお名前を書きました。
約一時間のありがたい大仏尊大法会でした。
兵庫津の街歩きの方も増えてきたような気もします。
度住職のご法話にも熱がこもります。能福寺は境内や建物だけが能福寺ではありません。今集まっていただいている皆さまの心の中に能福寺がありま
す。集まっている皆様のコミニティの中に能福寺あると言ったようなお話、すいませんいつもありがたいご法話を忘れてしまいます。
去年から気になっていたお供養の亀井堂総本店のおせんべいです。お札と一緒にお下がりとしていただけます。(写真ご協力いただきました)
小説キャナルタウン 115 大仏尊大法会 兵庫大仏能福寺(令和5年)(2023.5.26)をご覧ください。
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