神戸市兵庫区の能福寺の大仏様は、二代目になります。明治24年キリスト教の急激な拡大に危機感を持った人々は仏教徒の心
のよりどころとして巨大な大仏様を建立します。銅鏡15000枚が寄進されます。文明開化でガラス鏡が普及しましたが大仏建
立が大運動であったことがわかります。
船からも見える大仏様は多くの外国人が訪れ大仏様人気で付近は大仏筋商店街・清盛塚商店街として大いに賑わいます。昭和
19年5月戦局の悪化に伴い大仏様は御身をもって御国の盾にならんと出征されます。(金属回収令)その後付近は空襲で灰燼に
帰します。
平成3年5月9日人々の熱い思いに支えられたて47年ぶりに再建されます。戦の庭に間に合わなかった初代大仏様の一部は再
び溶解され現代の大仏様の中に生きておられますます。毎年5月9日11時からが大仏尊大法会が執行されます
兵庫大仏は一願成就の仏さまです。一願の受付が行われています。
鉦の音と共にお経が聞こえてきます。
赤い傘が能福寺のご住職です。先代の大仏尊大法会は晴れが続いたが私になってから雨が多いと言うお話をお聞きしたことがあ
りますが、今日は見事に晴れました。赤い日傘が映えます。雨の時は大仏様の台座の中で行われます。
台座に登って行かれます。
いよいよ始まります。
境内に読経がながれます。天台宗のお寺ですので聲明ですね。
チャッパ(シンバル)・殲法太鼓も見えます。
しかし気になるのがこの箱です。
わかりにくいかもしれませんがたくさんの五色の紙の蓮の花びらが撒かれました。
黒漆の賞状盆と亀井堂総本店の段ボール箱が急いで運ばれます。
朝の一願成就の受付です。「あかさたなは」に分けてたくさんのお札が並びます。段ボール箱はお供えの瓦せんべいでした。こ
ちらでお札とお下がりの瓦せんべいを頂いて帰ります。ご高齢の方も多いので「やわらか」を選ぶことが出来ます。
お坊様がお帰りになります。ご住職がお礼を言われてお見送りをします。
ご法話です。たくさんの方にお参りいただいてお話を出来るとことは、昨日でコロナが終わったと言う事を実感しますが決して
ウイルスがいなくなったことではありませんので皆様もマスクの有無にかかわらずそれぞれにお気を付けください。大仏様はなぜ
大きいのかとお尋ねがありました。それはたくさんの方に拝んでいただくために大きいのです。
すいません。有難いご法話ですがいつも初めしか覚えていません。昔、お札はなぜ毎年替えなければならないかのお話を聞きま
した。お札は見た目には汚れていなくとも、邪気を吸い取っているからだそうです。
兵庫津ミュージアムも初代県庁館、ひょうごはじまり館と揃いました。休日は人出も多くなったそうです。たくさんのお坊様に
よる生聲明は有難く美しいものです。是非とも大仏尊大法会に合わせてお越しください。
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