団地小説短編集を歩く

団地小説短編集の舞台を歩きながら団地や地域の魅力をお伝えします。

小説落合団地4 お隣の「落合農住団地」A・B・C棟解体終わる 

2021-03-19 05:59:02 | 日記
     小説落合団地 3 お隣の「落合農住団地」A・B・C棟解体始まる(2020.11.6)の続きとなります。

 落合農住団地は昭和52年4月の入居開始、落合団地は昭和53年3月の入居開始となりますので、生まれた年は変わります

が、同級生団地となります。そして、落合農住団地のA・B・C棟は解体されることになりました。D・Eの2棟は残りますの

で、都市機構風に言えば、「集約的団地再生事業」となります。工期は令和2年4月15日から令和2年11月30日でしたが

一部の引越しがおくれて着工は9月中頃となりました。巨大な解体マシンとオペレーターの技によって解体は進んできました。

   

 A・B棟がほぼ無くなって、UR賃貸落合団地がパノラマで姿を現しました。解体部分は低層の建物が予定されていますので、

須磨ニュータウンの新しい景観となります。

   

 C棟の解体が始まりました。A・B棟が南面からの解体であたのに対しC棟は南に隣接地がありますので北側からの解体となりま

す。立地に応じて工法が工夫されています。

  

 手前にA棟の壁一枚が残っています。防音壁でしょうか。

   

 全体的には静かな工事ですが、屋根を落とした時は解体工事を実感します。

  

 きれいに前半分と、安定のための妻側住宅が残っています。隣接地への音漏れ防止工法でしょうか。

   

 工場で作られた階段が積み上げられています。B棟の西の端の一戸だけがの残っています。

   

 C棟は隣地に接しているため北側からの取壊しになります。A・B棟はあらかじめベランダの手摺を外しましたがC棟は付いた

ままの解体となり手摺がさみしげで痛々しい感じします。

  

 C棟はきれいに2階建てになっています。防音壁として残されているのでしょうか。

   

 B棟の基礎部分が掘り上げられています。須磨ニュータウンはポートアイランドや六甲アイランドの巨大な土取場の跡です。基

本的にはすべて切土になりますので、地盤は良好、中層住宅では基礎杭はありません。

   

 A棟の基礎が撤去されています。そしてC棟の地上部分が無くなりました。この辺りでお正月です。

    

 C棟の1階の床がはがされて行きます。

   

 そして最後に擁壁が撤去され、管理事務所・集会所も解体されました。

  

 2月末に工事が終わりました。着工が遅くなった分がスライドしました。適正な工期は安全の基本です。

 お隣にどんな街が誕生するのでしょうか。


            MUJ✖UR 団地リノベーションプロジェクト  

   落合農住団地は「集約的団地再生」として一部を解体、縮小されましたが落合団地は「ストック活用団地」

  として整備されています。MUJI住宅には30戸改造されました。家具は付いていません。

   

 詳しくはUR都市機構のホームページ、現地案内所でご覧下さい。

 本来の食事室部分と6帖和室を琉球畳としてつないだ約11帖リビングです。そんな訳で床材が異なりますので使い方も色々

工夫できます。

   

 台所と4.5帖和室を琉球畳として作られたダイニングキッチンです。食事室から見た台所と、台所見た食事室です。

   

 リビングから見た寝室です。住宅によっては明石海峡が見えます。


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