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GWは蝶ヶ岳 前編

2015-05-07 22:00:36 | お山歩き
今年のGWは5月3~4日テント担いで北アルプス蝶ヶ岳へ行ってきた。
同行してもらうのは雪山の相棒ぼんさん。
と言うても今回は雪が少ないとの情報があり、雪の上でテントを張ることはないだろうとのこと。
よってここ数年の山行きに比べればお気軽感が強かった。
しかしイマイチその勝手がわからず装備的には例年のものを踏襲し準備をした。

ところで、今回の山行きはぼんさんに候補地をいくつか挙げてもらい直前の直前まで悩んだ。
遠いところから雪がまだどっさりあるところ等、必要な時間と体力そして眺望と天気を勘案して蝶ヶ岳を選んでもらった(例によってぼんさん任せである)。
その蝶ヶ岳のルートは一般的な長野県の松本側から登る三股ルート、日帰りも可能なルートであるがテント張って一泊するのが目的でもあるので細かいことは言わない。
当日は4時半に迎えに来てもらって現地へ7時過ぎ着。


(左)豊科インターを下り一般道を走ると常念岳がドーンと見える。
天気は快晴!
(右)駐車場着、しかしここでビビる。
というのも第一駐車場が午前7時で既に満車なのである(汗)GWだから人は多いだろうという予想はしていたが、大きめの駐車場が満車だなんてこれは予想外。
仕方なく数百メートル下の第二駐車場へクルマを入れた。
駐車場がこの状態であると、山にも当然人がたくさん入っていることになる。
GWに人気の北アルプス、静かな山行きは望めないだろうと覚悟はしていたものの・・・である。
ま、とにかくぱっぱと準備をしてトイレで出すもの出して歩き出すとする。


(左)スント計測1225Mの駐車場を離れ登山口まで歩く。
(右)登山口で登山届を出すとする(ぼんさんが予め作っておいてくれたのでウルトラスムーズに通過)、写真は他人。
受付に一人常駐しているぐらいなので相当活況なのであろう。


(左)いよいよ登山開始である。
しかし入り口付近にはほぼ雪がなく暖かである。
ちなみにウェアの選択は上に薄手のロンT ホグロフスAZER JIP TOP一枚、下は夏山パンツ ホグロフス RUGGEDFJELLの完全夏山スタイルである。
例年ならば上下ハードシェルを着ているところがこの格好、本当にこれでいいのか?と何度も思った(笑)
(右)有名らしいゴジラみたいな木。
ホントにゴジラみたいだった。


(左)樹林帯を行き先行者をパスしていく。
既に汗だく、快晴で日差しが強いので樹林帯がありがたい。
だって、この暑さで日差しを浴びっぱなしだと体力の消耗が激しすぎる。
(右)雪も出てくるがかなり緩んでいてシャビシャビ。


(左)休憩ポイント、まめうち平着。
この先雪が本格的に残っているのでゲイターを装着、そしてクランポンも着けるか迷ったが無しでいくことにした。
今回の雪対策装備はクランポン、アックスのみ。
スノーシューやショベルは不要。
(右)さ、ここからが本番。


(左)斜度は増していくが二人ともクランポンは不要との判断でグイグイ上がっていく。
(右)登り始めはモウレツに暑かったが、雪が出てきてちょうどイイ塩梅に気温が下がってきた。
それでも暑いんですけどね。


(左)木々の切れ目をトラバース。
きれいにトレースができていて歩きやすい。
(右)そこを見上げるとこんな感じ。
雪崩があるような場所なのかな?


前常念から常念岳がどどーんと見えるが、雪は少なめ。
尾根には雪がない模様。
他の登山者との会話でも雪が少ないとのこと。


(左)ここ以降斜度は増し、しんどさMAX。
けどぼんさんは下りてくる登山者に聞いた「前日はテン場が満員でしたよ」の言葉により良い場所を確保するべく一人先行する。
それに私はついていけない・・・恐るべしぼんさんの脚。
(右)クランポンなしで頑張ってたが、足を取られることが多くなってきたところで休憩がてら装着した。
アックスは不要。
もし滑っても雪がグサグサなので止まらないことはない。


(左)ヒーヒー言いながら先を目指す。
空が青い!
(右)先行者をパスしながら先を急ぐがぼんさんの姿は見えない。
それにしても空が青い!


(左)山頂間近、振り返ると長野のどこかは知らんが街並みが見える。
(右)いったいどこが山頂なのだ?と思ってたらぼんさんが空身で下りてきた。
すぐそこが山頂とのこと。
聞けば45分前に山頂に着き、テント広げて私の場所も確保しといたとのこと。
この時はまだ場所に余裕があったが、時間が経つにつれ場所はなくなり、最終的には斜めになった雪面の上に張らざるを得ないというところまでに増えた。
ところで登山口から山頂までの参考所要時間は5時間ほど、ヘロヘロに疲れたが私で4時間、ぼんさんはなんと3時間15分という恐るべき速さ、ついていけん・・・(汗)


(左)テント設営完了!
ぼんさんのおかげでフラットな土の上に張れた。
テントはMSRの一人用テントハバを持っていこうかと少し悩んだが総メッシュで寒そうなのでブラックダイヤモンドのファーストライトを持ってきた。
この時は無風だったがテン場は尾根上にあるので張り綱は入念に。
それと、今回は地面が土なのでテントフロア保護のためグランドクロスを使用。
(右)テントを張って一息ついたら受付をしましょう。 一張り¥700でトイレ使用料込み。水は¥200(雨水)


記念撮影。


(左)この日のスントは誤差10Mで優秀だった。
ちなみにこの時まだ昼の12時45分、テント泊をするには早く着きすぎである(笑)
(右)蝶ヶ岳ヒュッテで三ツ矢サイダーを買う ¥400。 ビイルは晩飯の時まで我慢。


こちらは山頂付近よりヒュッテ、テン場、そして槍や穂高を入れての撮影。


記念撮影。


こちらは常念岳方面。
テン場が埋まりつつあるな。

つづく。
コメント (4)
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