今日の試合をもって、第34回ミカサ杯教育大会東京第3支部予選が終わりました。辰巳ジャンプは支部16位という結果になりました。都大会に出られる7位までは、あと10チームを超えていかなくてはならない2016年となります。子供たちの目標は「都大会出場」です。そのためには今後、きびしい練習を積まなくてはなりません。
今大会をスタートするにあたり、監督である私の最低目標は、支部大会に出られるかどうかでした。身長も低く、練習量も少ない、腕力もなく、技術的にもおとる我がチームが、都大会に出るというところまではこの教育大会では難しいこと、目に見えて明らかでした。そこで今後のためにも、最低でも必要だったことは、都大会出場権を争う支部決勝大会に出て、きびしい試合を経験するかどうかでした。その最低限の目標は達成することができました。
この目標達成のために、チームの調子のピークを江東中央地区予選の2日目、江東中央地区4~6位に勝ち残って、支部決勝大会の出場権を得ることにもっていきました。子どもたちは確かに頑張ってくれて、2日目の試合でフルセットの大接戦を征し、江東中央地区第6位となってくれました。ただし、この試合が最高地点だったために、その後の試合はしりつぼみ。不思議なことにどんどん調子を落とし、決まっていたサーブやスパイクが、まったく決まらなくなり、悲しそうな表情をベンチに向けるしぐさが増えていったのです。バレーボールの調子が下がり傾向だったことに加えて、ここ2週間は体調不良が重なり、6人中3人は2週間ぶりにバレーボールをするような状態。さすがに東京都内で最高レベルの第3支部ですから、練習もしていないチームが勝てるほど甘くはありません。
最高潮だった3週間前の成績と、今日の成績をくらべれば、いかに不調だったかは一目瞭然です。
チーム成績
【1/17】サービスエース率21% サーブ成功率90% サーブ効果率110% スパイク成功率49%
【2/ 7】サービスエース率13% サーブ成功率83% サーブ効果率97% スパイク成功率46%
相手チームのサーブがレベルアップしていることに反して、辰巳ジャンプのサーブは後退してしまった。スパイクも同じようにパーセント以上にミスが続いた。練習をしていないチームのマイナス面が全部出てしまいました。反対の意味での「練習はウソをつかない」です。
さて、今回の結果をふまえて今年の目標を立て直すとすれば、次のファミリーマートカップでは、支部第9~12位リーグに行けるかどうかとなります。今年は支部内全チームの実力が拮抗しているため、油断をすれば支部大会にも残ることができないことだってありえます。ファミリーマートカップは5月から始まりますので、時間は3ヶ月しかない。しかも3~4月には体育館を使えないこともある。そういう意味では時間はありません。1回1回の練習で、確実に成長していくことが求められます。