ジャズを演奏するために考案され、今や軽音楽のみならずクラシックを演奏したり、アレンジしたりするにも必須とも言える「コード・ネーム(コード)」の知識。
しかしジャズから生まれた魔法の記号「コード」に縛られて自分の作曲や編曲に紆余曲折が生じたことも、ごく個人的な経験の範疇ですが書かなくてはいけないな。と考えています。
ジャズが演奏したくて音楽を始めた私は、当然のことながら「コード」を覚え、展開させてプレイし、アドリブを乗せたりアレンジをしたりする。この延長で作曲も始めました。
ごく最近まではジャズの「アドリブ=即興での作曲行為」を作曲や編曲応用する方法が、自身としては唯一無二だと考えていました。
そんな私が考え方を変えなくてはいけなくなったのは、実は結構最近のことだったりします。
改めて申しますが、DTMを始めた当初はフュージョンをメインに創っていました。16ビートのドラムスをリズムの核にして、リズムと和声の両面からベースとギターがかぶさる。メロディーはエレピやシンセ、サックスなどにリードさせる。あとは音の薄いところはストリングスやパッド系のシンセを「ボワーッ」とバックに入れて、ほい一丁上がり!でした。
しかしさすがにフュージョンばっかり創っていてもすぐに飽きがきてしまいます。元々飽きっぽいので3、4曲でっち上げたらすぐに他ジャンルの曲が創りたくなってしまい、それでも「プログレ」や「ファンク」など同じバンド編成の曲で何とか満足させてはいたのでした。
そんなある日、ネットで自作曲を公開できる場が結構存在することがわかり、今でもお世話になっているE-Windで公開することにしました。フュージョンやジャズを中心に公開していたのですが、時代なのでしょうか?よくわかりませんがゲームのBGMに使われそうな壮大なオケ曲がかなり投稿されています。作曲技術の視点で聴くとそれほど難しいことをしているわけでも無さそうですが、自分がオケ編成というのはトライしたことも無く、機会が無いまま「ま、そのうちトライしてみるか・・・」といったスタンスでいました。
そしてついに「オケ曲を創作する機会」が巡って参りました。
やはりE-Windで懇意にしていただいている三月ウサギさんが、「第3回オーケストラアレンジ勉強会」を開催され、何の心の準備も無い私なのに衝動的に参加を申し出てしまったのです。題目は同じE-WIndで活動されているgratinさんの提供されたモティーフを、オーケストラ編成でアレンジするというものでした。
つづく・・・
しかしジャズから生まれた魔法の記号「コード」に縛られて自分の作曲や編曲に紆余曲折が生じたことも、ごく個人的な経験の範疇ですが書かなくてはいけないな。と考えています。
ジャズが演奏したくて音楽を始めた私は、当然のことながら「コード」を覚え、展開させてプレイし、アドリブを乗せたりアレンジをしたりする。この延長で作曲も始めました。
ごく最近まではジャズの「アドリブ=即興での作曲行為」を作曲や編曲応用する方法が、自身としては唯一無二だと考えていました。
そんな私が考え方を変えなくてはいけなくなったのは、実は結構最近のことだったりします。
改めて申しますが、DTMを始めた当初はフュージョンをメインに創っていました。16ビートのドラムスをリズムの核にして、リズムと和声の両面からベースとギターがかぶさる。メロディーはエレピやシンセ、サックスなどにリードさせる。あとは音の薄いところはストリングスやパッド系のシンセを「ボワーッ」とバックに入れて、ほい一丁上がり!でした。
しかしさすがにフュージョンばっかり創っていてもすぐに飽きがきてしまいます。元々飽きっぽいので3、4曲でっち上げたらすぐに他ジャンルの曲が創りたくなってしまい、それでも「プログレ」や「ファンク」など同じバンド編成の曲で何とか満足させてはいたのでした。
そんなある日、ネットで自作曲を公開できる場が結構存在することがわかり、今でもお世話になっているE-Windで公開することにしました。フュージョンやジャズを中心に公開していたのですが、時代なのでしょうか?よくわかりませんがゲームのBGMに使われそうな壮大なオケ曲がかなり投稿されています。作曲技術の視点で聴くとそれほど難しいことをしているわけでも無さそうですが、自分がオケ編成というのはトライしたことも無く、機会が無いまま「ま、そのうちトライしてみるか・・・」といったスタンスでいました。
そしてついに「オケ曲を創作する機会」が巡って参りました。
やはりE-Windで懇意にしていただいている三月ウサギさんが、「第3回オーケストラアレンジ勉強会」を開催され、何の心の準備も無い私なのに衝動的に参加を申し出てしまったのです。題目は同じE-WIndで活動されているgratinさんの提供されたモティーフを、オーケストラ編成でアレンジするというものでした。
つづく・・・