「勘竹庵」evnc_chckの音楽やそれ以外

音楽の話題が中心になるかもしれませんが日々の雑感など書いていけたらと思っています。

ムカつくカミナリさま

2009-09-13 00:07:00 | Weblog
先日、家族でたまには外食しようや。ということで昼食時間帯に、近所の「CASA」というレンストランに行って来ました。

ご存知かもしれませんが、まぁ所謂ところの「洋食」を提供するファミレスですかね。

ハンバ-グやらトンカツやらを注文し、ひとしきり食事をしますとそろそろ出るものを出さねば。と私はトイレに立ちました。
この手の店ではよくある配置ですが、入り口を入ったところにトイレがあります。用を足そうと扉に手をかけますと先客が入っているようで、錠のところに赤いマークが見えます。
仕方なく空くのを待つことにしました。

そのトイレの入り口の向かいには公衆電話が置かれていました。最近では携帯電話がごく当たり前に普及しているので、公衆電話なんて誰も使わないだろうな・・・。なんてとりとめのないことを考えておりますと・・・

来ましたよ。高木ブー!

がカミナリさんに扮したときにそっくりのおばちゃんが。

「ケイタイなんて小難しいもんはわからんよ!」
といったところでしょうか?公衆電話に今ではコレクションすら下火のテレカを入れて、電話をかけ始めました。

「ああ、わたしだけどね。今さぁ、あの店に来てるんだよ。」
相手はご家族かご友人かわかりかねますが、さすがに「あの店」ではわからないらしく、このカミナリさま・・・じゃない。おばさまは早口で店の説明を始めました。

「ほらほら。あの大通りから少し入ったところにあるレストラン。え?だからレストラン。ご飯食べるとこ!」
まぁ、レストランは食事するところですね。確かに・・・。
「わからない?なんで?だからあの白い建物」
白い建物って、あんた。メンタル・クリニックじゃないんだからさぁ。

あまりにそのじれったい会話に、笑いをこらえながら思わず眺めておりますと、そのカーリー・ヘア(風のパーマ)のあばちゃん。あろうことか受話器の会話口を右手で押さえると、私に話しかけてきました。
「ちょっと、お兄さん。この店、何て言ったっけね。名前。」

んなもん店員に聞けよ。と思ったりしましたが、一応、紳士をきどって慇懃に答えました。
「CASAと言います。」

・・・。おばちゃん。無反応。

「えぇと、CASAと言うお店ですよ。」

ちょっと声が小さかったかな?と思い少し音量を上げて答えました。
しかしそれでもおばちゃんは電池が切れたみたいに静止し、虚ろな瞳で私を見つめています。背後霊でも見えるのか?

ややあっておばちゃま。受話器に口を戻すとまた話始めました。
「ちょっと聞いたけど何言ってるかわからないんだけどね。とにかく通りの奥の白い店よ。白い。」

ちょっと待てぃ!人に物を聞いといてその言い草はねぇだろうが・・・。

こちらの精一杯のメンチも気にせず、有意義に会話を終えることができたのか、おばちゃんは満足げに電話を切ると立ち去って行きました。


尿意も忘れてムカつくevnc_chckでした。