耳を洗う

世俗の汚れたことを聞いた耳を洗い清める。~『史記索隠』

オバマ「核政策」に異を唱える日本政府!

2009-08-02 10:03:19 | Weblog
 8月に入って「原爆忌」が近い。この時期にとんでもない話が出回っている。オバマ大統領の「プラハ核演説」は、今年の「原爆忌」に大きな影響を与えているが、誠に信じがたいことだが、日本政府がオバマの「核政策」に異を唱えているというのだ。

 アメリカの「憂慮する科学者同盟(UCS)」の警告をUCSメンバーのグレゴリー・カラキーさんのメッセージビデオとして youtube にアップされたと、『池田香代子ブログ』で知った。“池田香代子”さんはドイツ文学翻訳家で『世界がもし100人の村だったら』(マガジンハウス)をわが国に紹介した人だ。詳しくはリンクの『ブログ』7月30,31日をご覧いただきたいが、まずグレゴリー・カラキーさんのメッセージをみてみよう。

 <米国は、外交政策の基本として、『核体制見直し(NPR)』に入っており、重要な局面を迎えている。米国は、9月から10月に新しい核政策を決定しようとしているが、米政府部内、国務省、国防総省、国家安全保障会議のメンバー、特にアジア専門家の間に、オバマ氏の構想に反対の人たちがいる。

 その理由は、日本政府の『懸念』。日本の外務省、防衛省など安保外交政策を担当する官僚が、『米政府が核政策を転換しないように』と訴えている。

 人類史上初めて核兵器の攻撃を受けた国の政府が核政策の転換に反対するのは、皮肉であり悲劇だ。日本国民は、オバマ氏の核廃絶ビジョンを支持する声をあげてほしい。>

 「米核政策の“チェンジ”へ、鍵を握るのは日本」:http://www.youtube.com/watch?v=itFI87hixy0


 いつものことだが、マスメディアはどこもこのことを報じていない。“池田香代子”さんが書いてくれた7月30日以降の記事をぜひお読みいただきたい。(パソコンの調子が悪く記事がうまく書けない。調子を整え改めてふれたい。)

 『池田香代子ブログ』:http://blog.livedoor.jp/ikedakayoko/
 


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