耳を洗う

世俗の汚れたことを聞いた耳を洗い清める。~『史記索隠』

イノシシ侵入!大事な大事な「丹波の黒豆」やられる!

2009-07-15 10:31:40 | Weblog
 前回記事で「ゴボウ、上出来!」「百姓はやめられない!」と書いたあと畑に行ったら、イノシシが侵入して実ったカボチャを食べ、根付いたばかりのサツマイモと芽が出たばかりの丹波の黒豆を掘り返していた。いやはや!?


 カボチャが這っている金網の下から侵入:
             

 この侵入路は地主のおばさんの旧家の裏手だが、この辺はいつもイノシシがうろついていると聞いていた。3ミリのスチール・メッシュ(金網)で囲んだ柵の下部をいとも簡単に潜り抜け、収穫予定だったカボチャ2個とあちこちの若い実を食い散らしたうえ、根付いたばかりのサツマイモの苗を掘り出していた。

 サツマイモを掘り返している:
             

 口惜しいのは「丹波の黒豆」がやられたこと。昨年は蒔き時が早くて失敗したが、平戸に近い江迎町の黒豆農家から「7月7日の七夕に蒔きなさい」と教えられ、7日に蒔いてやっと芽が出たばかりだった。写真はまとめて蒔いたところで全滅!あと畑の周辺に条蒔きしたのがいくらか残った。

 掘り返された黒豆を蒔いた畑:
             


 早速、近くに住む甥に電話して応援を頼み、、太目の5ミリのスチール・メッシュを買ってきて補強した。下部を土に埋め込まないと侵入を防げないというから、出来るだけ隙間がないよう既設の柵に針金で固縛しておいた。作業をしながら甥との会話。
「イノシシがどっかから見とって笑っとるバイ」
「そんくらいではオレ様にゃ通じらんゾ、て言いよるやろナ」

 地主のおばさんは「電柵じゃないといかんじゃろうか」というが、高価でとても手が出ない。なんとかイノシシと知恵比べをしながら頑張ろう。

 「敵」はイノシシばかりではない。畑のずっと上にある甘夏が残っていたので、高バサミを持って採りに行ったら、カラスに全部食べられていた。熟したトマトも片っ端からカラスにやられる。昨日は鈴なりのミニトマトにキュウリネットを被せておいた。害虫の被害も避けられないが、イノシシ、カラスにはほとほと悩まされる百姓である。

 


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