技術士(道路)を目指そう!

技術士【建設部門:道路】合格に向けた情報発信!
子ども達の成長記録も連載中!
“いなかもの”をよろしくお願いします.

過去問を考えよう!【道路管理】(その1)

2008年04月29日 17時39分24秒 | 過去問題【道路科目】
今日から、【道路管理】の過去問を研究します。

■では、恒例により過去問を紹介しましょう。


  【平成19年度】
 これまで整備されてきた多くの道路構造物について、引き続き安全の確保等その本来の役割を果たし続けるための維持管理・更新を適切に行っていくことが求められている。このような要請に鑑み、道路構造物の維持管理・更新の現状と課題を述べるとともに、今後の維持管理・更新のあり方についてあなたの意見を述べよ。

  【平成16年度】
 道路橋の維持管理に必要な点検の現状と課題を述べるとともに、今後のあり方について、あなたの意見を述べよ。

  【平成15年度】
 地震による道路被害の特徴と影響について述べるとともに、震災対策及び危機管理体制のあり方について、あなたの意見を述べよ。

  【平成14年度】
 鋼橋とコンクリート橋の耐久性に影響を及ぼす要因を挙げ、その耐久性向上策について、あなたの意見を述べよ。

  【平成12年度】
 道路構造物の保全に関して、その現状と課題について記述し、今後のあり方について、あなたの意見を述べよ。                       

  【平成11年度】
 道路を保全し、管理するに当たって、その現状と課題について記述し、技術開発の視点を含めた改善策について、あなたの意見を述べよ。           

  【平成10年度】
 道路の保全管理の合理化及び効率化について、検討すべき項目を挙げ、あなたの意見を述べよ。

  【平成9年度】
 安全で円滑な冬期道路交通確保のための雪氷対策のあり方について、あなたの意見を述べよ。

  【平成8年度】
 幹線道路の沿道環境の保全について、道路の構造、交通流の誘導及び土地利用の観点から、あなたの意見を述べよ。

  【平成5年度】
 幹線道路における維持修繕工事の施工に当たって留意すべき点を述べよ。   

  【平成3年度】
 道路災害について災害防止、発生時の対応、復旧等の見地から留意すべき点を述べよ。

  【昭和59年度】
 道路構造物の維持修繕を行う際に留意すべき事項を具体的な構造物ごとに述べよ。

  【昭和57年度】
 交通を解放しながら、道路の維持修繕を行う場合の適切な施工法、安全対策、交通規制について論ぜよ。


■今回は昭和時代の問題も掲載してみました。
こうして見ると、道路構造物に関する保全・管理についての出題が多いようです。

 
 ☆★ 次回からは、個々の問題について研究していきたいと思います。★☆


 [次回へつづく]


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技術士登録証

2008年04月27日 17時07分27秒 | 徒然日記
■本日の午前11時、技術士登録証がようやく届いた。
3月7日の合格発表後、業務がドタバタしていたので、4月初めに登録申請書を提出した。
登録証の到着まで約4週間要したことになる。

■この登録証を頂くために頑張ってきた。
技術士合格証は一次も二次もハガキだったが、登録証はB4判、ちょっと貫禄がある。
額縁に入れて飾っておこう。
そして、技術士の名に恥じないよう、新たな気持ちで業務に携わっていこうと思う。


  ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆


■さて、話は全く変わるが、昨日パソコンを買い換えた。
技術士試験勉強開始と共に購入し、長年一緒に頑張ってきた富士通のノート型だった。
しかし、最近やたらとフリーズするなど、調子が悪かったので、思い切って買った。

■今度は同じメーカーのデスクトップ型を購入した。
画面も19インチで見やすて使いやすい。
設定には約1日かかりましたが…(^^ゞ。

■何であんなに設定がややこしいのだろう?
説明は不親切だし、訳がわからない。
ネットやメール、セキュリティーは何とか接続できたが…。
お気に入り等は、今後整理していかなければならない…OTL。
何はともあれ、今日のこのブログがデビューである。


■しかし、なんか奇妙な縁を感じる。
昨日と今日、「パソコンの新旧入れ替わり」と「技術士登録証の到着」
ちょっと大袈裟だが、人生の大きな節目みたいな気がします。

■パソコンは入れ替えできるが、技術士はそうはいかない。
CPDだ!常にアップデートしていかなければならないのだ。


 ☆なお、プロフィールも変更しました (^^ゞ。


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平成20年度 道路科目の予想問題(その2)

2008年04月26日 07時51分29秒 | 予想問題【道路科目】
■皆さん、勉強は順調に進んでいますか?
もうすぐ4月も終わります。
そして、待ちに待ったゴールデンウイーク!
と言いたいところなんですが、そこは受験生、今は我慢してください。
遊ぶのは試験が終わってからにしましょう。
でも1日ぐらいは家族サービスに徹した方がいいかもしれませんが……。

■このゴールデンウイークが、まとまって勉強できる最後のチャンスです。
カレンダーを見てください。
筆記試験まで休日が何日ありますか?
如何ですか、数えるほどです。
頑張っていきましょう!

■さて、今回は「道路専門」の問題を予想してみたいと思います。
勿論、予想問題は所詮予想でしかありませんが…。


  ☆★では早速、予想してみましょう!★☆

「歩行者や自転車の安全に配慮した道路整備のあり方について、
あなたの意見を述べよ」



■自転車道については、ブログで3回ほど取り上げています。
どうも今年は自転車が熱いようです。
らがーさんも先日のブログで取り上げられていました。

■道路交通法改正は、6月1日施行です。
こういうことから考えても、自転車関連問題は出題確率が高いと感じています。



 [次回へつづく]


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入札・契約制度

2008年04月22日 06時22分09秒 | 建設一般
入札・契約制度を考える。

 ★建設業界にとって、「甲・乙」がある限り、入札・契約は永遠のテーマである。★

 
 現行の主な入札制度は、以下のとおりである。

■指名競争入札
指名競争入札は、なぜ批判が多いのか?
・指名されない企業もいる。なぜ指名されないのか?明確な理由がない。
・談合の温床となっている。これは論を待たないだろう。
・談合(言葉が悪い?)はすべて悪なのか?これについては、いろんな意見があると思う。
・品質確保の面などの利点も多いと思うが、現状を考えると復活は望めない。

■一般競争入札
会計法上は、これが基本である。
・誰でも参加できる利点がある一方、参加しない自由もある。
・一見さんの場合、技術力が未知数であるため、品質確保の心配がある。
・低入札による手抜き工事が危惧される。
・現在、主流になりつつある。

■総合評価落札方式
現在、最も評価の高い?制度である。
・金額面でなく技術力も評価するが、その評価基準が明確ではない。
・評価項目の形骸化

■随意契約
・契約する基準が曖昧である。
・災害復旧など緊急を要する場合、必要な制度である。

■設計・施工一括落札方式
・現実的な設計・施工が行われる。
・瑕疵担保や設計変更の対応について問題がある。

 
 ● どの入札方式も一長一短あるため、どの方式がベストなのか正直解らない。
 

 ★ 次に全体的な問題について論じる。

□入札契約に共通する問題点
・予定価格を上回った金額では落札できない。(会計法:上限拘束の規定)
・そもそも予定価格は妥当なのか?
・予定価格の事前公表による弊害はないのか?
・過当競争のツケは、いずれ納税者に跳ね返る。
・「安物買いの銭失い」にならないための対策をどうするのか。
・地域企業の保護がなぜ問題になるのか。
・なぜ、「建設業界=悪」というイメージを持たれるのか。
・落札率が高いと、なぜ叩かれるのか。建設会社はボランティア団体ではない。
・当初の工事費が少しでも膨らんだらいけないのか。
 


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過去問を考えよう!【道路設計】(その9)

2008年04月20日 06時22分46秒 | 過去問題【道路科目】
平成12年度の「道路設計の問題」を研究します。
なお、道路設計は今回で最終とします。


 【平成12年度】
道路設計において防災対策上考慮すべき点について、あなたの意見を述べよ。


■道路の防災対策上、道路設計で考慮するって何だろう。
道路設計というより、道路計画や道路管理にも近いと思う。
要は、災害を防ぐことなんだけど……。

では、災害を発生させる原因は何か?
・地震
・豪雨
・台風
・地すべり
・津波
・土石流
・豪雪
・落石(も入るかな?)
などがある。

これらに対し、如何にして道路を保全するのか、国民の生命を守るのか、これに尽きる。


■ハード対策
・予防保全としての防災対策(斜面や法面の補強など)
・迂回路の整備(リダンダンシーの確保)
・盛土地盤の補強
・排水対策、特に暗渠や排水ボーリングの定期的な清掃
・緊急輸送路など重要な路線における橋梁などの耐震補強
・日頃から危険箇所の点検
・切土や盛土を極力抑えた道路線形

■ソフト対策
現在の財政状況では、「ハード整備は永遠に不滅です」状態である。
したがって、ソフト対策がますます重要になってくる。
要するに”備えあれば憂いなし”である。
・適確な交通規制及び解除
・情報連絡体制の確立
・迂回路の確保
・避難訓練
・危機管理マニュアルの作成
・孤立集落の回避
・地震予知の研究促進
・ハザードマップの作成


■教科書【Ⅱ.2-2-2】防災空間としての道路構造
これによると、以下の状況における道路が果たす役割が記載されています。
・火災時
・震災時
要は、道路幅員を広く確保することが大切である。


  ★次回から【道路管理】の過去問について研究していく予定です。★



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平成20年度 道路科目の予想問題(その1)

2008年04月17日 06時23分03秒 | 予想問題【道路科目】
■皆さん、勉強は進んでいますか?
4月もすでに中旬半ばです。
経歴票作成も落ち着いて、インターネットによる受験申込の準備をされている頃でしょうか。
ネット申込が間に合わなくても郵送があります。
落ち着いて慌てずに申込みましょう。

■さて、今年度の「道路専門」や「建設一般」の問題を予想してみたいと思います。
勿論、予想問題は所詮予想でしかありません。

■私もこれまで過去問を参考にして、問題を予想し勉強してきました。
しかし、それが当たったことは殆どありません。限りなく0%に近い確率です。
ただ、予想問題の解答論文を考えることは、頭の体操には役立つと考えます。

■今後、思いつくまま予想問題を連載していく予定ですが、あくまで私個人が勝手に考えた問題です。
したがって、その対応は自己責任でお願いします。

■では早速、専門問題から予想してみましょう!


   【道路(必須予想①)】
 道路整備の現状及び課題を踏まえ、今後の道路整備のあり方について、
あなたの意見を述べよ。



■平成19年度の問題を踏まえれば、道路特定財源関連についても言及されるかもしれません。
しかし、技術士試験は、政治家に対する試験ではなく、技術士になるための国家試験であります。

■そうはいっても、道路に対する現状を把握しておくことは、知識として最低限必要です。

■国民がどういう意見を持っているか、国民のニーズを掴む必要があります。
なぜなら、技術士は、「国民経済の発展に資する」ために業務を行っているからです。
ここがポイントです。
所謂、技術士法第45条の2「公益の確保」という責務です。



 [次回へつづく]


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過去問を考えよう!【道路設計】(その8)

2008年04月14日 06時10分35秒 | 過去問題【道路科目】
平成13年度の「道路設計の問題」を研究しましょう。


  【平成13年度】
 平面交差点の設計において、道路交通の安全と円滑を確保するために留意すべき点を、交差点形状、交通流の整流化及び交通安全施設の観点から述べよ。


■平面交差点の設計は、教科書【Ⅲ.4】です。
※詳細は「平面交差の計画と設計-応用編-」交通工学研究会及び「基礎編」を参考にしてください。



●交通事故の約6割は、交差点で発生している。
       まずは、このことを押さえておく必要がある。●




 ★ポイントは、次の5点★

■平面交差点の設計【Ⅲ.4】
・なぜ交差点で交通事故が発生するのか?
・なぜ渋滞するのか?
・その原因は何か、道路構造に問題があるのではないか?
・交差点のみでなく、その前後の道路状況にも着眼する。
・交通マナー違反に起因する場合もある。
・高齢化社会に対応した交差点か?
・交差点の交通容量を把握しているのか?
・平面線形や縦断線形、横断勾配、合成勾配は大丈夫か?
・道路排水に支障はないか?

■道路交通の安全・円滑【Ⅲ.4】
・幾何構造は教科書に沿っているか?
・特例値は極力避ける。
・交通弱者に対する配慮は万全か?
・将来交通量の推定
・大規模団地や商業施設の開発計画はないか?
・カーナビなどのITSの普及促進

■交差点形状【Ⅲ.4-2】
・主流交通の把握
・交差点のコンパクト化及び単純化
・視距は確保できるか?
・基本は直角交差
・歩行者や自転車の溜まり場としての歩道確保

■交通流の整流化【Ⅲ.4-4~4-5】
・信号のサイクル長は妥当か?
・右折・左折専用車線の検討
・滞留長は妥当か?
・右折専用信号機のサイクル長は適切か?
・交差点の適切な間隔

■交通安全施設【Ⅲ.4-6】
・横断歩道や停止線の位置は適切か?
・解りやすい規制標識及び警戒標識の設置
・歩車分離式信号の検討
・道路照明灯の適切な配置
・大きく書いた路面表示
・夜間の雨天時において交差点を視認できるか?
・カラー舗装による視認性の向上
・左折巻き込み防止の反射鏡
・高齢者にやさしい交通安全施設であるか?つまり高齢者でも確実に視認できるか?

  [番外編]
★道路管理者と交通管理者の連携・協働(※これが最も重要かもしれません。)
★高齢者の運転免許返納制度の推進
★若年者の運転免許取得年齢の引上
★交通違反者への罰則強化
★交通ルールやマナーの遵守

  実は、「番外編」が一番肝心だったりしますが……。


 [次回へつづく]


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SUKIYAKI塾の講師をやっています!

2008年04月09日 07時39分31秒 | 試験全般
■年度末から、
SUKIYAKI塾の講師をやっている。
経歴票のチェックが主な役割だ。

■経歴票は、
以前にも増して重要に位置付けになっている。
口頭試験において、経歴についての質問があるからだ。
「あなたは、この業務でどういうことをされたのですか?」と。
これは、APECさんのHPや掲示板でもご案内のとおりだ。

■ところで、
私は現在12名の受験生を担当している。
こんな私を指名してくれる受験生もいた。
嬉しいけど、責任を感じている。
メールを受けた順番で対応していますので、時間が掛かります。
ご了承ください。

■詳しくは書けないが、受験生の業務内容や経歴は様々だ。
みんな必死だ。私もその気持は十分過ぎるほど解る。
だから精一杯誠意を持って対応しているつもりだ。

一生懸命頑張っている人には、こっちも頑張って見てあげたい。
厳しい言葉も時にはありますが、すべては合格のため!
それだけこっちも真剣にやっている。

■さて、
殆どの受講生に共通していることは、「課題と問題点」が混在していることだ。
課題と問題点を簡単に言えば、以下のとおり。

※これは、APECさんの受け売りですが…… (^^ゞ。
----引用開始(抜粋)----

・課 題:「クリアすべき困難事」
・問題点:「課題クリアにあたってのボトルネック」

「課題→クリアするためには問題点がボトルネック→解決策により克服」

つまり、【解決策】により【問題点】は解決し、【課題】はクリアされた、
ということが言えなくてはなりません。

・【業務内容】業務において、
・【課題】が求められる。しかしそれを実現するにあたり、
・【問題点】がボトルネックになる。

【解決策】により【問題点】は解決し、【課題】はクリアされた。
という書き方をしておかしくないか。
これで、課題・問題点・解決策が論理的かどうかのチェックができます。

----引用終了----

■詳しいことはAPECさんの書籍http://www.techlife.jp/book/20080303.htmlに書いてあります。
私は全部見ていませんが、少し拝見したところ、実に解りやすい内容でした。
ご購入なさっては如何でしょうか。損はないと断言します!

■受験申込
インターネットは4月24日締切りですが、郵送は5月9日までです。
どちらを選択しても合否に関係ありません。中身(職務内容)で勝負です。


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過去問を考えよう!【道路設計】(その7)

2008年04月06日 06時53分18秒 | 過去問題【道路科目】
平成14年度の問題について研究します。


 【平成14年度】
道路の線形設計に当たって、安全性や経済性などの観点から留意すべき事項について、
あなたの意見を述べよ。


 ★ この問題のポイントは「3つ」ある。 ★

  ・まず、「線形設計」とは何か?
 
  ・次に、「安全性」、道路のどういう安全に配慮するのか?
 
  ・最後は、「経済性」、どんな点に留意するのか?


■線形設計
【Ⅲ.3-1-1】
線形とは、道路の中心線が立体的に描く形状であり、平面線形と縦断線形に大別される。
・直線と曲線の組合せは無数である。
・道路の特性に応じた線形要素の適用
・地域特性に配慮した線形

■安全性
【Ⅲ.3-1-1~3-1-7】
自動車の交通安全を確保することは基本であるが、交通弱者である高齢者、身障者、幼児などの歩行者や自転車の安全を如何に確保するか、こういう視点も大事な時代になっています。
・自動車
・歩行者
・自転車
・通学路
・幹線道路
・生活道路
・自動車専用道路

■経済性
【Ⅲ.3-1-1~3-1-7】
・すべての道路が教科書の標準値を採用するのではなく、ローカルルールの採用も検討すべきである。
・初期投資とライフサイクルコストの比較検討
・土工バランスの配慮
・土工と構造物の比較
・構造物の経済比較

■その他
・道路構造令の遵守は当然であるが、人間工学の観点から、道路線形の安全対策を考えることも重要だと思います。
・先日アップしました「3つの視点」も忘れずに!
・過去問を考えよう!【道路設計】(その4)も参考になります。


[次回へつづく]


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新年度のスタートにあたって、彼との別れ…。

2008年04月01日 05時35分37秒 | 徒然日記
いよいよ、本日、平成20年度がスタートする。

■私の異動はなかったが、長年、仕事を共にしてきた部下1名が別の部署へ異動となる。
異動する彼は、物静かで真面目な性格、そしてコツコツ仕事をするタイプだ。
決して仕事は早くないが、たとえ小さな仕事でも手を抜かない丁寧な仕事振りだった。
だから、皆から人望を集めていた。

彼は、昨年の秋頃から、どうしようもないトラブル続きの現場を担当していた。
年度末になって更なる問題も重なり、途方に暮れた。
ここ1箇月は、特に忙しく何日も朝帰りが続いていた。

私は彼の精神がおかしくならないか、と気遣っていた程だ。
そういう状況の中、皆が職場の係の壁を超えて彼の仕事を手分けして応援した。
彼の人柄のお蔭だろう。

こんなに複雑でやっかいな現場は今までになかった。
というより、こんなトラブルは誰も経験したことがない。

問題はまだ解決はしていない。
しかし、彼が何とか道筋を付けて職場を後にする。

「後ろ髪を引っ張られる。」彼らしい複雑な心境だろう。
在り来りの言葉だが、新しい職場でもきっと力を発揮してくれるに違いない。


■彼の代わりに、別の部署から新たに1名が異動してくる。
彼の現場を引き継いでもらうつもりだ。

彼とは以前机を並べて仕事をしたことがあり、気心も知っている。
彼も頑張ってくれるだろう。いや、くじけずに頑張ってもらいたい。
もちろん、私も一緒にやる。

■別れと出逢い、新しい年度を迎える今日、いつになくセンチメンタルな気分になってしまう。
そんな柄でもないのだが……。


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