技術士(道路)を目指そう!

技術士【建設部門:道路】合格に向けた情報発信!
子ども達の成長記録も連載中!
“いなかもの”をよろしくお願いします.

一年の計は元旦にあり?

2007年12月31日 06時32分04秒 | 試験全般
いよいよ、2007年も今日までです。
明日から2008年、平成も20年目です。

「一年の計は元旦にあり」ってよく聞きます。
しかし、H20技術士試験は、もうとっくに始まっています。

それは、筆記試験合否発表の日?、いや違います。
早い人は、筆記試験が終わったその日から既にスタートしているでしょう。

・筆記試験に落ちた、あの悔しさ。

・もうダメだと落胆した、あの何とも言えない絶望感。

・技術士なんて俺には無理なんだ、という諦め。

・技術士なんて資格は要らない、という負け惜しみ……。

私も何度も味わったし、そう思ったこともありました。本当に何度もです。
でも、何年間も継続して受験勉強をしています。

何故だろう、と振り返って考えると、やっぱり、技術士になりたかったからです。
そして、自分に負けたくなかったからです。

受験を辞めるのは簡単なことです。
・でも、そんなに簡単に諦めて良いのですか?諦めきれますか?
・技術士って、そんなに簡単な動機だったんですか?

諦めたらそこで終わりです。もう戻れないでしょう。

あなたが頑張れば、きっと誰かが応援してくれます。
事実、私も数多くの人に励まされ応援していただき、そして助けられました。

なぜ、あなたは技術士を目指すのですか。
今一度、2007年最後である今日一日、考えてみましょう。

動機付けが大事です。

・あいつにだけは負けたくない。
・嫌な上司や先輩を見返したい。
・今の会社から転職し、給料を上げたい。

今は、こんな本音の部分が一番重要じゃないかとも思います。
口頭試験では禁句ですが……。

何はともあれ、皆さん、よい年を迎えてください。
そして、年が明けたら、あらたな気持で勉強に取組みましょう。

道路科目に有益な書籍

2007年12月30日 08時16分12秒 | 参考書籍
道路科目の受験に参考となる書籍について紹介します。

なお、らがーさんのブログで紹介されている建設部門の書籍は私も殆ど購入しており、
その内容はもちろんお勧めです。

これ以外で参考になる書籍を紹介したいと思います。

道路調査設計のノウハウ集
産学官の委員で構成されたメンバーで執筆されており、道路土工や道路設計などが、
Q&A方式でよくまとめられています。
でも、もしかして今は販売していないのかなぁ。各自確認してください。

市民のための道路学
国民がどんな道路を望んでいるのか。真摯な対応も必要です。

道路の経済学
いろんな意見がありますが、どれも聞く価値はあります。

自動車の社会的費用
1974年の書籍ですが、道路に携わる人は一読の価値ありと思います。

公共事業をどうするか
今後の社会資本整備は如何にあるべきか、今一度考えてみましょう。

まだあると思いますが、随時追加していきたいと考えています。
書籍はいくらあっても無駄にはなりません。

私のモットーは、
①自腹で買わなきゃ身に付かない。
②借りた本は所詮人の物、自分の財産にはならない。
③1行でも参考になる箇所があったら、とにかく購入する。
④どうしようかと迷ったら即購入、迷ってる時間がモッタイナイ。

なお、「道路構造令の解説と運用」や「道路土工指針」など、
道路技術者にとってのバイブルは紹介しません。

つまり、教科書は常備されていることが前提です。

道路科目の勉強方法

2007年12月29日 09時49分58秒 | 道路科目
技術士試験の勉強方法って、何か特別なことをしなければならないのだろうか。
そんなことを考えている受験生もいると思います。

まず大事なことは、当然のことですが、過去問を知ることです。

そんなこと当たり前だと思われるでしょうけど、案外このことが抜けていることがあります。
過去問をキッチリ調べ上げて出題傾向を探りましょう。

毎年繰返し出題されている分野がありませんか。
問題内容は違えど求めている解答は同じじゃないか、そういった問題。
これは要注意です。これを得意分野にできれば鬼に金棒です。

19年度の道路の場合、必須1問、選択5問が出題された。
必須は、絶対書かなければならない。
選択は、1問書ければ良い。
どちらも解答用紙(600字)3枚以内と指定されている。

たとえば、H19道路問題

どうですか、必須も選択も3枚ぐらい書けそうですか。
それが、なかなか書けないんです。書ければ苦労しません。

もちろん論文を書くわけですから、
起承転結に留意し、現状・課題・問題点・解決策を論じなければなりません。

当然、他の受験生と差別化を図るためにも「自分の意見」も盛り込まなくてはいけません。
これが重要です。だれかの書いた論文を真似してもダメなんです。

なお、過去問は「SUKIYAKI塾」に古い問題を提供していますので参考にしてください。
http://www.pejp.net/pe/niji/niji_sentaku.htm#2-7

書ける問題(得意分野)を増やすことが大切です。
逆に書けない問題(苦手分野)はキッパリ捨て去ることです。

すべての分野を勉強する必要はない。物理的に不可能です。
要は手を広げすぎない、ということです。

でも、道路は”必須問題”があるから、やっかいなんですよね。
これは自分の得意分野から出題されるとは限らない。

だから、アンテナを高く張り、社会の流れを読み取る。
新聞とか日経コンストラクションなどの専門雑誌が良いと思う。

たとえば建設一般に出されそうなトピックスを道路問題に置き換えるとかして、
論文の構成を考えてみるなどの手法は有効と考えます。

いま、「道路特定財源」が世間から注目されています。
誰もが知っている話題です。
そして、これが今年度の必須問題になったわけです。

平成20年度技術士試験の日程決定

2007年12月29日 08時10分28秒 | 試験全般
20年度の試験日程が公表された。

そろそろ受験準備に取り掛かろう!
準備は早いに越したことはない。

「あと8箇月もある」と感じるか、「8箇月しかない」と思うのか。
それは、受験を決意する”あなた”次第だ。

■試験日:平成20年8月3日(日)午前9時から午後5時
詳細は、http://www.engineer.or.jp/examination_center/information/info_2008_2.html

口頭試験

2007年12月27日 20時57分41秒 | 口頭試験
今年の口頭試験は、12月7日に始まり、確か今日が最終日だったと記憶している。
私は年内組だった。合否結果はすでに出ていると思うのだが……。

来年受ける受験生もいる。
ただ、情報によると総監部門は殆ど来年らしい。

さて、建設部門の場合、口頭試験の時期はどっちが得なのか、考えてみる。

私は早く終わって良かったと思います。
なぜなら、正月をゆっくりと過ごせるから、ただそれだけである。

年明けに受験する最大のメリットは、多くの試験情報が得られることだと考える。
でも、口頭試問の内容は変えられるかもしれない。
私が試験委員なら変えるだろう。

一方、デメリットもある。
それは、正月気分がゆっくり味わえないこと。
それとモチベーションの持続が……。

今年度から、体験論文の事後提出など、試験内容が変更になっての初めての口頭試験、
文部科学省は一体どんな評価をするんだろう。

もし、3月7日の結果が良ければ、口頭試問の内容を詳しく紹介したいと思っています。

技術士第一次試験 合格発表

2007年12月26日 20時33分36秒 | 技術士第一次試験
今日は、技術士第一次試験の合格発表だったらしい。
らしい、というのも変だけど、APECさんの掲示板を見るまで知らなかった。

技術士会の統計を見てみると、建設部門の合格率は50%を超えていた。
つまり二人に一人は合格したことになる。
昨年は20%を切っていたから、今年は相当成績が良かったことになる。

しかし、よーく考えてみると、何故そんなに合格率に差が出るのだろうか。
それも倍以上ですよ。普通に考えれば有り得ない数字だ。

文部科学省は技術士を増やしたいと考えているらしい。
それが原因がどうかは、誰も知る術がない。

でも、何だかんだ言ったって、合格者には「おめでとう、よく頑張った」と言いたい。
この合格をバネにして、二次試験に向けて発進して欲しい。

私は、一次試験の合格に二年かかった。
基礎科目が特に苦手だった。中でも化学系なんかは、もうチンプンカンプンであった。
でも他の科目でカバーし、合格基準を何とかクリヤできて合格した。

資格試験なんてそんなもんなんだ、とも思う。

技術士第二次試験(建設部門)の道路科目

2007年12月25日 20時46分38秒 | 道路科目
技術士第二次試験の建設部門は、11の選択科目があります。
このうちの一つが「道路科目」です。

道路科目は、毎年、受験者が最も多い科目です。
ちなみに19年度は2,487名が受験したそうです。

この「道路科目」は、さらに「専門とする事項」というものがあり、
道路の専門内容が細分化されています。

この「専門とする事項」は、筆記試験合格後に提出する「技術的体験論文」に大きく影響してきます。

つまり、「専門とする事項」に沿った「技術的体験論文」を作成する必要があるということです。
これはまた後日詳しく書きましょう。

さて、「専門とする事項」は、技術士会から以下のとおり5項目が示されていますが、
受験申込書の説明書によると、
これら5項目以外でも、これらと同程度の事項を記入しても良いとなっています。
たとえば……、何でしょうか?ご自分で考えてみてください。

●「専門とする事項」
 ①道路計画
 ②道路設計
 ③道路構造物
 ④道路管理
 ⑤道路情報その他の道路に関する事項

ところで、皆さん、すでにご承知とは思いますが、
道路科目の専門問題は、毎年2問解答するようになっています。

この2問のうち選択問題は、概ね「専門とする事項」から選択できるような出題となっているようです。

しかし、受験者すべてが解答を求められる必須問題があります。
この必須問題からは逃げることはできません、書けなきゃ即「不合格確定」です。

これがまた道路全体を問うような幅の広ーい問題でありまして、”道路一般”とも言える問題です。
これについても、追々書いていきます。

ブログ開設しました。

2007年12月24日 11時24分01秒 | 自己紹介
口頭試験が終わって、ただいま受験資料を整理しています。

資料が一杯たまったなぁ、と感心しています。
なんせ、過去○年間の資料ですから、そりゃもう、狭い勉強部屋が……、
と言っても、もちろん子ども達と一緒の勉強部屋なんですが (^^ゞ。

口頭試験の結果は不安ですが、心静かに3月7日の発表を待ちたいと思います。

技術士受験、とくに道路に関する有益な情報などを「つれづれなるまま」に書いてみたいと思います。

技術士を目指している方、今後受験を考えている方、何度受験しても合格できない方、一緒にがんばって合格を目指しましょう。

皆さん、今後ともよろしくお願いします。

ご意見やご感想は、inakadouro A mail.goo.ne.jpまでお願いします。(A⇒@に変えてね!)