技術士(道路)を目指そう!

技術士【建設部門:道路】合格に向けた情報発信!
子ども達の成長記録も連載中!
“いなかもの”をよろしくお願いします.

筆記試験本番に向けて!

2008年07月30日 06時19分37秒 | 試験全般
★ いよいよ筆記試験まで、あと4日となりました。
絶対合格してやる!という強い気持ちで試験に臨みましょう。

■試験会場では、受験生がさまざまな資料を片手に最後の勉強をしている。
そして、皆が賢そうにも見えてくるから不思議なものだ。

■しかし、気にする必要はない。
受験生の半分近くは、それほど真剣に勉強していないはずだ。
このブログの読者である、あなたの方が勉強してきたはずだ。
そうですよね(^^ゞ


    ■ □ ■


★ さて、試験本番に向けての心構えについて、ちょっと触れてみたい。

■とりあえずは、試験監督員の説明を、よーく聞くこと。
慌てる必要はない。説明時間はたっぷり確保してある。
そして、受験番号などを、落ち着いて、解答用紙にすべて記入する。
これが書いてなくて失格となったら、泣くに泣けない。

■試験問題を見たら、まず、その題意を読み取ろう!
ここを読み違えると、?な論文になる。
★ 試験委員は、
・何を聞いているのか?
・何を書いてほしいのか?
このことを十分念頭におく。

■つぎに、題意に沿った論文の組み立て(構成)をじっくり考えよう。
いわゆる骨子法というものです。
ここで試験の合否が決まると言っても過言ではないだろう。
つまり、この骨子(目次)がうまくまとめられたら、筆記合格に近づくと思う。


    ■ □ ■


★ それでは、私の体験を参考までに紹介します。


  【午前】 建設一般
10時~12時30分(2時間30分)

■例年通り2問の出題、「地域活性化」と「技術継承」だった。
ここは、地域活性化しか書けない。
幸か不幸か、悩む時間がなくて幸いした。
あとは、地域活性化の「課題と具体策」へ向けてまっしぐら!

■まず、題意を読み取る。
・余計な形容詞は消したり、
・重要な箇所に下線を引いたり、
・四角で囲んだりした。

■つぎに、答案用紙には目もくれず、
試験問題用紙の余白を利用して、解答論文の下書を行った。
ここで、論文の構成をじっくり練った。
これまで勉強してきたことを、すべて吐き出すかのように書きなぐった。

■そして、その下書きを見え消しで修正したり、文章を追加した。
また、課題の書き方を変えてみたり、解決策を入れ替えたりした。
字数や文量、行数などを考慮しながら、推敲に推敲を重ね、解答論文の原案を創った。
この作業が終わったのが、10時50分だった。
50分要したことになる。

■さて、いよいよ、この下書きを解答用紙に書き始める時がきた。
だれでも読める文字、これに注意しながら、ひたすら書いた。
3ページの最後の行まで、きっちり書きあげた。

■時計を確認したら、12時18分だった。
答案用紙3枚を88分で書いた。
1枚あたり約30分という計算になる。
標準的なスピードだと思う。

■最後は、もちろん見直しだ。
・踊っている文字
・笑っている文字など
見つけ次第、字消し板を使用して、丁寧に修正した。
試験監督員が試験終了を宣言するまで、眼を皿のようにして、文字の修正を続けた。


  【昼休み】
12時30分~1時30分(1時間)

■建設一般のことは忘れた。終わった科目は、もう関係ない。
コンビニのおにぎりを食べながら、専門の最終論文を読み漁る。
いわゆる最後のあがきだ!
昼休みなんて、ほんとあっという間に終わります。


  【午後】 専門科目
1時30分~5時(3時間30分)

■専門問題は、2問答えなければならない。
1題に掛けられる時間は、平均して1時間45分。
建設一般に比べ明らかに時間が足りない。建設一般より、45分も短いのだ。
これは大きい。
下手すると見直す時間が確保できない。

■さーて、緊張しながら、恐る恐る問題用紙を開く。
今年の必須問題は何なんだ。
えっ! (・o・)……、真に必要な道路?なんじゃこりゃ!
一瞬固まった。今年もダメか、不安が頭をよぎる OTL。

■じゃぁ、選択問題はどうか? 例年どおり、5問あった。
・1問目は、景観形成
・2問目は、交通渋滞の抑制
・3問目は、切土・盛土のり面の防災対策
・4問目は、舗装の計画
・5問目は、道路構造物の維持管理

■書けそうなのは、1問目と3問目、それと5問目しかない。
でも、高得点が期待できるのは5問目かなぁーと……。
こういうことを、ざぁーと考えながら、道路構造物の維持管理に的を絞って構成を練った。

■そして、建設一般と同じように問題用紙に論文の下書きを始めた。
建設一般よりも、ちょと早いスピードで書いた。
何しろ時間がないのだ。

■ただ、道路構造物にも、のり面やトンネル、擁壁、橋など、いろいろある。
多くのことを書くより、ポイントを絞って論述した方が良いと判断。
それなら、道路橋ひとつに絞った方がわかりやすい。

 ※実は、道路橋しか書けなかったのだが…(^^ゞ。

■論文冒頭の「はじめに」において、
「~(道路橋が重要だという背景を書いた)~、
 道路橋の維持管理・更新について述べる。」と宣言した。

■課題と解決策が、きちんとリンクしているか。
ここに注意して推敲を重ねた。

■下書きがある程度完成した段階で、早速、解答用紙へ移った。
書きながら推敲した、というより、推敲しながら書いた。
まぁ、そんな感じだった。
結局、3枚目が2行残った。
ここまで3時ちょうどに終了、1時間30分要した。

 ※解答用紙に書く順番は、選択問題からでも全然大丈夫です。
  ただ、問題番号などは絶対間違えないように!

■残るは難題、必須問題である。
選択問題を書きながらも、必須問題も頭の隅で気になっていた。
設問にある具体的な事例が思い浮かばなかったのだ。

■そこで、例の3つの視点(国・都市部・地方部)で論文を構成した。
終わったのが4時40分、実はかなり焦った。
1時間40分掛かった。
必須も3枚目を2行残した。

■終了時間の5時まで、あと20分、ひたすら文字を修正した。
ただただ疲れ果てた。

以上、私の体験談でした。


★文字にすると、それほど大変じゃないようですが、実際、余裕などありません。
とくに、専門論文については、全く余裕ありませんから、ご注意ください!!


    ■ □ ■


■筆記試験本番に向けて!
・合格したければ、必死になって書くしかない。
・もうこれ以上できない、というくらい頭を使う。
・ここまで来たら、開き直るしかない。
・勉強の成果を採点委員に見せびらかそう。
・体調管理には、くれぐれもご注意ください。
・できることならば、試験前には休暇を取って、最後の調整をしてほしい。


★ 皆さんのご健闘をお祈りします!
  ★ 悔いが残らないよう、全力を尽くそう!
   
     ★ Never Give Up! ★




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五輪専用レーン

2008年07月27日 10時46分31秒 | 徒然日記
この写真は、朝日新聞社からの引用です。
オリンピックを間近に控えた北京市の幹線道路です。

記事によると、車番末尾が奇数か偶数かで交通制限を実施しているそうです。
その目的はCO2削減とのことです。

写真のとおり、
路面表示と規制標識を併用し、五輪関係車両専用レーンの使用も始まったそうです。

別に大した記事ではないと思われる方もいらっしゃるでしょうけど、
ほぉー、と妙に感心したものですからアップしたところです。



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一字入魂!

2008年07月26日 09時33分40秒 | 試験全般
■筆記試験の合否は、解答用紙に書いた論文で決まる。
つまり、解答用紙がすべてである。
これ以下でも、これ以上でもない。

どこかの採用試験みたいに、だれかが加点してくれることはない。
これは、国が実施する「国家試験」なのである。

■要するに、
何が言いたいかというと、
試験当日、あなたが解答用紙に書く「1字・1字」が、合否を決定する。
という事実を念頭においてください、ということです。

単に升目を埋めればいい、ということではない。
そこに魂を込める!

■答案用紙3枚目の最後の行まで書いても、合格とは限らない。
私は、必須問題を1枚半しか書かなくて、道路に合格した人を知っている。
恐らく、その人は相当優秀な方で、魂がミッチリこもった論文だったのだろう。

普通の受験生は、これを真似してはいけない。というより真似できない。
そもそも、1枚半で合格できるほど甘くはない。
もしかすると、その人は、選択問題が満点に近かったのかもしれない。


■話は変わり、
毎年、甲子園を沸かせる高校球児たちは、一球に全身全霊を賭けている。
いわゆる”一球入魂”だ!

それは、なぜか?
・その一球が、勝敗を決めるからだ!
・気の緩みは命取りになるからだ!
・負けたら終わり、再試合はないのだ!

■技術士の受験生は、「一字」に魂を込めなければならない。
要は、”一字入魂”だ!
語句、読点や句点、主語と述語のねじれ、言い回し、つなぎ言葉、……。

■一字、一字を大切に使う、こういう気持ちで升目を埋めていこう。
・いきなり、書き始めない。
・まず、論文の構成(目次)をじっくり考えよう。
・ひとつの文章が書き終わった毎に、これでいいのか、と見直そう!
・最終段階で読み直して、しまったと思っても、修正はむずかしい!
・無駄な言葉・形容詞・修飾語がないか、一つずつ慎重にチェックしよう!
・きれいな字である必要はない。
・だれでも読める、ていねいな文字を心掛けて書けばよい。


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漢字書けますか?

2008年07月25日 06時05分06秒 | 試験全般
■いま、ほとんどの人は、ワードなどを利用し、パソコンで文書を作成している。
そのため、仕事上、文章を手書きすることは、ほとんどないだろう。
だから、正確な漢字をほとんど忘れてしまっていると思う。

イメージでは分かっていても、正確には書けない。
そんな状況ではないだろうか。

■私も、試験当日、本当に簡単な漢字さえ、すっかり忘れていて焦ったことがある。
恥ずかしながら、相当数の漢字が正確に書けなかったのだ。
そこで、試験前にその漢字リストを作成し、必死に書きまくって覚えた。

■では、以下に、正確に書けなかった漢字を公表します!
なお、体験論文の漢字も含まれます。
現在は、ワープロ提出ですから、関係ありませんが…(^^ゞ。


頻繁(ひんぱん)
暫定(ざんてい)
峻別(しゅんべつ) 
莫大(ばくだい) 
漠然(ばくぜん)
歳(とし)
宣伝(せんでん) 
払拭(ふっしょく)
高齢(こうれい)
昨今(さっこん)
研鑽(けんさん)
急峻(きゅうしゅん)
礫(れき)
危惧(きぐ)
柔軟(じゅうなん)
崩壊(ほうかい) 
遂行(すいこう) 
既存(きぞん)
配慮(はいりょ)
緩和(かんわ)
無駄(むだ)
改善(かいぜん)
横(よこ) 
絞る(しぼ) 
繁茂(はんも) 
避難(ひなん)
間隙(かんげき)
緩い(ゆる) 
襲う(おそ) 
頁岩(けつがん) 
気泡(きほう) 
発泡(はっぽう)
疲弊(ひへい) 
弊害(へいがい)
貨幣(かへい) 
犠牲(ぎせい) 
施策(しさく) 
飛躍(ひやく) 
駆使(くし) 
制御(せいぎょ) 
情勢(じょうせい)
修繕(しゅうぜん)
充填(じゅうてん) 
休憩(きゅうけい) 
石灰(せっかい) 
攪拌(かくはん) 
廃棄(はいき) 
遭遇(そうぐう) 
怯える(おび) 
錯誤(さくご)
猛烈(もうれつ) 
勢い(いきお) 
甚大(じんだい) 
次善(じぜん)
把握(はあく) 
蓄積(ちくせき) 
獲得(かくとく)
対症(たいしょう)
療法(りょうほう) 
放棄(ほうき) 
錯綜(さくそう) 
鍛練(たんれん) 
真摯(しんし) 
優遇(ゆうぐう) 
欠如(けつじょ)
履歴(りれき) 
脅かす(おびや) 
濁水(だくすい) 
適宜(てきぎ)
抜擢(ばってき) 
寅(とら) 
喧騒(けんそう) 
自慢(じまん)
慢性(まんせい) 
織(お)りなす
直轄(ちょっかつ) 
美しい(うつく) 
整備(せいび) 
景勝地(けいしょうち) 
眺望(ちょうぼう) 
情緒(じょうちょ)
余儀(よぎ) 
貢献(こうけん)
追跡(ついせき) 
携帯(けいたい) 
懸念(けねん) 
恣意(しい) 
乖離(かいり) 
是正(ぜせい) 
脅威(きょうい) 
過疎(かそ) 
移譲(いじょう) 
徹底(てってい) 
撤廃(てっぱい) 
無駄遣い(むだづかい) 
実態(じったい)


★ 受験生は、もちろん書けますよね(^^ゞ!
★ もし、本番でど忘れした場合は、ひらがなで書いても大丈夫?


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運転手入札?

2008年07月24日 07時01分57秒 | トピックス
■久し振りに、社説を紹介します。
またもや談合事件!
しかも、国交省が所有する公用車の運転手に関わる談合だ。

驚いたことは、談合よりも、そもそも専属運転手が必要か?ということだ。
時代錯誤も甚だしい。

■もちろん、大手企業の社長とか大臣、知事や市長、国の局長や部長クラスなど、
多忙を極める人なら、専属運転手が必要だろう。
それは理解できる。

■しかし、国交省の工事事務所や出張所の職員にまで、なぜ専属運転手が必要だろう?
そういえば、ある県の土木事務所にも専属運転手(職員)がいたが、2、3年前廃止になったそうだ。
今では、担当技師が運転しているとのこと。
当たり前のことだ。

■自分で運転して、目的地へ移動すれば済む話だ。
コスト縮減が聞いてあきれる。

■自動車運転免許なんて、いまや誰でも所有しているだろう。
こういうことを、国が率先してやっているから、国民から見放される。
そして、また、道路特定財源が無駄だ、という話になる。

 ★ まったくもって、国がやることは理解できない。


――――――――引用開始――――――――

国交省公用車―無駄ゼロが泣いている 

 
 官製談合で現職局長が逮捕されたのは、ほんの1カ月前のことだ。税金を使って職員用のマッサージチェアやカラオケセットを買い、批判を浴びたことも記憶に新しい。

 そんな国土交通省をめぐって、問題がまた起きた。今度は公用車にかかわる談合の疑いである。

 国交省が持つ公用車は、必ずしも職員が運転するわけではない。多くの場合、委託された外部業者の運転手がハンドルを握っている。この公用車の運転などの仕事を特定の業者が独占的に受注していたというのだ。

 問題とされた各社は入札に先だって、どこが請け負うかを調整していた疑いがあるといい、公正取引委員会が立ち入り検査に入った。

 相次ぐ談合にはあきれるが、今回はさらに首をかしげることがある。

 業者のうち上位3社だけで、国交省からの仕事の9割を受注している。そしてこの3社には、国交省のOBが数多く天下っているというのだ。

 どう考えても、これはおかしい。仕事をもらうかわりにOBを受け入れている。そんな「持ちつ持たれつの関係」にしか見えない。

 OBがいることで仕事が有利になった面はないのか。談合の実態とあわせて、まず明らかにしてもらいたい。

 国交省は癒着を疑われたくないのであれば、取引のある業界への天下りをやめるべきだ。

 これに加えて指摘したいのは、そもそも公用車が多すぎるのではないか、ということだ。

 国交省は道路整備特別会計からの支出で買った約1400台の公用車を全国約150の出先機関などで使っている。かつてたくさんいた職員の運転手が140人まで削減された一方で、車はどれだけ必要なのかが十分検討されないまま維持されてきたようだ。

 幹部クラスの送迎のほか、交通の不便な工事現場へ出向く際などに使われているというが、実際には地元の市役所など、電車やバスで行ける場所への移動の足にもなっている。そうやって使ってもなお、1カ月の稼働が40時間といった例を聞くと、必要でない車がかなりあるとしか思えない。

 さらに、こうした職員の移動に、なぜ運転手付きの車が必要なのか。民間企業では社員がみずから営業車を走らせるのが当たり前だ。

 折しも政府・与党は、福田首相の「無駄ゼロ」の音頭で、各省庁の予算の見直しを進めている最中だ。自治体からも、地元にある国交省の出先機関のぜいたくな予算の使い方には疑問の声が出ている。

 国交省に限らず政府のコスト意識は、民間とかけ離れている。こうした意識を根本から改め、身を切る姿が見えなければ、納税者は納得できない。


「朝日新聞」2008年7月22日(火)社説

――――――――引用終了――――――――



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試験七つ道具

2008年07月23日 08時19分33秒 | 試験全般
★いよいよ、試験が近くなった。
そこで、試験当日に持っていくものを確認しよう。

★私の数多い?受験経験から、試験の七つ道具を紹介しよう!
とは言っても、七つ以上はあるのだが…(^^ゞ。

★私の場合、名前のとおり、住まいが田舎なんです。
だから、試験会場がある都市部まで、すごーく遠いんです。
それで、前泊してました。

★それと試験当日も泊まりました。
実は、これが唯一の楽しみだったんです (^^ゞ。
試験が終われば、1泊2日の旅行気分?なんです!
頑張った自分へのご褒美のつもりです。


  □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □


★試験終了後、ホテルに試験道具を置いて、軽くシャワーを浴びる。
早速、近くの居酒屋へ直行。
場所は、ホテルの近くなら、どこでも良い。
そして、とりあえず生ビール。
これがうまい!

★ビール片手に、持ち帰った問題用紙に書き込んだメモを頼りに、
解答論文を復元する。
これが大事なんですよ。
100%は無理だが、大体記憶しているものだ。

★記憶が鮮明なうちに記録しておく。
これは口頭試験にも関係してくる。
ここは押さえておこう。

◆話がちょっと脱線しました。
では、七つ道具を紹介しましょう。


  □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □


■試験関係
○ 受験票(これがないと始まらない)
○ 最終論文
○ ドクターグリップ2本(万が一のために備え予備を1本)
○ 普通のシャープペン1本(指の疲れを取ることと、気分転換にペンを変える)
○ 字消し板(重宝します)  
○ 筆箱  
○ 定規(タイトルに下線を引きます)  
○ 消しゴム2個(万が一のために備え予備を1個)
○ 替芯(B)2個(2Bは汚れやすい。万が一のために備え予備を1個)   
○ 鉛筆削り(携帯用ー子どものを借りました。色鉛筆用)
○ ICレコーダー(単4電池)(論文暗記で使用、試験直前まで聞いていた) 
○ 電卓(使用したことはないが、毎回持参した)  
○ 時計2個(腕時計と置き時計、電池切れのリスク回避)  
○ 蛍光ペン(本番では鞄に入れます)  
○ 色鉛筆(赤と青、タイトルを強調するための下線に使用)   
○ 低反発座布団(大学の椅子は硬くて痛いので、これがあると長期戦も安心) 
○ ガム(脳が活性化するらしい)
○ 時間配分表(時間配分は、ちゃんと考えましょう。本番では鞄に入れます)

■交通関係
○ バス予約券(行き、帰り)  
○ ホテル予約券(ネット予約が安い。安いのが一番だ!)  
○ 地図(試験会場、ホテル)  
○ 時刻表(行き、帰り)

■昼食
※試験当日の朝、コンビニで購入
○ おにぎり2個(梅と鰹節、これだけです。満腹になると眠くなる)  
○ ペットボトル1本(抹茶系:脳が活性化するという話を聞きました (^^ゞ)

■着替え
○ 着替え(下着4組、半袖シャツ2枚、Tシャツ2枚)  
○ ハンドタオル3枚
○ 長タオル1枚  
○ 薄手の長袖  
○ 洗濯物袋6枚

■健康
○ エアーサロンパス(昔は必要だったが、去年からはさほど必要ではない)  
○ 目薬  
○ リバテープ

■試験会場の服装(これ以上ラフな格好はないというぐらいラフでした)
○ 長ズボン(下半身を冷やさないためです。冷房が利きすぎている場合がある)
○ 薄手の長袖(同上)
○ タオル(答案用紙を汚さないため、手の汗を拭く。冷や汗ではない!)
○ 草履(これまで、一度も靴を履いたことがない。これが楽です)

■その他
○ 財布(キャッシュカード)  
○ 携帯電話(充電器)  
○ 綿棒  
○ 鏡  
○ ひげそり
○ 耳掻き  
○ ティッシュ
○ エイトフォー  
○ 爪楊枝



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過去問を考えよう!【道路必須】(その2)

2008年07月19日 06時15分13秒 | 過去問題【道路科目】
■久しぶりに【過去問を考えよう!】です。
それはそうと、今年は、どんな問題が出題されるのでしょうかねぇ?
不謹慎ではありますが、ある意味、楽しみでもあります。


  □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □


 ★ では、19年度の問題文を見てみましょう。

 【平成19年度・道路必須】
「道路特定財源の見直しに関する具体策」(平成18年12月閣議決定)においては、「道路整備に関するニーズを踏まえ、その必要性を具体的に精査し、引き続き、重点化、効率化を進めつつ、真に必要な道路整備は計画的に進める」とされている。このような見直しに至った背景と考えられる事例を2例以上挙げその内容を記述するとともに、これらの事例を踏まえて、「真に必要な道路とは何か?」についてあなたの意見を述べよ。

■如何でしょうか?
一見すると難しいそうな、えっー、何これ!と思うような問題です。
私も、試験当日そう思いました。
でも、今、冷静になって考えてみると、
問題文の余計な枝葉を取れば、以下のように要約できる。

 ①道路特定財源の見直しに至った背景と考えられる事例を2例以上挙げる。
 ②その事例を踏まえ、「真に必要な道路とは何か」、あなたの意見を述べる。

 ★ポイント(題意)は、この2点だけです。

■今年もこのような、回りくどい出題があるかもしれません。
 その場合は、落ち着いて問題文をよく読み、題意をつかむことが大事です。

 余計な枝葉は削除し、何を答えればいいのか、そこを考えてください。
 問題文に下線を引いたり、余計な言葉は消してください。
 そうすれば、ポイントが浮かび上がってくるはずです。


  □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □


■では、本題に戻ります。

①道路特定財源の見直しに至った背景と考えられる事例

 こういう場合、以前ブログで書いた3つの視点が役に立つ。
 これは、あくまでも私の持論ですが……。

★ つまり、以下の「3つの視点」で考えればよい。
 ・国全体(わが国に共通する全体のこと)
 ・都市部
 ・地方部

 設問も2例以上となっているから、十分対応できる。

★見直しに至った背景は、次のようなことだと思います。
 もちろん、試験本番では、すべて書く必要はない。
 最も重要と考えることを、2つか3つ挙げればよい。

 でも、私の場合、試験当日において、
 事例だから、具体的な事業名を書くのかなぁ、と悩んだ記憶があります。
 結局は一般論を書いた。 

 ※事例:理論などの裏付けとなる個々の場合についての実例。「新明解国語辞典」より引用


 [国全体]
・少子高齢化による社会保障費の増大などにより、財政が非常にきびしい。
・人口減少により、税収の大幅な減少
・談合事件や構造計算偽造など、国民に対する背信行為

 [都市部]
・何度も掘り返される道路占用工事
・過大な計画交通量の見込みにより、採算が取れない道路
・遅々として進まない交通渋滞対策

 [地方部]
・地方に高速道路は必要ない、とする都市部のバッシング

  □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □

②「真に必要な道路とは何か?」
これも、以下の3つ視点で考えればよい。
・国全体
・都市部
・地方部

★要するに、見直しに至った背景の”裏”、つまり”逆のこと”。
 これが「真に必要な道路」だと考えます。
 こういうスタンスで整理すればいいと思います。

 [国全体]
・財政が非常にきびしい→コスト縮減した道路整備、効率的・効果的な道路整備

 [都市部]
・何度も掘り返される道路占用工事→路上工事の縮減
・過大な計画交通量の見込みにより、採算が取れない道路→実態に応じた料金体系
・慢性化している交通渋滞→ボトルネック対策、高速道路の利用促進

 [地方部]
・高速道路の建設→都市部の合意形成が得られた高速道路建設
 Q:では、都市部の合意形成を如何にして得るのか?
 A:それは、地方部の高速道路開通による、都市部のメリットを挙げる。
   メリットは、各自で考えてみてください。たくさんあります。

■こんな感じではないでしょうか。
ただし、これは、あくまでも私個人の意見ということですので、誤解のないようにお願いします。

■「真に必要な道路」については、人それぞれ、さまざまな意見があると思います。
それは、各自において「真に必要な道路」があるということです。

■要するに、こういう問題に正解はありません。
如何にして、論理的な論文を書けるか。
これに掛かっていると思います。


  □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □


◆いよいよ、試験が近づいてきました。
この時期になって、あれも、これも、と手を広げない、欲張らない。
 以下のようなことが大事だと思います。
 ・これまで学習したことだけを復習する。
 ・自分の能力を信じる。(信じるしかないが…(^^ゞ)
 ・試験本番で、それが100%発揮できるよう、頭に叩き込む。
 ・どんな問題が来ても、学習(暗記)したことが書けるように誘導する。
  たとえば、論文の「はじめに」で、自分の土俵に持ち込む文書力を養う。


  □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □


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Never Give Up!

2008年07月15日 08時18分38秒 | 試験全般
■さぁ、試験まで3週間を切った!
今、何をしていますか?
まさか、知識のINPUTだけ、じゃないでしょうね?

■大事なことは、「OUTPUTする力」を増強することだ!
そこを忘れないようにして欲しい。
いくらINPUTしても、本番でOUTPUTできなければ、即、OUT!

■「勉強したつもり」この錯覚も危険です。
たとえば、文献を読んで理解したつもりになっていませんか?

それを、今、OUTPUTできますか?
やってみてください。
できれば問題なし!

■それと、これまで、たくさんの論文を作成したはずだ。
でも、今と昔の論文を見比べて、どうだろう?
・レベルが違いませんか?
・少しは成長の足跡がありませんか?

えっこれは、ちょっと……、
と思うような論文は、最後の最後まで推敲しておこう!

以前と比較すると、あなたの論文構成手法や、視点も変わっているはずだ。


  □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □


■今この時期、受験生の論文作成能力は、確実にレベルアップしているはずだ。
いや、していなければ、おかしいのだ!
講師の添削を受け、悔しい思いをして、今畜生!と恨んだ?こともあっただろう!

■でも、そういう経験は大切だ。
なぜなら、あなたは技術士を目指しているからだ。
そういう文書作成能力は、最低限必要だからだ。

技術士になったら、添削を受ける機会は、なかなかない。
というより、あまり聞けなくなる。


  □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □


■ここまで来て、技術士をあきらめるな!
あきらめたら、そこで、THE END!
また来年、同じことの繰り返しが待っているだけだ。

あきらめる必要は、全くない。
あと19日もあるのだから。

今まで蓄えた知識を、100%使いこなそう!
これが大事なんだ!

■とにかく受験しよう!
試験会場へ行って、論文を書いてみよう!
最後の1秒まで、消しゴムと鉛筆をフル活動させ、粘ってあがこう!
受験しなければ、なにも始まらない。

■受験しなければ、合格できない。
それは100%事実だ。

ただ、その逆も、また真実だ!
つまり、受験すれば、合格できる確率は高くなる。
当然のことだ。

Never Give Up!
受験生に、いま贈る言葉です。


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論文の言葉

2008年07月08日 18時16分20秒 | 試験全般
■久しぶりの記事更新です。
いつも訪ねていただく皆さん、ありがとうございます。

■でも、こんなにブログ更新が空いたのは、恐らく初めてです (^^ゞ。
試験が近づくに従って、SUKIYAKI塾の添削が集中してきました。
それで、ブログをアップする時間がありません!

今、ちょっと時間が空いたので、これを書いています。
というより、キーボードを叩いています。

■最近、朝から晩まで、仕事と飯、風呂や睡眠、
そしてウォーキングを除いて、ほとんど解答論文と格闘しています。
これは決して愚痴ではありません!

だけど、実際、刺激を受けることも多い。
えぇ、こんな切り口があるのか…、と感心することもある。
ここ2週間、そんな楽しい日々である。

■一生懸命である受講生に応えたい。
そんな気持ちで、毎日、添削をやっている。
試験までベストを尽くそう!
そう考えている。

■時には、辛口の批評もする。
それは、当然だ。
合格するため、講師も必死なのだ!

■いやぁ、でも、たくさんの添削をやってみると、
いろいろ気付くことが多々ある。

そのことについて、ちょっと記してみよう。
・私の場合、論文作成の基本として、一つの段落は3行以内としています。
 それは、一段落の行数が多いと、文字の塊のように見えて、目に優しくない。
 また、読みにくいし、論点がボヤけていることが多い。
・場合によっては、4行も1回くらいは、まぁ良しとしますが、
 それ以上はもうダメです。
・漢字が多いのも、やはり、解答論文としては避けたい。
 つまり、「白い文章」を心掛けるといいと思います。

■つなぎ言葉の工夫もお願いしたい。
 たとえば、えーと、何があるかな…。
 思いつくまま列挙したいと思います!
 
 さて、 たとえば、 とくに、 また、 一方、 他方、 しかし、
 しかしながら、 したがって、 このことから、 さらに、 なお、
 つまり、 そこで、 ただし、 以下、…、 このような中、 こうした…、
 まず、 上述した…、 今後、 最近、 近年、 現在、 つぎに、
 このように、 具体的な…、 わが国(我が国)は…、 これまでも、
 もちろん、 そのうえで、 本来、 それは、 これは、 実際に、
 このため、 そのため、 仮に、 そもそも、 私は、 われわれ…は、
 すなわち、 そこで、 そして、具体的には、 具体策は、そのため、
 以下のとおり、

 ※ まだ、あると思いますが、もうこれ以上知りません (^^ゞ。
  この中から、論文にマッチする言葉を選ぶ、それも多くの言葉を使用する。

■つぎに、結びの言葉も色々ありますね。
 ただ、曖昧な言い回しは、止めましょう。
 ・たとえば、以下の言葉は避ける。
  ~だろう。~が考えられる。~と思う。~と思われる。
 ・つまり、主語は、「あなた」なんです。
 ・受け身では、試験官に伝わらないし、点数も加点されないでしょう!!

■そこで、以下のように断定するのがコツだ!と思います。
 必要と考える。(必要である。)
 ・重要と考える。(重要である。)
 ・肝要と考える。(肝要である。)
 ・…を図る。
 ・…すべきだ。
 ・…である。

 ※ 意味は、各自で調べてください。

■文中のつなぎ言葉もたくさんあるが、一般的な言葉は以下のとおりだ。
 ・~とともに、~
 ・~に加えて、~
 ・~と同時に、~

 ※ 間違っても、
  「~の~の~」とか、「~し、~し」、「~したり」とは書かないこと。

■それと、主語と述語にも気をつけよう!
 これが、逆転している場合とか、どれが主語か、不明なことがある。
 これを避ける方法が、「短い文章」の心がけだ。

■句点、読点にも細心の注意を払おう!
たとえば、読点一つで、文章の印象が全く異なります。
また、最後の「以上」も忘れないように書きましょう。

■つまり、何が言いたいかといいますと、
「読みやすい論文を書く」ということです。
それも「技術士になったつもり」で書く。これも大事です。

流れるような論文、それが最高です。
もちろん、中身はそれなりのことがないと話になりませんが…。


  ■ □ ■ □ ■ □ ■ □


★このような中、20年度の「技術的体験論文」の要領が公表されました。

   技術的体験論文について

■昨年と変わらないみたいです。
でも、今は準備しないでくださいね!!
まずは、筆記試験です!くれぐれもよろしくお願いします。

■受験票も届いているみたいですし、ほんとうに、もうすぐなんですね!
次は、いつ更新できるのか……(^^ゞ。


  ■ □ ■ □ ■ □ ■ □


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