続・トコモカリス無法地帯

うんざりするほど長文です。

ダメージ算出

2010-11-01 01:43:01 | D&D4版 セッション感想
ダメージ算出

今日は400点くらいダメージが出ましたが、出したのは私ではありません。パーティーのウィザードが毒ガス範囲攻撃でトータル叩き出した数値です。
ちなみに私の出した総ダメージ量は8です。1/50です。8ダメージ。3桁越えのダメージをラッシュで叩き出せる設計になってるハズの私がたったの8。私のドワーフレンジャーは接敵して相手を張り倒しマウント取って滅多打ちするいわばグレイシー斧術のようなもので、実戦たたき上げの喧嘩殺法ですが、接敵出来ないことにはどうにもなりません。今日の相手はビホルダー、遠距離攻撃の専門家です。しかも広いオープンフィールドで足場が悪く移動困難地形、接敵するのも一苦労です。そして接近すると今度は状態異常攻撃の嵐。減速、幻惑、拘束、弱体化、脆弱性付与、恐怖。前進することさえままならない。そんななかで相手に当たったダメージは弱体化中の8ダメージだけ。全然パーティーの戦術に貢献していません。せいぜい肉の壁として前衛ラインを少し守ったくらい、そのあと恐怖に罹って逃げ出していいとこなしです。周りの反応も「今日はどうしちゃったの」みたいな。一月100万稼いで来る営業マンがある月だけ8万になったら「なにやってるんだ」ではなく「どうしちゃったの一体」という反応になります。本当どうしちゃったのか。でもオープンフィールドで戦うインファイターの不利は実は前からよく分かっていたのです。昔200フィート越えの広大な戦場で戦ったとき、味方の重騎士達は姫からの祝福のキスをもらったにも関わらず、移動力が足りず接敵に手間取り大苦戦でした。その間、私のトコモンアーチャーは戦場を自在に駆け巡り長大な射程と多い手数を生かして、存分に戦っていました。インファイターでは広大なフィールドでは接敵するまでに敵の手の長さに翻弄されてしまうのです。苦手です、広い戦場は苦手なんです。リングや闘技場なら負けないのに。

だいたい私は闘士なんだ。リングにあがって用意ドンで戦うようにできてるんです。矢でも鉄砲でも持ってくるような戦争屋仕様ではないのです。

今日の遭遇はクセのある敵ばかりでした。ブラックプディングなんて殴るたびに分裂します。HPは1ですが攻撃力はいっぱしにありますから囲まれて毎ラウンド30ダメージ食らったりします。これもウィザードの範囲攻撃で制圧しました。くそう、おのれウィザードめ。
次の戦闘はダイアタイガー3匹にワータイガー。ダイアタイガーをスリープで失神させたのはまたウィザードの範囲攻撃です。かさねがさねおのれウィザードめ。
でもワ-タイガーには今回私の必殺ラッシュが入りました。仲間の援護に戦術的優位を得て3d12+9で張り倒し、馬乗りになってさらに3d12+9の2回攻撃トータル9d12+27+10断頭の一撃で80以上のダメージを撃ちこみ倒しました。いいところはそこだけだったなあ。



あ、今回、記憶喪失だったホロブンの記憶が戻りました。「わしはホントはホロビンだったんじゃ」「それがどうした」しょぼーん。記憶戻っても元々たいした記憶のないホロブン、相手にされません。切欠は「地下探検」ロール。パーティー1番地下探検に長じてると思っていたのに、判定結果は3位でした。クレリックの小娘にあざ笑われた時、「ワシは昔、こんな浅ましい器の小さい小娘を見た覚えがあるぞ」というささいな切欠で記憶を思い出したのです。ホロビンにもどっても良いことなさそうなので、このままホロブンとして生きます。
今日は障害がバラエティに富んでいてペーパーテストをやる羽目になりました。そこでホロブンはなんとか合格し、運動、軽業、持久力でもクリアしました。パーティー1番じゃないけれど堅実な2番手としてポイントを稼ぎました。それにひきかえソードメイジの水泳の弱いこと。金槌なのがばれるのが嫌だったのか頑として泳ごうとしません。ダイス目なんて酷いもの。そしてローグのペーパーテストの苦手さ加減も酷かったです。一人だけ補習。しまいには「盗賊技能でカンニングしろ」とか言われる始末。そう考えるとウチのドワーフレンジャー・ホロブンは技能も意外と優秀で戦闘ではダメージをたたき出し、敵の攻撃にある程度耐えるタフさもあり、なかなか優秀じゃないかと。うん優秀なんだホロブンは。荒野で鉄砲隊相手に切り込んでくような真似しなければ負けないのです。そういうのは遠距離屋の役目。

今回のシナリオ、適材適所で埋めるということが出来ず、苦手科目もクリアしなきゃならないのでかなりしんどかったです。運動関係はローグにお任せ、知識関係はソードメイジにおまかせ、なのですがローグも知識振んなきゃならないし、ソードメイジも運動振らないとならない。全員がクリアするのに互いに援護しまくってようやっと突破しました。地味にロープがすごく役に立ちました。登攀なんかはこれがあるとぐっと難易度が下がります。ロープとランタンは忘れちゃいけません。

今回はザギグのダンジョンで番外編的なものだったのですが、同じザギグダンジョンでも扱うマスターが違うから今回のは非常にデッドリーなヤバイものになりました。以前のマスターは銅貨を掃除機で吸い込んで金貨に変換するという馬鹿馬鹿しいギミックもあったのですが、今回のマスターはガチで殺しに来ます。遊んでられません。なにせやることがないという理由だけで一般市民の少年にジャベリンを投げつけ即死させた前科があります。
いや、私もそのキャラに対して「死ね」と言ったりむちゃくちゃやってたのですが。「ボロボロなお主と向こうで暴れてるドッペルゲンガー、お主が死ねばヤツも消える。悪い取引ではない、ワシならば死ぬ、だからお主も死ね!」……鬼かペルガは。ハーフリングは陽気なヤツと言われてますが、ペルガに関しては金に汚くて性格もきつくてぜんぜんハーフリングぽくなかったです。今使ってるホロブンとは対照的なアウトレンジファイター。ある種自分の中で完成形を見たのでこんどはインファイターを追求中です。ダメージをたたき出す。その一点で設計しているのです。なので今日の8点ダメージは屈辱。ダメージディーラーなどと調子に乗っていた自分が恥ずかしい。悔しい、でもなんどやり直しても今回以上の結果が出せた気がしない。状態異常に対する耐性は普通、特に弱くない。だから状態異常を速くリカバリできる戦術を構築せねば。クレリックの仕事になるのかな。セーブ終了に+修正が付くアイテムが欲しいです。


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