稲城の図書館サポーターみんなのとしょかん Neo

東京都稲城市で「市民の力になる図書館」の発展をめざして活動している市民グループです。

宮西達也展 ~宮西達也とこどもたち~ ⅰプラザで2月5日まで

2023-01-29 12:17:01 | ご存知ですか?
恐竜好きな子どもたち(もちろん大人も)に人気の宮西達也さんの特別展がⅰプラザで開催中です!

タイトルは
「宮西達也展 ~宮西達也とこどもたち~」

『おまえうまそうだな』など、多数の人気えほんがありますが、それら人気キャラクターの直筆原画を間近で見ることができます♡

期日 1月22日(日)~2月5日(日)
時間 午前11時~午後6時
会場 iプラザ ※入場無料
問合せ iプラザ図書館 042-331-1731

関連企画に「イナギャーをオシャレにぬってみよう」があります。
え、イナギャーって何?と思ったあなた。
稲城市立図書館のキャラクターなんです。

もう締め切られてしまったのですが、様々なぬりえ作品も展示されています。

こうした企画ですが、実はスマホでホームページにアクセスすると、ほとんどわからないのです
現在のホームページのトレンドは、パソコンに表示される画面そのままの内容がスマホ用に変換されて表示されるタイプになっていますが、稲城市立図書館のホームページは昔のまま
パソコン用簡易表示になっているため、見えない情報がいっぱい!
イベント情報が見えないというのは致命的ですね~。
あれ、図書館ホームページの運営受託者は確かNTT。専門家のはずですね~。
ぜひ改善を!
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図書館をひらく ~佐賀県立図書館 みんなの森

2023-01-22 11:05:57 | ご存知ですか?
「図書館は市民みんなが利用する施設です。」
というのが常識ですが、本当にそうなっているのかしら?
この情報を知って、利用できない、利用しにくい方々もいらっしゃることに改めて気づきました。

国会図書館「カレントアウェアネス-E」No.450 2023.01.19
に掲載された佐賀県立図書館・馬場麻理子さんによる「佐賀県立図書館「みんなの森」開室について」という記事を何気なく読んで、「"みんな”とは誰なのか」を考えさせられました。

記事によれば、2022年8月22日にオープンした「みんなの森」は、高齢者,障害者,子育て中の人など,誰もが自然体で心地よく読書できるよう配慮された部屋なのだそうです。
部屋は、佐賀県立図書館の一階、玄関ホールのすぐ脇、元は食堂だったスペースに設けられています。

(佐賀テレビホームページより転載)

施設は、床面積約100㎡。
佐賀県では「読書バリアフリー法」に基づいて、2022年3月30日「佐賀県読書バリアフリー推進計画」を策定しており、その施策のひとつに位置付けられています。

記事中一番印象的だったのは、
一番苦労したのは,どのような部屋にするか,つまり部屋のレイアウトである。誰もが読書を楽しめる空間を作るのはなかなか容易なことではなかった。
まず,障害当事者,支援施設職員,医療施設の理学療法士,特別支援教育士,子育て中の人などの声を聞いた。職員同士でも考え方は十人十色である。何度も話し合いを重ね,今できることを一つずつ積み重ねていき,空間を作っていった。
誰もが自然体で入れるよう,そして誰でも,どんなカタチででも図書館をぜひ利用してもらいたいというメッセージを込めた。

という言葉です。
当事者の声に謙虚に耳を傾ける姿勢に共感しました。

室内には司書1人が常駐。授乳室やキッズスペースの他、外部からの音や視線を遮断し、発達障害児らが落ち着くことができる「カームダウンコーナー」が設けられています。
読書支援機器としては本をモニターに大きく表す「拡大読書器」、読み込んだ文章を音声で流す「音声読書器」などを設置。
視覚障害を持つ子どもらが楽しめる「さわる絵本」、書籍の内容を音声や画像などで楽しむデジタル図書「DAISY(デイジー)」などのバリアフリー図書も備えられています。

一度この空間を体験してみたいと思いました。
同館には、「こころざしの森」と名付けられたくつろぎ空間もあるそうです。
九州へお出かけの際はぜひお立ち寄りを!

佐賀県立図書館ホームページ(館内図)
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『かいけつゾロリ』シリーズがギネス世界記録に!

2023-01-14 10:00:00 | ご存知ですか?
先週ご紹介した稲城市立図書館の児童書貸出TOP10にもエントリーしていた「かいけつゾロリ」シリーズですが、昨年10月にギネス世界記録に認定されたのをご存知でしょうか?
認定理由は、
「同一作者によって物語とイラストが執筆された単一児童書シリーズの最多巻数|
 Most volumes published for a single chapter book series written and illustrated by the same author」
だそうです。
2022年10月24日記録認定時の巻数はなんと71巻!
市内の学校図書館にもたくさんのシリーズが並んでいます。

作者の原ゆたかさんは「夢のようなことが起こってしまいました。この本は、自分が子供の時にこういう本が読みたいなと思って、自分みたいな小学生にお話しを書いてあげたい。大人の立場じゃなくて、子どもの立場として、友達に書いてあげたいなと思って書き始めて、せいぜい10冊書ければいいかなと思っていた」と受賞について語っていらっしゃいます。
Guinness World Records Limited ホームページより転載)

皆さんも懐かしい一冊をもういちど読んでみませんか?
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児童書ベスト10 ~稲城市立図書館の人気図書

2023-01-07 09:00:00 | ご存知ですか?
昨年末に稲城市立図書館の一般書貸出ベスト10をご案内しました。
今回は児童書のベスト10を見てみましょう。

(福音館書店HPより転載)
1位 34回 「ぐりとぐらのおきゃくさま」なかがわりえこ/〔著〕 -- 福音館書店 -- 1983.9 --
2位 24回 「バムとケロのもりのこや」島田ゆか/作 絵 -- 文渓堂 -- 2011.1 --
3位 22回 「しろくまちゃんのほっとけーき」わかやまけん/〔ほか〕著 -- こぐま社 -- 1972 --
4位 21回 「サンタクロースってほんとにいるの?」てるおかいつこ/文 -- 福音館書店 -- 1982.10 --
5位 20回 「だいとかいのおばけずかん」斉藤 洋/作 -- 講談社 -- 2021.11 -- 913.6
5位 20回 「バムとケロのさむいあさ」島田ゆか/作 絵 -- 文渓堂 -- 1996.12 --
7位 19回 「こねこのウィンクルとクリスマスツリー」ルース・エインズワース/さく -- 福音館書店 -- 2021.10 -- 933.7
7位 19回 「とうみんホテルグッスリドーゾ」かめおか あきこ/作 -- 岩崎書店 -- 2021.10 -- 913.6
7位 19回 「バムとケロのおかいもの」島田ゆか/作 絵 -- 文渓堂 -- 1999.2 --
7位 19回 「わんぱくだんのクリスマス」ゆきのゆみこ/作 -- ひさかたチャイルド -- 2005.10 --
7位 19回 「かいけつゾロリのにんじゃ大さくせん」原ゆたか/さく・え -- ポプラ社 -- 1995.12 -- 913
7位 19回 「ノンタン!サンタクロースだよ」キヨノサチコ/作絵 -- 偕成社 -- 1978.12 --

一般書が新刊書ばかりだったのに、懐かしいタイトルがたくさん♡
うれしいことにほとんどが「貸出可」です。

昨年亡くなられた山脇百合子さんの絵と中川李枝子さんの文で有名な昨品、ぐりぐらを筆頭に、バムケロ、しろくまちゃん、ノンタンにゾロリがランクインしています。
その他に一昨年出版された作品が3作ありますね!
早速チェックしなくては

児童書は息が長いと聞いたことがありますが、ベスト10を見るとそれがわかります。
今年もたくさんの子どもたち(もちろん大人たちも)が楽しい本と出逢えますように!
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図書館利用者アンケート 1月22日まで

2023-01-01 09:00:00 | ご存知ですか?
明けましておめでとうございます。
今年も図書館に関する様々な記事をお届けしたいと思います。

さて、先月から稲城市立図書館では利用者アンケートを実施しています。
WEBでも回答できますので、ぜひみなさんの声を届けましょう!
リンクはこちら

電子書籍についての希望や、分館の委託化などが質問項目に上がっています。
構成を眺めると、分館の開館時間を延長すると同時に民間委託を進めるというように読めてしまいます。
現在民間賃金も上昇基調ですから、民間委託すれば経費削減という単純なものではないように思いますが、どうなのでしょう。

図書館事業は、稲城市が実施する市民サービスの中で、赤ちゃんからお年寄りまでもっとも幅広い市民が利用するサービスです。
図書館が、市民と日々ふれあい、そのニーズを把握してより良い図書館サービスを発展させていくためには、そこで働く方々が、事業方針や予算にコミットできる体制が求められるのではないでしょうか。

利用者の声を聞くせっかくの機会ですから、市民の多様な意見を書き込める自由記入欄を設けてほしかったです
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