稲城の図書館サポーターみんなのとしょかん Neo

東京都稲城市で「市民の力になる図書館」の発展をめざして活動している市民グループです。

たちかわ電子図書館 はじまりました!

2021-01-30 13:00:43 | ご存知ですか?
これまでみんとブログでは何度か電子図書館の話をアップしてきました。

「青少年のための電子図書館サービス」2021/1/1
「電子図書館サービスの導入自治体が増えています!」2020/11/15
「電子図書館時代がやってくる?~千代田区立図書館では」2020/8/1

そして多摩地域でも八王子市に続き、立川市が電子図書館サービスを今年1月6日から開始しました!!
たちかわ電子図書館 トップページ
残念ながら立川在住・在勤者以外は利用できませんが、いよいよ多摩地域も電子図書館時代が始まりましたね

管理者は実は「紙」派です。
本のにおい、紙や活字の風合いなども本の魅力の大切な一部だと思っています。
しかし人の移動が制限されるこの状況下では、こうしたサービスも必要になっていると考えます。

稲城市では検討が始まっているのでしょうか?
市民としては気になるところです
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きょうりゅうのひみつ~稲城市立図書館のイベント

2021-01-23 10:16:15 | ご存知ですか?
きょうりゅう(恐竜)って聞くと、なんかワクワクしませんか。
人間が支配している現代の地球に生きる私たちにとって、想像できない時代に生きていた生物の話にはロマンを感じてしまいます。

そんなお話を専門家にうかがうスペシャル企画が【令和2年度市民向け講座「きょうりゅうのひみつ」】
稲城市立図書館で予定されています。
残念ながら延期になってしまいましたが、2月14日の予定でした。
稲城市立図書館HP
稲城市のチラシ「ひろば」で見て、チェックしていたのですが残念。
でもぜひ実施してほしいですね。

講師は神奈川県立生命の星・地球博物館の主任学芸員大島光春さんです。
同館のスタッフ紹介を見ると、ご専門は古脊椎動物学(哺乳類)
イノシシ類やトガリネズミ類の系統分類と進化を調べていらっしゃるそうです。
紹介記事の中で特に興味を引いたのは「恐竜のしっぽ体験」!
確かに太い重い大きなしっぽをつけたらこういう歩きになるかも!と目からうろこでした。
このしっぽ、稲城にも持ってきてくださるかな~

期待がふくらみますね
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遠野にも「子ども本の森」~安藤忠雄さん提案で

2021-01-16 11:16:24 | ご存知ですか?
昨年7月、大阪市中の島に建築家安藤忠雄さんの寄付で開館した「子ども本の森 中之島」をご紹介しました。
こども本の森~図書館に託す安藤忠雄さんの思い 2020年7月5日

ところがもう一か所、民話の宝庫として知られる岩手県遠野市に「子ども本の森 遠野」の開設計画が進められていることを知りました。
「民話の里・遠野に「本の森」を 安藤忠雄さん提案、子どもの図書施設」2021年1月10日 朝日新聞

インターネットで検索したところ、計画は2019年1月に安藤氏から提案され、2021年春の開設をめざしていたそうです。
「安藤忠雄氏、岩手・遠野に読書施設 被災地の子ども支援」2019年11月20日 朝日新聞
中之島とは異なり、1900年ごろに建てられた遠野市中心部の町屋「旧三田(さんた)屋」を、使われている資材を活用して建て替える計画。
古民家の外観を残しながら図書館としての内部改装が行われるようです。
どんな施設ができるか楽しみですね!
現在のところ、今年5月に建物完成、オープンは7月の予定!

昨年秋の地域メディア(河北新報)の記事によれば、中古児童図書の寄付を募集しています。
「遠野市と安藤忠雄さん整備の図書館「こども本の森」、中古児童図書の寄贈求める 寄付金も」2020年9月30日
本は2000年以降に出版した絵本や読み物、図鑑などの児童図書で、書き込みや汚れ、破れがないもの。
寄付は法人が1年1口5万円を3年分からで、個人は任意で受け付けるそうです。

遠野市HPによれば、現在6000冊(10000冊を予定)の寄贈を受け、絵本が不足しているそうです。
お子さんと楽しんだ大切な一冊を、再び遠野で未来の子どもたちに手渡す
夢がひろがります
詳しくは遠野市HPをご覧ください。

参考:国際こども図書館HP「遠野市「こども本の森 遠野」の概要を発表」
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稲城市立図書館のレファレンスサービス

2021-01-09 12:23:25 | ご存知ですか?
図書館が提供している「レファレンスサービス」をご存知ですか?
「参考調査」ともいいますが、利用者が知りたいことを、図書館がその典拠とともに調査・回答してくれるサービスです。

現在国会図書館では、そうした図書館等の調査回答をデータベースに登録し、全国の図書館や利用者に提供する「レファレンス協同データベース」を運用しています。
稲城市立図書館も2005年から参加しています!

昨年11月末、稲城市立図書館のレファレンス事例が紹介されていました!
レファレンス協同データベース
レファレンス事例詳細
稲城市の地名の由来について


稲城市民は、「どこに住んでるの?」と訊かれて「いなぎ」と答えているのに、「あ~、いなげね。千葉なんだ~」と勘違いされることがよくあります
ところが、その地名の由来に実は「稲毛」も登場するのです!
詳しくは稲城市立図書館の回答をぜひご覧ください。

みなさんも長年の疑問をレファレンスサービスで解決してみませんか?
稲城市立図書館のレファレンスサービスの案内はこちら
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青少年のための電子図書館サービス

2021-01-01 00:00:01 | ご存知ですか?
あけましておめでとうございます!
今年もみんとブログをご覧いただきありがとうございます。

年頭にご紹介するのは、電子図書館サービスです。
昨年末、国立国会図書館の発行している「カレントアウェアネス-E」No.405(2020.12.24)でこんな記事を目にしました。

「青少年のための電子図書館サービスの誕生と小さな一歩」広島県立図書館・友石泰二
みんとブログでも昨年11月28日に広島県の学校図書館のリニューアルについてご紹介したばかり。
「広島県で学校図書館リニューアル」
広島は教育に熱心な県として以前から注目されていますが、社会教育機関である図書館にも力を入れているようです。

記事によれば、広島県立図書館は,2020年7月29日から,「青少年のための電子図書館 With Booksひろしま」のサービス提供を開始したとのこと。
インターネッにつながる環境があれば,無料で電子書籍を借りられるサービスで、青少年の心と学びを支援する書籍を中心に約7,000冊を提供しています。
1回の貸出は2冊・14日間までで、青少年以外の利用も可能!

以下は導入の経緯についての記述です。
 電子図書館サービスについては,当館でもかねてより情報収集を行ってきたが,まだ国内においては発展途上のサービスという印象を持っていた。
 しかし,新型コロナウイルス感染症の感染拡大という大きな環境の変化が起こった。
当館を含め,図書館は来館サービスに大きな制約を受けたが,それ以上に学校が臨時休校を余儀なくされ,子どもの学習・生活に甚大な影響が出た。
この時点での広島県教育委員会の最大のミッションは,子どもの学びをいかに支えるかというものであり,当館も県教育委員会の一機関として,図書館の新サービスとしての是非というよりも,コロナ禍のもとで子どもに図書館ができることは何かという視点で電子図書館サービスの導入を検討した。


この導入部分を読んで、正直に感動しました。
”コロナ禍のもとで子どもに図書館ができることは何か”
この問いかけを真摯に検討した結果、このサービスが準備されたのです!
「青少年のための電子図書館 With Booksひろしま」 HP
を訪れると、見事にターゲットを青少年に絞った電子書籍がラインナップされています。
その裏には同館が2006年からYAサービスに取り組んできた蓄積が生かされています。
また、子どもたちにサービスの存在を知らせるアプローチも見事!

ぜひ記事をご一読してみてください。
E2337 - 青少年のための電子図書館サービスの誕生と小さな一歩

都立図書館でも電子図書館サービスが開始されていますが、青少年へのアプローチは残念ながら特別なものは見られません。
「稲城市立図書館でも電子書籍が利用できるようになりました!」2020年11月7日
都立多摩図書館では、児童サービスが行われており、貴重な児童書コレクションが所蔵されています。
「子供の読書に関わる方のページ」都立図書館HP
これはかつて都立日比谷図書館で行われていた児童サービスの遺産です。
ぜひ将来の東京都をつくる「小さな都民たち」への電子図書館サービスも検討していただければという思いを強くしました。
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