稲城の図書館サポーターみんなのとしょかん Neo

東京都稲城市で「市民の力になる図書館」の発展をめざして活動している市民グループです。

電子図書館サービスの導入自治体が増えています!

2020-11-15 15:01:04 | ご存知ですか?
8月1日投稿の記事で、電子図書館の動きをご紹介しました。
「電子図書館時代がやってくる?~千代田区立図書館では」

その後、新型コロナ感染症の流行を受け、電子図書館サービスを導入する自治体が増えてきています。

TRC(図書館流通センター)では 以前から電子図書館サービスを提供していますが、同社のプレスリリースによれば導入自治体が、2020 年 10 月 30 日時点で 101 となり、全国で 100 自治体を突破したとのこと。
「国内導入実績 No.1 の TRC 電子図書館サービス 全国の導入自治体数が100を突破!」

世の中は着実にデジタルの世界へ移行しつつあります。
でも”電子図書館”て一体どんなものなのでしょう?
8月に千代田区立図書館での電子書籍貸し出しをご紹介しましたが、電子書籍を貸し出せば電子図書館ていうのでしょうか?
う~ん、なんだかよくわからない!
『ウィキペディア(Wikipedia)』によれば、
「電子図書館(でんしとしょかん、electronic library)とは、現代のIT(情報技術)化によるコンピュータ・データベースを利用した新たなウェブサイトによる図書館である。インターネット上にあるデジタルコンテンツを集積したサイトが多いことや、歴史的な経緯により現在ではデジタルライブラリ(Digital Library)とも呼ばれている。
それ以外にも、電子データベースの充実した図書館や、インターネットから蔵書の検索・予約などが出来るシステムが導入されている図書館も「電子図書館」と呼ばれることがある。」

と説明されています。稲城市立図書館でも蔵書の検索や予約はできますから初歩の電子図書館には入るのでしょうか?

電子出版制作・流通協議会のサイトには電子図書館(電子書籍貸出サービス)実施図書館の一覧が掲載されています。
それによれば、電子書籍貸し出しサービスを実施しているのは全国で111自治体(2020年10月1日版)。
そのうちの20%にあたる23館が、新型コロナ感染症の流行が明らかになった2020年3月以降にサービスを開始しています。
都内の実施自治体数はわずかに8!
兵庫県の13、埼玉県の10自治体に比べると出遅れ感があります。
わが街稲城でも是非こうしたサービスを採り入れてもらいたいですね

ちなみに上記TRCのホームページでは、「バーチャル図書館(β版)」のデモンストレーションサイトが用意されていました。
ちょっとまだギクシャクした感じはありますが、電子図書館の一つの形として訪れてみてもいいですね。

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