稲城の図書館サポーターみんなのとしょかん Neo

東京都稲城市で「市民の力になる図書館」の発展をめざして活動している市民グループです。

遠野にも「子ども本の森」~安藤忠雄さん提案で

2021-01-16 11:16:24 | ご存知ですか?
昨年7月、大阪市中の島に建築家安藤忠雄さんの寄付で開館した「子ども本の森 中之島」をご紹介しました。
こども本の森~図書館に託す安藤忠雄さんの思い 2020年7月5日

ところがもう一か所、民話の宝庫として知られる岩手県遠野市に「子ども本の森 遠野」の開設計画が進められていることを知りました。
「民話の里・遠野に「本の森」を 安藤忠雄さん提案、子どもの図書施設」2021年1月10日 朝日新聞

インターネットで検索したところ、計画は2019年1月に安藤氏から提案され、2021年春の開設をめざしていたそうです。
「安藤忠雄氏、岩手・遠野に読書施設 被災地の子ども支援」2019年11月20日 朝日新聞
中之島とは異なり、1900年ごろに建てられた遠野市中心部の町屋「旧三田(さんた)屋」を、使われている資材を活用して建て替える計画。
古民家の外観を残しながら図書館としての内部改装が行われるようです。
どんな施設ができるか楽しみですね!
現在のところ、今年5月に建物完成、オープンは7月の予定!

昨年秋の地域メディア(河北新報)の記事によれば、中古児童図書の寄付を募集しています。
「遠野市と安藤忠雄さん整備の図書館「こども本の森」、中古児童図書の寄贈求める 寄付金も」2020年9月30日
本は2000年以降に出版した絵本や読み物、図鑑などの児童図書で、書き込みや汚れ、破れがないもの。
寄付は法人が1年1口5万円を3年分からで、個人は任意で受け付けるそうです。

遠野市HPによれば、現在6000冊(10000冊を予定)の寄贈を受け、絵本が不足しているそうです。
お子さんと楽しんだ大切な一冊を、再び遠野で未来の子どもたちに手渡す
夢がひろがります
詳しくは遠野市HPをご覧ください。

参考:国際こども図書館HP「遠野市「こども本の森 遠野」の概要を発表」
コメント
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