稲城の図書館サポーターみんなのとしょかん Neo

東京都稲城市で「市民の力になる図書館」の発展をめざして活動している市民グループです。

稲城市始動!~デジタル教育環境の充実をめざして

2020-08-11 20:06:13 | ご存知ですか?
前回の記事で、残念ながら稲城の教育ICT環境整備は、偏差値36.49とかなりの底辺にあることがわかりました

過ぎてしまったことは仕方ありません。
問題はこれからです!

実は稲城市はすでに6月末から環境整備に動き出していたのです。

稲城市HPの契約・入札情報のページに、「稲城市立小中学校タブレット端末等導入に関する公募型プロポーザルの実施について」が掲載されています。
契約内容は「稲城市立小中学校タブレット端末等導入」
市内の全小中学校に9月からタブレット端末(i Pad)8000台以上を導入し、データ通信回線を用意!
GIGA スクールサポーターも配置する
というもの。
いよいよ本格的なICT環境に乗り出すことになります。

6月24日に受託業者の募集を開始、7月14日の審査ですでに候補業者は決まっています。

仕様書によれば、GIGAスクールサポーターは、機器の障害対応だけでなく、
○端末導入時の支援として
・タブレット端末を活用した指導案、使用マニュアル、家庭学習マニュアル、セキュリティ方針等の資料を提供すること。
・授業開始前の ICT 機器などの設定、動作確認及び設置等の授業準備支援を行うこと。
○学習支援として
・タブレット端末が授業において積極的かつ効果的に活用されるよう、授業支援を行うこと。
・ICT を活用した教材・他校の実践事例の紹介、ICT を活用した授業提案を行うこと。
・授業で使用するワークシート、教材等の作成支援を行うこと。
・授業中の ICT 機器等の操作支援(教員及び児童生徒)を行うこと。
・児童生徒向けの ICT 機器操作説明書、掲示物等の作成支援を行うこと。
・プログラミング教育に関連する授業を支援すること。
○研修支援として
・タブレット端末の操作方法及び ICT 機器の活用促進に向けた研修会をおこなうこと。

などが求められていて、なかなか大変です。
でもこれだけサポートがしっかりしていれば先生方も取り組みやすいですね。

でも本当にこれだけでいいの?
大切な図書館との連携を忘れてませんか??
学校図書館は児童生徒たちをリアルな情報探索に導いていく大切なツールです

最後の一手の詰めをぜひぜひお忘れなく!

ちなみにこの契約の予算は端末導入だけでも4億円を見込んでいます。
国の補助はありますが、稲城にとっては大きな投資です。
この投資を子どもたちのために真に実りあるものにできるか?!
これからが腕のみせどころですね!
市民としておおいに応援し、注目していきたいです

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