稲城の図書館サポーターみんなのとしょかん Neo

東京都稲城市で「市民の力になる図書館」の発展をめざして活動している市民グループです。

学校図書館の未来2~工学院大学附属中学校・高等学校の事例

2020-06-21 10:44:47 | ご存知ですか?
5月31日に、学校図書館の未来についての記事をアップしましたが、本(HON)のつくり手をエンパワーするメディア ’Hon.jp News Blog’ でこんな記事を発見しました。

「司書教諭が図書室という場を失って取り組んだこと ~ 学校図書館の存在意義とデジタルトランスフォーメーション」
新型コロナ感染症の休校下で学校図書館ができることについて、実際に八王子市にある工学院大学附属中学校・高等学校で司書教諭としてお仕事をされている有山裕美子さんが書かれた記事です。

詳しくはHON.jpのサイトで有山さんの記事をお読みいただきたいのですが、印象に残ったのは
「読書に興味を持ってもらうこと、ICTの使い方について知ること、そして情報を提供しその活用を図ること、といった学校図書館の使命には、オフラインでもオンラインでも、ほとんど差異がない」という言葉でした。
もちろん、同校は以前からICTの活用を推進していて、有山さんご自身も学校図書館を活用した「デザイン思考」という授業を担当してこられたという積み重ねがあってこその言葉ですが、未来の学校図書館をイメージするのにとてもいい先進事例だと思います。

有山さんの記事は前・中・後編の3つに分かれています。
学校図書館の持つ大きな役割と可能性を知ることができる論考です。
ぜひじっくりお読みください。
【前編】「司書教諭が図書室という場を失って取り組んだこと」
【中編】「生徒向けの使えるリンク集が「学校図書館の自殺行為」と言われた」
【後編】「デジタルネイティブの生徒たちは自発的にオンラインイベントを企画した 」+

工学院大学附属中学校・高等学校 学校図書館のページはこちら
https://www.fab-library.com/
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする