大さん橋の出入国ロビーで「野口英世記念展」が開催されました。
等身大のポスターですが、背が小さい方だったのですよね。
野口英世氏が１９００年、横浜港からアメリカにわたり細菌学で偉業を残したということで、横浜港大さん橋で記念展を行うことになったそうです。
また渡米してから15年振りで一度帰国したのもこの横浜港だったのですね。
横浜港検疫所検疫官補として働いていたこともあるのですね。その時の写真です。
写真や系譜などが展示されていました。右に立っている野口英世氏は左手の手術をしたばかりで、包帯をしています。
この手術を経験したことで、自らも医師になろうと決意したのですね。
本当に研究熱心な方だったのですね。
お母さん シカさんが一生懸命書いた手紙のコピーがありました。
文字の読み書きができなかったシカさんが、息子会いたさに知っている文字で書いた手紙です。
涙が出るほど思いの詰まった心打たれる手紙でした。これをきっかけに１５年ぶりに日本に戻ったのですね。
出身地猪苗代町の紹介もありました。私も一度こちらの記念館に行ったことがあります。
私も小さい時に読んだ伝記で大変感銘を受けました。猪苗代に行ってみて、ここから世界に出て活躍するにはとても努力と運が必要だったと思いました。横浜にこんなに縁がある人だとは知りませんでした。この港から世界に羽ばたいて行ったのですね。実はこのイベント、３月に予定されていて楽しみにしていたのですが、震災で中止となってしまいました。改めて開催されて本当に良かったです。