インチ記と褌

駄文をつらねた大変私的なドキュメンタリーブログ
※決して役には立ちません。

イタリア④

2008-02-12 | ヨーロッパ放浪記

11月14日
風邪をひいたらしく、1日中動けず。
YHのトイレ画像をお楽しみください。





11月15日
バチカン市国へ。
バスの切符を売店で買い、バチカン行きのバスに乗るがトラブル発生。
イタリアのバスは車内にいくつか刻印機があり切符を刻印するシステムなんです。
そうしないと同じチケットで何回も不正に乗れちゃったりするので。
乗車後、早速チケットを機械に入れるがエラーで刻印できず戻ってきちゃいます。。。
車内がかなり混んでいたので運転手へも聞きに行けず、あたふたしていると検査官が乗ってきた。
検査官はちゃゃんと刻印をして乗車しているかを確かめる人です。
うまく刻印ができない趣旨を伝える為、チケットを見せ英語で説明をする。
が、この検査官がまったく言う事を聞かないのだ。
英語はちゃんと通じているのだけど、
「刻印がない切符で乗っているので罰金」の一点張り。
「そうじゃなくて・・、エラーでうまく機械が動かず刻印できないのだ」と何度も説明するが、
はやり「イタリアの法律罰だ。罰金。」の返事。
「罰金なんて払えるか!」と拒否しようとすると、
「日本の大使館に連絡する。今払えば2人で100ユーロだが、
後日だと1人で175ユーロ払う事になる」というのだ。
今思えば大使館に連絡してもらえれば良かったのだが、罰金の額にビビりとりあえず払う事に。
バチカン市国に着いた時は気分は最悪でした。
中に入るお金を罰金で持っていかれたので中に入れず外観だけ撮ってホテルへUターン。



昼食後、気分を変えて真実の口、パンテオンフォロ・ロマーノを観光。

 お決まりのポーズでスマソ

真実の口はサンタ・マリア・イン・コスメディン教会というところにありちょっと見つけにくいです。
人がいなかったらち○ぽでも入れてやろうか(笑)と思いましたが、
観光名所だけあって人はいっぱいです。
皆さんも、嘘をついていないなら、ち○ぽ入れてみたらいいじゃないっ!

パンテオンの天井は壁面に比べとてもシンプル。





フォロ・ロマーノは紀元前古代ローマ時代の遺跡です。
見渡す限り遺跡遺跡遺跡。ハリウッド映画の巨大セットのようです。





帰宅後、バスの事がどうにも納得がいかず、日本大使館に連絡し事情を説明。
すると大使館の人は、「刻印機が壊れている事もありますしね。異議申し立て出来ますけど
個人で手配してやる事になります。イタリア語です。それに申し立てして答えが出るまで
1週間ぐらいかかる可能性があります。なんせイタリアなんで(苦笑)」との事。
大使館の人は流石に言葉を選んで話していましたが明らかに
「あーお気の毒に、イタリアはホント適当ですからねー。」という感じをもろアピールされました。
一週間も滞在出来るわけも、イタリア語がわかる訳もないのでこの件は泣き寝入りました。



11月16日
久しぶりに天気は雨。
観光はせず食材の買出しや荷物整理をして過ごす。

 街を走るミニバス



11月17日
スペイン広場、ポポロ広場とオベリスクへ。
スペイン広場は映画『ローマの休日』でアン王女がアイスを食べていた場所です。
実際は保護のため広場での飲食は禁止のガッカリ広場。



ポポロ広場に建つオベリスク。

 「いでよっ、オベリスクの巨神兵!」(by遊戯王)


イタリア③

2008-02-07 | ヨーロッパ放浪記

11月11日
約4時間かけてローマに到着。
YHにはキッチンがあるので早速近くのスーパーに行って食料調達。
何だかんだしているうちに夜になっていたのでこの日はおとなしく就寝ー。

 ホテルからの景色



11月12日
午前中に、共和国広場とナイアディの噴水、サンタ・マリア・デリ・アンジェリ教会、
ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂、トレビの泉を観光。









YHに戻り昼食を食べ午後からは、コロッセオ、ドムス・アウレア、フォロ・トライアーノを観光。





ローマは観光しだすときりがなく予定を決めて動かないとタイムアップになります。



11月13日
再度コロッセオへ向けてひたすら歩く。
実は昨日は中には入らず概観だけを見てきたのだ。
中に入らなかった理由は、天気が写真の天候じゃなかったからです。
少しでも綺麗に撮りたいですからね。







中に入った感想は何とも言い表せないものです。
長径188m短径156mの楕円形、高さ48mで45000人を収容する建物は半端じゃないです。

午後はちょっとお昼寝しようとベットに横になって気が付いたら夜でした(笑)
仕方がないので観光はあきらめてキッチンで飯を食いながら他の
バックパッカー(伊、韓、米、豪、リトアニア人)と酒を飲んで夜更かししました。



おまけ
ローマ・テルミニ駅にいる牛さん。


イタリア②

2008-02-06 | ヨーロッパ放浪記

11月8日
約3時間かけてフィレンツェへ。
YHにはキッチンはあるが食器はゼロ、ということで食器を買いに街へ。
フィレンツェの街は車道がデコボコの石畳でゴミが多め、
そこを車のサスペンションが壊れるんじゃないかと思う程バイクや車がゴトゴトと走る。
運転も荒くクラクションも日常、さらに歩道はひと1人がすれ違うのがやっとという道も多い。
気をつけないとすぐ横を凄い勢いで走ってくるバイクや車に引っ掛けられかねない。






11月9日
列車で1時間ほどかけてピサ駅へ。
ピサ駅から徒歩20分、そこには有名なピサの斜塔がります。



見た感想としては「確かに傾いている。案外こじんまりとしている」というのが率直な感想。
それよりもピサの斜塔が建っている広場の芝生で天気のいい日に寝転がるのはとても気持ちです。
近くには出店もたくさんあり活気がありますが、多くの黒人が偽ブランド物を売ろうと
ウロウロしていますので目をつけられないようにしましょう。
ここの黒人は結構ひつこいですよ。

ピサ駅からフィレンツェに帰ろうと駅で列車を待っていたのですがいつまでたっても列車がきません。
アナウンスを聞く限りどうやらストライキなそうで。
日本では考えられない事ですが、イタリアのローカル線では頻繁でイタリア名物と言われるくらい。
体験するのは嬉しくも何ともないですが(苦笑)



11月10日
歩いてもいける小高い丘にあるミケランジェロ広場へ。
広場からは街を一望できます。





街に下りて、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂、サンタ・マリア・ノヴェッラ教会、
ヴェッキオ橋
などを観光。











おまけ

ミケランジェロ広場にある街灯の脚。
「インリン、インリン。M字、M字」と喜んで写真を撮る日本人は私だけ? 


イタリア①

2008-02-03 | ヨーロッパ放浪記

10月5日
朝6時半の列車に乗り13時半にヴェネツィアに到着。
移動時間7時間には流石に疲れた。

 国境近くののどかな風景

ヴェネツィア駅に着くと男に「泊まるホテルは決まったか?」と聞かれた。
これから探す事を伝えると「ここに泊まらないか?」とホテルのパンフレットを手渡された。
イタリア屈指の観光都市ヴェネツィアでは、ホテル側が客の取り合いをしているらしく
駅で客を確保する気合っぷりだ。
ヴェネツィアにはYHがあるにはあるが、場所が少々不便で普通のホテルに泊まるつもりでいたが、
流石に値段だけで「はい、そうですか」と泊まる訳には行かないので話を誤魔化し駅内にあるイン
フォメーションへ。ここでは条件に合うホテルを探してくれるからだ。
2人で54ユーロの一番安いホテルを選んだ。

ホテルに着き部屋に案内されてびっくり。
「値段間違ってない?」と正直思った、朝食込みだし。

 シャンゼリアに感動

ヴェネツィアは海の上の小さな島の集合体を沢山の橋で繋いだ迷路のような街だ。
故に車が1台も走っていない。自転車さえ見る事が珍しいのだ。
そのかわりに縦横に運河が走る為、舟に乗って移動する『水の都』なのである。
こんな街は地図を気にせず気の向くままに歩くのに限る。
突然行き止まったり、広場に出たり、可能な限り歩くのがこの街の楽しみ方ではないだろうか。









10月6日
ホテルでビュッフェスタイルの朝食を取る。その豪華さにこれまたびっくり。
綺麗にセッティングされたテーブルにコーヒーやオムレツをメイドさんが運んで来てくれるではないか。
しかもそのメイドさんが絵に描いたような小柄でスリムな金髪白人。
日本人が着るとコスプレにしかならない青と白のメイド服に赤いフレームのメガネで、
「ボンジョルノ」と朝の挨拶をしてくれるのだ。
最高の朝食である(笑)

朝食を取りサンマルコ広場に向かって歩く。
広場にはサンマルコ寺院があり多くの人と鳩が常にいっぱいです。



広場から海沿いへ



その後も日が暮れるまで歩き続けました。







ヴェネツィアは特定の観光名所はそれ程ない気がします。
むしろ街全体が観光名所でホントに歩くのが楽しいんです。



10月7日
この日も朝食とメイドさんを堪能し(笑)1日中歩き回ってました。
文字より写真でお届けー。

鐘がいっぱいの鐘楼



鉄くずで作られたドクロ



物の運搬は車が走れないので船で近くまで運び、そこからは人力です。



街を歩けば個性的なヴェネツィアンガラスの店がいっぱい。



観光用の舟。装飾がキラキラです。



細い道にあった看板





おまけ

1902年の朝、サンマルコ広場にある鐘楼が突然倒れました(笑)
けが人はいなかったそうですが、こんなのが倒れるとは。




世界的に有名なヴェネツィアの仮面カーニバルの衣装を売っている店。
紅白の小林幸子に引けをとらない派手さです。

 

主にイタリアで売られているち○この形をしたマカロニ(女性器ヴァージョンもあり)
私はお土産に買いました(笑)




オーストリア③

2008-02-02 | ヨーロッパ放浪記

11月3日
立派なキッチンがあるので朝から近くのスーパーに買出しに。
食費を安く上げる為にはやっぱり自炊しないとね。
昼食後はレオポルド美術館へ。



この美術館には何といってもエゴン=シーレの絵が多数展示されている。
日本にいる時は名前を知ってて絵も見たであろうという感じの画家だったが生を見てびびった。
感想については文字にしだすと長くなるし、文才不足で言えなさそうなので割愛します。
生と写真がこれ程違うとは・・・。ぜひ行ってみてください。

YHに帰り食事も済ませ共有スペースでくつろいでいると2人の日本人の女の子に会った。
チェコからウィーンに来たらしく、何より2人とも大阪芸術大学の人で、
住んでるところ、絵に興味があるという点から話がはずんだ。ワインを片手に(笑)

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  ちょっと私信。
  ウィーンでお話させていただいた芸大の方、もしブログ見てたらコメントください(笑)
  えっと大芸の4年で1人はオカベさんという方だったと思います。
  旅の途中で連絡先を交換したノートを無くしました(苦笑)すみません。

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11月4日
午前中にホーアーマルクト広場、アンカー時計、シュテファン寺院を観光。
アンカー時計は仕掛け時計で時間になると見物客ですごい人だかりだ。
仕掛けが動いている時間は案外長く、最初から最後まで見たがそれ程凄い物ではなかった(笑)



シュテファン寺院では塔に登りウィーンの町を見た。
(屋根のデザインが変わっていると思うのは私だけ?)



 内部は普通です。





午後からは、セセッシオン (分離派会館)へ。



外観もさることながらここにはグスタフ=クリムトがベートーヴェンの第9交響曲をテーマに
描いた作品が展示されている。第九は日本でも有名な「歓喜の歌」を合唱するやつですね。
残念ながら写真撮影はNGだけど、長さ34mにも及ぶクリムト作『ベートーヴェン・フリース』
のスケールは十分見る価値はあると思います。



おまけ
レオポルオ美術館の真前にある美術館の外側の現代アート。
画像をクリックすれば全貌が見れますよ。