JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

「ジャズ娘誕生」

2020-01-15 | 映画(DVD)
「昭和の銀幕に輝くヒロイン〔第93弾〕 江利チエミ」

「ジャズ娘誕生」1957年 日活 監督:春原政久

大島の椿油売りの娘が、歌手としての才能をみいだされトントン拍子に出世、ついには丸の内の大劇場に出演するというシンデレラ・ストーリー。クライマックスの華やかなショウ場面が素晴らしい。



こういうタイトルの映画は、ホントは新倉美子主演で撮って頂きたいと思ってたが歌唱の力って凄い。イモっぽいと思ってた江利チエミがカッコ良かった。江利チエミはモッサリしてるから自分的には過小評価。本当申し訳ない。お見逸れしやしたって感じ。大島からのお上りさん設定も功奏。

裕次郎はこの時代ならでは許されるカッコ良さで正直チト笑っちゃう。本当のヒーローは青山恭二。裕次郎はあくまでファンタジーな存在。

江利チエミの歌では、その裕次郎に促される2度の妄想シーンでの「ジャンバラヤ」「ブルームーン」が良い。



ドジなみどり(江利)のズッコケ芸も2回。ウエスタン劇舞台上のバーテンと通算50枚皿割るウエイトレスバイト。

ユニバーサル楽団マネジャー殿山泰二が大事な舞台の直前にいらん事して話は音楽映画お決りのブルースブラザース展開へ(こっちの方が古いけどこう呼ぶ)それもあっさり解決してエンタメクライマックス、「カモナ・マイ・ハウス」の長回し、セット、俯瞰撮影、楽し楽し。



モノクロ版で鑑賞

ラピュタ阿佐ヶ谷 2018年鑑賞分




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