
Fishmans 宇宙 日本 東京
2025年2月18日
東京ガーデンシアター
2022年、2023年、WIND PARADE以来のフィッシュマンズ・ライブ!
第一弾ゲストにUAとマヒトゥ・ザ・ピーポーが発表されて、これは行きたいと思ったけれど少し逡巡した。もう少し慎重に本当に行きたいのか考えよう。
チケットを購入した時の事を良く覚えていないが、一般発売でまだソールドアウトしていなかった。〇月〇日までにまだ取れるようなら購入しようという賭けに出た。
ここで一つの粗忽。オールスタンディング公演だと思ってたのよね。それなら整理番号悪くても、経験的にセンターでなければけっこう半分以上前目くらいは確保できるだろうと。
東京ガーデンシアターという箱も初めてで、詳しく調べたりはしなかった。なんなら昨年行った恵比寿ガーデンや六本木EXで行われるなじゃなかったっけ?ってくらいのんびり構えていた。チケット発券してみた所、全席指定。5階(実質4階)バルコニーとなっていて初めて箱を調べてみた。高見の見物でも見やすそうな事書いてあるから、ま、いっか。
席に付いてみると4階席は流石に高い。谷底のフィッシュマンズを見下ろす格好。それは良いのだが、これで全席同額は無いだろう、と。4階席なんだからいくらか割安感欲しかったな。チケットはやや高額設定(ゲストを考えれば当然、というかむしろ割安?)だっただけに。
さらに現地で知ったのはこの日同日ライブビューイングが全国各地のイオンシネマで行われるという。実際の現地では無いけれど現地チケットの半額以下でカメラ目線での大画面参戦もかなり良いと思われ、ちょっとそっちにすれば良かったかな。なんて思いながら。ま、今日のところはリラックスしてライブ観戦しようと、開演を待っていたのだが・・・
事実、フィッシュマンズ・メンバーによる3曲、Magic Loveくらいまでは座席で少し身体揺らしながら余裕で見ていた。
小暮さんのギターがフューチュアされたインストからいよいよゲスト・ヴォーカル登場、まずはハナレグミ。彼もWIND PARADE以来。
やはりいい声してる。そんでもって来ました。デビュー・シングル「ひこうき」ハナレグミにぴったり合ってる選曲。
お次は君島大空。アコギ弾語り、超絶テクのBaby Blue
君島大空は合奏形態が良いとの事で昨年念願のワンマンを見たのだが、これはもう独奏も見てみたい。
そしてこの日の3曲、どれも良いので自身のライブでもカバー曲として取り上げて欲しいくらいだ。
PIT INNくらいの箱が良いだろうな。焼きそば焼くだとかじゃなくて・・・
UA登場。「ウー子だよ」「キンチャンバンド」などご陽気だが歌になるとめちゃくちゃカッコ良くてヤバイ。肩とか背中とか露出のコス。
Go Go Round This WarldとWALKING WITH THE RHYTHMの2曲、曲もカッコいいやつだからね。
カネコアヤノのパッと見不慣れ感のWALKING WITH THE RHYTHMも良かったけど、何度も共演のあるFishmansとUAだから、すっかり馴染んでるし、もうゲスト・ヴォーカルじゃなくてメンバーになっちゃえと思う。郁子さん居るからそれはダメだが。
ここで前半終了、休まず後半へ
バックの暗幕がすすすと開いて水玉のようなVJが現れイントロ、え?やるの?
Fishmannsファンなら当然来るでしょうと思うのかもしれないけど、私はこの曲の生初めてだったので一瞬「短縮版かな」と思っちゃったりしたが、40分越えの生LONG SEAZON 圧巻!
モノクロのVJも幻想的で、こんな高いところから眺めているのに没入感が凄い。佐藤伸治らしき影と声。気が付くとスクリーンに何やら長~いラッパを持った人物が。これはステージ上の映像をVJに取り込んでたんだね。人物は、今回スペシャル・ゲストの中で唯一存じ上げず、事前調査もしていなかったGOMA。吹いていたラッパはディジュリドゥというものだそうだ。シンセの音と混じってるから実際はどんな音色なのか解りかねる。アルプホルンとはまた違うのだろうか。
LONG SEAZON完走で終わるわけには行かない、もう一人のゲストが居る。真っ赤なマヒトゥー・ザ・ピーポーが1曲DAYDREAM
照明演出でまるでマヒトゥが宝石箱のルビーのように煌めき移動してる、綺麗。これは遠景こその特典かも。
もう1曲Fishmansのみで演って欣ちゃん、大感謝のうちに終了・・・となれば、アンコールはアレしかない。
ゲスト全員再度ステージに上げてナイト・クルージング。お決まりのパターンか。
佐藤伸治が深夜の孤独感あるクルージングの曲も今や大団円で多くの仲間たちが歌ってくれているのだ。
佐藤伸治のフィッシュマンズは後追いなのに、ずっと一緒に時代を歩いてきたような気になれる。気持ちだけだけど。
そしてこのバンド、秩父の時もそうだったけど現在進行形でこれからも進化し続けるバンドなのが素晴らしい。
ゲストを送り出しオーラス、茂木欣一と原田郁子が「新しい人」を歌ってハネる。なんと3時間のライブ
今年2発目のライブにして、今年のベスト、になるかどうかは解らんけれど、自分の中で伝説のライブになった事は間違いない。4階バルコニーでも現地で立ち会えた事に価値ありすぎだった。
この日、休肝日だったんだけど、新橋に出て烏森口で少し飲んだ。休肝日は順延だ。有楽町まで歩いたら、危うく終電逃すところだった。
「宇宙 日本 東京」ライブビューイングって生だけなのかな。勿論スペシャTV加入して(3/26)観ようと思うけど、席遠かったから劇場大画面爆音でもう一度観たいよ。大晦日とかにイオン再上映する価値あると思うぞ。
セットリスト
WETHER REPORT
いかれたベイビー
MAGIC LOVE
IN THE FLIGHT
バックビートに乗っかって w/ハナレグミ
ひこうき w/ハナレグミ
Baby Blue 君島大空弾語り
なんてったの w/君島大空
感謝(驚) w/君島大空
improvisation~Go Go Round This Warld! w/UA
WALKING IN THE RHYTHM w/UA
LONG SEASON w/GOMA
DAYDREAM w/マヒトゥ・ザ・ピーポー
SLOW DAYS
en. ナイト・クルージング w/ハナレグミ、君島大空、UA、GOMA、マヒトゥ・ザ・ピーポー
新しい人
"Uchu Nippon Tokyo"
— 茂木欣一 (@kin_drums) February 20, 2025
2025.2.18 東京ガーデンシアター
泳ぎきったね🐟🐟🐟#ハナレグミ #君島大空 #UA #GOMA #マヒトゥザピーポー#フィッシュマンズ#FISHMANS pic.twitter.com/VxALwGK1fC
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