JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

「情婦」 DVD

2014-11-26 | 映画(DVD)
「情婦」1957年 米 監督:ビリー・ワイルダー

金持ちの未亡人を殺した容疑をかけられたレナードは、老齢ながらロンドンきっての敏腕弁護士ロバーツに弁護を依頼。だが“検察側の証人”として法廷に立ったレナードの妻クリスティーネから、思いもかけない証言が発せられた……。

ビリー・ワイルダーとアガサ・クリスティの最強タッグによるミステリーの大傑作を初観賞。

ビリー・ワイルダーは「アパートの鍵貸します」を見て大好きな映画だったにも関わらず、他の作品を見てない。”SOME LIKE IT HOT”すら観てないのだから情けないったりゃありゃしない。
それと「お熱い夜をあなたに」だけは観ておかんといけませんね。来年の宿題って事で。

さて、内容は知らないまでもラストの大ドンデン返しが素晴らしく、裏を返すには向かない(驚きと感動は一度きり)作品という予備知識あり。
初体験こそ重要ですって奴ですね。
ラストにたたみかけるどんでん返しはやはり圧倒される。
でもディートリッヒの変装は何となく解ったけどね。それでも展開には唸らされましたが。
果たして、これ本当に2番は効かないのかな。
ミステリー面で言うとそうかもしれないけど、ビリー・ワイルダーの手垂れな名人芸の側面に注目すると複数観賞にも充分耐えうるんじゃない?
それでも結末を知ってると初回より減点されるのは宿命ですね。

やっぱり「お熱いのがお好き」と「お熱い夜をあなたに」を見やんといけないって事で。
気が変わらなければ正月に借りて観よう。
あくまで予定。

レンタル期間まだあるのでこれから「情婦」におけるビリー・ワイルダーの名人芸を再確認するつもり・・・
あ、それとチラとっしか出ないディートリッヒのおみ脚ももう一度・・・

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