室内楽の愉しみ

ピアニストで作曲・編曲家の中山育美の音楽活動&ジャンルを超えた音楽フォーラム

ミントンハウスLIVE 阿部寛トリオ in May

2012-05-28 18:20:34 | 日記
5月24日は、西荻窪のミントンハウスへ『阿部寛トリオ』のLIVE を観に行きました。


        

        ギター:阿部寛、ベース:小林真人、ゲストにコルネット:下間哲、の皆さん。

        いずれも名人ばかりです。


        

        新宿のフェスティバルでもお会いしましたが、演奏は久しぶりに聴いた気がします。


        

        脳みそを共有しているみたいな絶妙なコンビネーション。


        熱演!

        

        



        興が乗ると、ひとり4バース。

        

        



        クールに決めて、じつは・・

        


        じゃ~ん!

        
        


        私も定番の"All I Do Is Dream of You" と"Squeeze Me" で参加させて頂きましたゼ~。

        ホット・ジャズはワイルドだぜ~!









クローズアップ現代

2012-05-28 18:04:27 | 日記
5月22日のクローズアップ現代に、ちょこっと映ってしまいました。


        

舘野泉さんの『音楽にすべてをゆだねて』の番組で、《左手の音楽祭》の紹介があり、

18日のコンサートの折に、たまたまインタビューされていたのが、採用されてしまいました。


        

半ば関係者と云えなくもない立場でもあるので、まさか、と思っていましたが、関係者がご覧になって「サクラのようだ」と思われないか、心配です。


        


それにしても、こんな顔してるんですか、ワタシ・・?


「見ました!」というメールや、お電話、葉書など結構いただいて、意外に見られている番組なんだなー、と驚きました。


     恥ずかしいけど、滅多にある事ではないので、載せちゃった・・。

アヒンサー(命を傷つけない、の意)

2012-05-23 14:21:15 | 日記
先週の『三金会』の時に、メンバーの田中さんが持っていらした冊子です。


        


「未来に続くいのちのために原発はいらない」というタイトル。《PKO法「雑則」を広める会》の印刷物です。

広島に落とされた原爆に被爆した医師・肥田舜太郎さんの証言~あなたは、内部被ばくのことを知っていますか~
(100円)


肥田さんは、爆心地から6kmの村にたまたま出掛けていたために、直撃ではなかったけれど爆風に吹き飛ばされたそうです。命が助かったので広島市内に戻り、惨状を目の当たりにして、以来ずっと6千人余りの被爆者の面倒をみてきている方です。

  http://www.facebook.com/kakunokizu


  以下、冊子の目次

  * 放射線はどういうふうに人を殺すか
  
  * アメリカ軍が原爆を投下

  * 生き死にを分けるのが私の仕事
  
  * 恐ろしい目が、人間の目に

  * 4日目の朝、火傷でない死に方が

  * 異変はピカに遭わない人にも

  * 奥さんの胸に紫斑が出て

  * 被ばくのことはアメリカの軍事機密だった

  * 「わずかな内部被ばくは無害だ」とアメリカ

  * 放射能が、福島原発事故で日本中に

  * 子どもは全部福島から強制疎開を

  * 腹をくくって免疫力を落とさない努力を

  * どうすることもできない原爆ぶらぶら病と慢性疲労症候群

  * 被ばくにかかわる差別と人権

  * 心を入れ替えて、いのちが大切な国に変えよう

  * 草の根の力に希望をもって


今まで、各地で講演などされて来た内容をまとめた語り口でできた冊子です。


この他に、肥田さんが日本語に翻訳された本の紹介

  *『死にすぎた赤ん坊』アーネスト・スターングラス著

  *『放射線の衝撃ー低線量放射線の人間への影響』ドネル・W・ボードマン著

  *『死にいたる虚構ー国家による低線量放射線の隠蔽』ジェイ・M・グールド、ベンジャミン・A・ゴルドマン共著

  *『内部の敵』ジェイ・M・グールド、スターングラス共著

  *『ペトカワ効果』ラルフ・グロイブ著


更に、

  *なぜ、放射線は危ないの?

  *長崎原爆稲もみ、一粒の警告

  *紙芝居・ちいさな世界のおはなし


そして、最も衝撃的な4人の赤ちゃんの写真

  「直視してください」広島、バグダット、チェルノブイリ、セミパラチンスクからの資料

  見るたびに、脳みそが掻き回されるような、つらい写真です。


おしまいの方に、本題と思われる『大量の死の灰で汚染された日本列島ー子どもと女性の内部被爆が深刻な問題ー』が綴られています。



セシウム、ヨウ素、ストロンチウムの放出量、健康被害などの数値は、立場が違えば解釈も違ってくるので、絶対的な判断基準は分かりません。

でも、確かなのは、爆発を起こした原発は未だに建て屋が修復されていないので、ずっと放射能の放出は終わっていないし、汚染された冷却水の漏れも止まっていないという事です。

無数の活断層が存在し、地殻変動を起こしやすいプレートが集合している所にある地震国である日本が、安全にコントロールできない原子力を利用する事の危険性に、鈍くなっていて良い訳はありません。


今に、SF小説で想像されていた事態が現実のモノになるまで、待つんですか?










  

左手の音楽祭

2012-05-22 11:57:59 | 日記
5月18日の夜は、勝どきにある第一生命ホールであった《舘野泉フェスティヴァル》ヘ行きました。

        
        勝どき界隈の夕暮れ。

        
        第一生命ホール入り口


今年から来年にかけて企画されているシリーズの第1回のコンサートでした。

       
        

       
     私が編曲のご依頼を頂いてフィンランドの《オウルンサロ音楽祭》に参加させて頂いたのが2001年。

     その翌2002年のお正月に脳溢血で倒れられて、左手で復帰リサイタルをなさったのが2004年。

     それも5月18日でした。その時と同じ曲目が、この日演奏されました。


        

        
      8年前のリサイタルは、彼岸を見て還ってきた人の神々しい演奏に立ち会った印象でした。

      その後コンサート会場でも、その他の身近な所でもずいぶん聴かせて頂いていますが、

      その度に様々な感動がありました。

      今回は、音の美しさといい、構成力といい、細部に至る歌わせ方といい・・

      「うまいなぁー 」と、改めて感じ入りました。

        
      大河ドラマ『平清盛』の音楽を演奏していらっしゃる事もあり、NHKが取材に来ていました。

      今夜、放送があるらしいです。

        










三金会 at 鳥居坂倶楽部 in May

2012-05-21 17:58:16 | 日記
5月18日(金) は、国際経済学者の黒澤清一先生を囲む『三金会』で、鳥居坂倶楽部へ行きました。


        

        ここも、つい東京タワーを写したくなります。


        

        ランチ開始の頃、ザーッと強い雨が降って驚きましたが、気がつくと五月晴れ。


        
   
        窓際の水路の水の反映が煌めく、素敵な庭園に面したレストランです。

        
黒澤先生は、前年度で桐蔭横浜大学を退官されてましたが、益々お元気で活力が漲っていらっしゃいました。


        


        桐蔭横浜大学で今年の春に新入生に配られた『若者たちへ』という冊子を頂きました。

        


        学長、学部長をはじめ、教授や先輩在学生たちの、新入生へのメッセージが書かれています。


        


        この中で、黒澤先生の『新・学問のすすめ』は、誰にでも役立つ読み物です。


        


        本を多く読むこと、人との出会い、繰り返し記憶する努力を身につける具体的な学習法。


        


        何度お話を伺っても、「前向きな学習とはこういうものだ」と感心させられます。


        

      
        そして、我々聴衆が昼食後の心地よい眠気に襲われていても、怒らず怯まず忍耐強く・・、

        素晴らしい教育者だと思います。