室内楽の愉しみ

ピアニストで作曲・編曲家の中山育美の音楽活動&ジャンルを超えた音楽フォーラム

第251回東京道産酒の会

2015-06-25 17:14:48 | 日記
6月18日は《道産酒の会》がありました。

 


《道産酒の会》は、北海道に縁があり、北海道を愛する名士の皆さんが、北海道産のお酒を北海道産の肴と共に舌鼓を打つ、気取らぬ文化的な集いです。回を重ねて第251回となりました。


 


司会進行は世話人の堀田さんです。

 

1月に脳梗塞をされましたが、"Never give up!" の精神で、徹底リハビリを乗り越え、完全復調です。








今回は、ご欠席が多くかったのですが、乾杯は、元気いっぱいに慶田さんの「ヤー!」で。

 


新入会員のご紹介。

 

Live And Let Live -共生- 代表の原川さん。
「四世代が共に住む家庭で育ち、曾祖父が剣道を教えていて、お年寄りから若い世代まで共生できるコミュニティを、家庭で作れないなら会社で作ろうと思って、こういう会社を作りました。」

皆さんからWelcome の拍手が送られました。


功労賞(八の倍数回出席に当たる方)の慶田さん。

 


久しぶりに出席なさった内田さん。

 

新入会の原川さんの紹介者で、LALL(Live And Let Live -共生- )についてご紹介。

「心と体の健康」を理念として、ワンルーム・マンションの建設と賃貸斡旋などの不動産事業と、医療福祉事業、そこで出来たご縁の出来た方とのコミュニティなど、非営利活動法人『共生の会』を支援していらっしゃる、というお話でした。

 



北海道産の食材による美味しいお食事。


 

 小鉢:蓴菜、海老葛打ち、心太、吸酢、青菜、山葵浸し、糸鰹


 

 お造り:鰹刺身


 

 焼き物:手羽先ピリカラ焼き、ピーマン焼き浸し


 

 酢の物:帆立貝、南蛮掛け


 

 揚げ物:アスパラ天麩羅、蛸磯揚げ、天だし、卸し


 

 食事:焼きうどん、茄子オイスター炒め、葱、きのこ、豚肉、海苔、紅生姜


 

 お茶:香味健康桑茶


皆さんの楽しいスピーチ。

 早川さん

 

 「一昨日はクラブツーリスムで道の駅めぐり。昨日はゴルフ。今日は眠くてしょうがない。役に立つ話でなくて申し訳ない」という楽しいお話。


 上田さん

 

 「前回、教育問題が話題になったそうで、教育の話をしようと思います。18歳から選挙権を持つことになったけれど、今、学校では選挙をしなくなっているそうで、選挙を教えなければいけないそうです。千葉にもオリンピックが来ることになって、千葉県内の有望選手を取材する番組を企画しています。」


 慶田さん

 

 「花菖蒲を色々観ましたが、皇居東御苑が一番良かった。色々な名前が付いています。明治座で『台所太平記』を公演しています。谷崎潤一郎作。谷崎家の女中さんについて書いた話で、鹿児島の出身の女中さんばかりで、ヒロインの女中さん役の沢口靖子に、私の後輩の鹿児島出身の女優さんが言葉を教えています。」


 森さん

 

 堀田さんの「認知症にならないために一番良いのは音楽。二番目に良いのが絵を描いて人に見せる事だそうです」というお話を受けて、

「毎年、絵を描きにヨーロッパに行っていますが、今年ももうじき出掛けます。歌の方はコーラスと、独唱をやっております。今日は、同級生だった市川雷蔵くんに習った声色をやります。」と、良く響くお声で
「こいつぁ春から演技が良いわい!」とご披露されました。

 

 
 
六月生まれの方のご出席がなくで、今月は『お誕生月のお祝い』はありませんでした。


最後は、お楽しみの《利き酒ゲーム》です。
吟醸酒か、純米酒か、本醸造酒かを当てて、優勝者のテーブルの方にもお土産がプレゼントされるのですが、今回は1テーブル3~4で、各テーブルから2名ずつ参加するので、私も参加することになりました。
その為、参加者全員の写真が撮れませんでした。(この後の撮影は上田さんがして下さいました)

気がつくと、私のテーブルからご一緒に参加の倉治さんと私の二人だけが残っていました。

 


 対決姿勢・・。

 


 決勝戦のすえ・・。

 


スミマセン!優勝してしまいました。

関白殿下の装束をつけて頂いている間に、作って来た《知床旅情》の伴奏CDに合わせて、皆さんで歌って頂きました。


 


 お酒よわいのに・・。でも「弱いから分かるんでしょ」というお声も・・。


 


 



 


かなり赤くて、お恥ずかしい!


 


 只只ラッキーで関白殿下(4回目)に成らせて頂きました。

 皆々様のご健康ご多幸と、《道産酒の会》の益々の発展を心からご祈念して、一本締めの音頭を取らせて頂きました。











Tango Duo 関内サロン・ランチタイム・コンサート

2015-06-14 03:40:36 | 日記
6月10日関内サロンの《水曜ランチタイム・コンサート》でTango Duoをさせて頂きました。




予想を超える大勢のお客様にいらして頂き、本当にありがとうございました。









バンドネオンの池田達則氏。



私は、元《オルケスタ・ティピカ東京》の岡本昭氏の《タンギッシモ》で長年お世話になって来ましたが、
池田くんは、その岡本昭氏の愛弟子。高校生でバンドネオンを始めた池田くんは、今では師ゆずりの豊かな音量と、本場仕込みの技術と感性が実を結んで来て、殊に古典タンゴのオーソリティとなりました。また純粋で飄々とした愛されるキャラクターの持ち主で人気です。





































ご来場頂いた皆さまと一体感のある、愉しいひと時を過ごさせて頂きました。

でも、まだまだ上を目指す余地があるなあ・・。

音楽は、どのジャンルでもそうですが、どんな線でやって行くか・・知れば知るほど細分化されて行きますが、

あれもこれも、なるべくどれも・・と手を広げ、足を広げ、髪を広げ、欲張ってしまいます。

できるだけ、足の指も広げて、浮くことなく根を生やしながら、太く大きくなれるように、心がけたいと思う

今日この頃です。















第250回東京道産酒の会

2015-06-04 01:52:34 | 日記
北海道にゆかりがあり、北海道を愛する名士の皆さんが、北海道産のお酒と北海道産の食材の肴に舌鼓を打つ集い、《東京道産酒の会》も、ついに第250回を迎えました。大変、おめでとうございます。


 

進行役は、《札幌道産酒の会》《東京道産酒の会》の創立時からの世話人、堀田さん。
先ずは、北海道のお酒が昨年の4割増しの売り上げ、ネパールの地震、インドの最高気温47℃、大相撲は照ノ富士の優勝など、タイムリーな話題の紹介から、もはや病み上がりの面影もなく、快調にスタートです。


代表世話人のお一人、鈴木さんの乾杯の音頭。

 

「朝は北海道を思わせる爽やかさですが、昼間は真夏の暑さ。人数がやや少ないですが、負けずに元気に楽しくやりましょう。ヤー!」


 

「ヤーッ!」


東京道産酒の歌を斉唱の後、功労賞(八の倍数回参加された)の授与。
中島さん、原さん、寺本さん、大島さん、岩城さん。

 


代表して岩城さんのスピーチ。

 


「この台に上るのは初めてです。子供の時は父の転勤で日本の各地を廻り、仕事に就いてからも日本中あちこちに行かれて、幸せでした。これからも、この会に楽しく参加させて頂きます。」



もうお一人の代表世話人、坂本さん。

 

「まず、堀田さんが快復なさってお喜び申し上げます。北海道のお米、ラーメンなど北海道産を頂いております。」とご挨拶をなさってから、現在のお仕事のお話。
「横浜の教育委員会の委員を頼まれてやっております。今の学校は、教壇も起立・礼もなし。先生がカジュアル服で言葉も友達言葉。あれでは先生に子供が憧れないのでは・・。先生は多忙。授業以外にも指導が多い。いじめに不登校。学内不登校。給食のアレルギーのケア。夜中に子供が歩いていると学校に連絡があるので対処しなければいけない。モンスター・ペアレンツの対応もある・・など、次から次へと驚く事があります。私の任期の間に、校長先生のリーダーシップが弱いのを、校長先生に権限委譲したい。先生の多忙を減らしたい。教育委員会が無駄な調査や書類を三割減できるように・・の3つを、嫌がられながら頑張ってやっております。」と、いつもながら明晰で聴く人を引きつける、素晴らしいスピーチでした。



世話人で司会進行役の堀田さんが今年一月にまさかの脳梗塞になられましたが、不屈の精神力と、身体に良いと思われる物は何でも試す探求心と実行力で、完全復活されました。その主な補助食品は、桑茶、水素サプリメント、そしてパイロゲンだったそうです。そこで、健康維持、健康を害された時のお助けの参考になれば・・と、パイロゲンに詳しい方々が招かれ、紹介されました。

 

主成分は鈴鹿のお水で、それにフルーツやお酢などを混ぜられている健康食品だそうです。


お料理

 

 小鉢:桜エビのお浸し、蛸・若布・叩き胡瓜、チーズ煎餅


 

 お造り:するめ烏賊、めかぶ・納豆、山葵・生姜・芽物


 

 煮物:蟹しんじょう、茄子、青味、生姜


 

 焼物:帆立串焼き、蕗あっさり煮


 

 揚物:相なめ唐揚げ、揚げじゃが芋、軸菜、葱、海老餡かけ


 

 お食事:蜆ご飯、あら汁味噌汁、香の物




4月・5月のお誕生月の
のお祝い。

 

 坂本さん、笠井さん、鈴木さん、おめでとうございます!


 

お見事!杯を飲み干されました。


最後は、お楽しみの”利き酒” 大会です。
吟醸酒か、純米酒か、本醸造酒かをききわけるゲームです。

 


 


段々勝ち残って・・最後は直接対決。

 



優勝者は、寺本さんでした。

 

 おめでとうございました!


関白殿下の装束にお着替えの間に、皆さんで「茶摘み」と第250回を記念して「知床旅情」を歌いました。

 

 ”利き酒” 決勝で敗れた長田さんがリードして下さいました。



見事、記念の第250代関白殿下となられた寺本さん。



「第200回のグランドチャンピオン大会の時に優勝させて頂いたのですが、また250回にまた優勝できました。堀田さんも、見事に復帰なさって《稀に見る幸運な》方です。これからも道産酒の会の発展を願って、三回やって一本の締めで行きましょう」


一本締めの後、記念に集合写真を撮りました。


 


 道産酒の会の皆さまが、いつまでもお元気で、活発に、益々発展されますよう、心から願います。