自分をはめた黒幕が皇帝の馬子澹(ばしたん)だと知った蕭キ(しょうき)は、王宮へ向かおうとします。そこに王ケン(おうけん)が、現れ、話しをしようとすると、蕭キ(しょうき)は「知っていたんだな」と、言って出ていきます。
蕭キが王宮へやってきたと知った皇太后は「蕭キがやってくれる」と、喜びます。え?皇太后、自分にとって都合が悪い事は忘れちゃうの?
蕭キがやってきたと知った馬子澹は、逃げも隠れもせず現れます。
臣下たち達は、蕭キが持ってきた馬子澹が黒幕だと言う証拠を突きつけられても、信じようとはしませんでしたが、馬子澹自らが認めたので、本当だったのかと、驚きます。
王ケンがやってきて、蕭キを止めます。蕭キが馬子澹に刀を振り下ろしましたが、切り付けたのは、玉座の肘掛け。
寧朔へと向かう蕭キと、それを城門の上から見ている王ケンは、目を合わせて頷きます。そう、前回、2人で、何かうごめいている黒幕をあぶり出す為に、一芝居打とうと話していましたよね。あの回想が出てきました。
謀反の準備を進めている王藺(おうりん)は、青雲道士から、侍女を通じ、皇太后に生きていた事を知らせます。これもまた、過去を忘れて、皇太后は「兄様がやってくれる」みたいな感じだったわ。王藺も皇太后は、殺そうとしましたよね?