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★定年後の余暇を、テニス・山行・囲碁・浅草周辺の行事・美博鑑賞・日常の出来事などを紹介します。

馬籠宿散策 (全日本ベテラン後)(2) 2023.10

2023-10-12 12:02:14 | JOPテニス遠征と散策

2023.10.6(金)

テニス大会を終え、一度は訪ねてみたかった木曽路「馬籠宿」「妻籠宿」散策に帰路を選んだ。

島崎藤村、長編歴史文学の傑作「夜明け前」に感銘を受け、幕末の動乱・中山道の本陣・庄屋での苦労、主人公(青山半蔵)の生涯の地を訪ねる。


 木曾路はすべて山の中である。あるところは岨づたいに行く崖の道であり、あるところは数十間の深さに臨む木曾川の岸であり、あるところは山の尾をめぐる谷の入り口である・・・小説

 

落合宿  ここから木曽路の山間に入り、馬籠宿へ行く

中山道と落合宿本陣   背は、恵那山(2129m) 

◇・・馬籠宿・・◇

木曽路の入口、馬籠宿 全長600m 天保14年(1843)本陣1軒、脇本陣1軒、旅籠18軒で宿内人口717人    本陣跡(藤村記念館)

馬籠宿南端入口、桝形付近(海抜580m) 600mの石畳の坂道が上に続く

坂道の途中に、藤村記念館。馬籠宿本陣跡(明治28年大火で焼失)       焼け残った本陣隠居所

記念館内庭  昭和25年藤村堂を再建                  旧本陣時代からの井戸

本陣近くの島崎家菩提寺。永昌寺(小説では万福寺) 1558年創建       恵那山を望む、島崎家代々の墓がある

新しい島崎家の墓地  右端が島崎藤村(春樹)                                     鎌倉時代 三浦一族が北条に滅ぼされ移り住んだ先祖代々の墓碑

中山道の高札場付近(650m)の馬籠宿  村から川を挟んだ正面に恵那山

馬籠宿の北端の高札場  正徳元年(1711)5月、奉行竹腰山城守・・、人売買かたく停止す・・、博奕の類一切禁制・・、毒薬、キリシタンの禁止・・

春樹・・島崎藤村


☆本陣(島崎家)、隣家の大脇氏が40年間書き残した克明な日記を基に、島崎家の人間群像を描き出した「夜明け前」藤村晩年の大作に触れてきた。

☆東山道、宿場の本陣が、山の中腹で坂道にあるのは馬籠宿だけではないか思う

次号・・妻籠宿散策


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2 コメント

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Unknown (マーガレット)
2023-10-13 08:27:32
木曽路はすべて山の中……で始まる冒頭の言葉、いいですね〜
観光客の姿が見られず、静かに散策できたようですね。
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馬籠宿 (青い空)
2023-10-13 18:54:22
観光バスが数台あり、アジア系の20人ほどは食べ物を目指し店に寄り、欧米系の人15人ほどは隣の妻籠宿を目指し峠を登って行きました。文化の違いを感じました。
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