被災地・福島県相馬市から、農人ナベさんのおたよりです。 一部転載します。
福島県相馬市の除染計画がまとまっています。
平成23年~24年度で、汚染土の仮置き場を設置して、幼稚園や学校・通学路・公園を最優先に、除染をすすめます。
そして、順次、公共施設・住宅・周辺道路の除染をおこなっていきます。
商業施設や農地・生活圏の森林は、平成24年度から計画的に除染することが決まりました。
除染によって生じる汚染土の処理については、国による中間貯蔵施設や市の仮置き場ができるまで、市内数ヶ所の一時保管場所で保管します。
こまかな計画はまだ発表がなく、不安な日々がつづきます。
放射能とは、これからも長いつきあいになりそうです。
農人ナベさん、おたよりありがとうございました。
原発事故による放射能の影響はずっとつづいていて、11ヶ月などといういい方は、実際に放射能の被害にあっている方々には、なんの意味もないのかもしれません。
事故の当初は、ガレキの焼却灰の保管をうけいれるとしていた自治体のおおくが、今はその手をおろしてしまいました。
第一原発のメルトダウン、水素爆発とおなじような大きな事故は、他のどこの原発でもおこるかもしれない。
首都圏だって、明日はわが身かもしれない。 けっして他人事ではないのです。